時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

Youtubeで出会ったカ… New! ブラジョンさん

交番相談員 百目鬼… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

October 15, 2009
XML

「イン・ザ・プール」 「空中ブランコ」 などの伊良部先生シリーズで有名な奥田英朗の短編集 「マドンナ」 (講談社)。先般、公害防止管理者試験を受験した際に、半分あきらめ気分で、試験の間の待ち時間の暇つぶしとして買った1冊。

○「マドンナ」(奥田英朗:講談社)


 表紙に描かれているイラストと表題から、若い美女が主人公の小説だと思ってしまうかもしれない。しかし、そこは奥田英朗の作品である。収録されているのは、「マドンナ」、「ダンス」、「総務は女房」、「ボス」、「パティオ」の5編だが、いずれも主人公は課長職の40代中年男性サラリーマンなのだ。

 課長と言えば中間管理職である。一般には、上からも下からも責められるなかなか辛い立場だ。ノルマに追われ、厳しいビジネス環境の中、部下を指揮して業績を上げる。課長さんの仕事はなかなか大変なのだ。しかし、そんな課長さんたちにも様々な日常がある。ある課長は、部下に、好みのタイプの女性が来れば、密かに恋をし、またある課長は、上司となった有能な女性部長のこれまでとはがらりと変わる仕事のやり方に反発する。大人げない部長からパワハラまがいのことを押しつけられ、最後は大げんかをしてしまう課長もいる。この本は、そんなしみじみとしたペーソスを感じさせる課長たちの日常を、ユーモラスな文体で描いた短編集である。

 伊良部先生シリーズのような戦艦級の破壊力はないが、駆逐艦級の面白さはあるなかなか笑える一冊である。

○面白かったらポチっと1票! 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

風と雲の郷 別館「文理両道」は こちら

風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」は こちら






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 22, 2009 09:46:17 PM
コメント(2) | コメントを書く
[日々の読書(その他小説)] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:マドンナ(10/15)  
こんばんは~!!

人数は少ないのに、課長がたくさんいる職場に居たことがあります。
ヒラ社員のほうが、少ないんですよ。

朝礼で、ヘンな掛け声をしたのも、覚えています。

こうやって書いていると、妙な職場だったな~と思いました。 (October 15, 2009 09:38:15 PM)

Re[1]:マドンナ(10/15)  
風竜胆  さん
★処遇の関係でそんな職場もあるようですね。もしかして、どこかの特殊法人ですか?

とらら333さん
>こんばんは~!!

>人数は少ないのに、課長がたくさんいる職場に居たことがあります。
>ヒラ社員のほうが、少ないんですよ。

>朝礼で、ヘンな掛け声をしたのも、覚えています。

>こうやって書いていると、妙な職場だったな~と思いました。
-----
(October 15, 2009 09:52:03 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: