先日、世界遺産で有名な白川郷に行ってきました。
今回は、その感想について書いていきます。
やっぱり写真で見るのと実際に目で見るのとでは印象が全然違いました。
合掌造りの集落が持つ独特の雰囲気に、しばらく立ち止まって眺めてしまうほど。
僕は金沢に滞在していたので、金沢駅でレンタカーを借りて白川郷へ向かいました。
高速道路を走るだけのシンプルなルートですが、トンネルがとても多く、ひとりで運転していると少し眠くなってしまうほど。
ドライブアシスト機能がついていたレンタカーに助けられました。
一方で、現地では観光ツアーで来ている方もかなり多かった印象です。
運転に自信がない方や、効率よく観光したい方にはツアー参加もおすすめです。
▶︎ 楽天トラベルでレンタカー予約できる!?
▶︎ クルーズコントロールの便利さを痛感した日
白川郷といえば、独特の三角屋根の「合掌造り」。
この形には、ちゃんと理由があります。
雪国ならではの知恵
です。
豪雪地帯である白川郷では、屋根の角度を急にすることで雪が自然に滑り落ちるように工夫されています。さらに分厚い茅葺きは断熱効果が高く、冬は暖かく夏は涼しい。実はとても合理的な建築なんです。
もう一つの理由は、 暮らし方との関係 。
合掌造りの屋根裏はとても広く、養蚕(蚕を育てて絹糸を作る)の作業場として活用されていました。生活と生業を両立させるための形でもあったんですね。
ところが、明治から昭和にかけて生活様式が変化し、養蚕産業も衰退。さらに台風や雪害で傷む家を維持するのが難しくなり、 近代化の波の中で合掌造りは急速に姿を消していきました 。最盛期には300棟以上あった母屋も、一時はその半分以下まで減ったと言われています。
現在残っている合掌造りは、地域の方々や保存活動によって守られてきた貴重なもの。世界遺産に登録された背景には、そうした「失われかけた暮らしを残そう」という努力があるんです。
到着してまず驚いたのは、外国人観光客の多さ。
体感では「日本人<外国人」という印象です。
海外の方にとっても「THE・日本の風景」が味わえる場所なんだろうなと納得。
合掌造りの家屋が並ぶ景観は、やっぱり写真で見るより迫力があります。
白川郷への行き方は大きく2パターン。
レンタカーで自由に移動 (金沢からだと行きやすい)
観光ツアーでラクにアクセス (駐車やルートを気にしなくていい)
ギリシャ旅行②:イスタンブールからサント… 2025.11.07
金沢駅から楽々アクセスのホテル 2025.11.01
ギリシャ旅行①:羽田からイスタンブールへ 2025.10.25