
スイング動画を見ていると、フォロースルーで左足の親指あたりのつま先がフワッと浮くことってありますよね。「これ、大丈夫なの?」と不安になる気持ち、すごくわかります。
でも結論から言えば――
左足の親指あたりのつま先がめくれて浮くのは“至って普通”
だと思います。
そう聞くと、「え、本当に?」という疑問も出ると思うので、その理由を分かりやすくお話ししていきます。
ダウンスイングで体が左へ乗りつつ回転していくと、
左足の外側(小指側)からかかとにかけて荷重が移りやすくなります。
このとき、
親指側が軽く浮くのはごく自然な動き
だと思います。
むしろ、左足の親指までガッチリ地面に固定し続ける方が不自然で、
スイングの流れに逆らってしまうのではないでしょうか。
PGAツアーのトップ選手たちのスローモーションを見ると、
ほぼ全員が左足の親指側を地面から浮かせています。
正直なところ、初めて見たときは僕自身も驚きました。
「プロって足をガチッと固定して回ってるんじゃないの?」
と思われがちですが、僕が調べた限りでは、ほぼ全員がつま先を浮かせています。
それは、
強い回転
正しい体重移動
股関節の自然な外旋
こうした“良いスイング”の動きが起きている結果だと考えています。
つまり、 浮くのが普通
で、
浮かないように押さえ込む方が“不自然なスイング”になりやすいと思います。
*トッププロの具体例*
▶︎ ローリー・マキロイ
▶︎ コリン・モリカワ
▶︎ 松山英樹
その他多数
ここは個人的に強調したいところです。
つま先を浮かせないよう意識しすぎると、
左膝へ無理な負担
股関節の詰まり
回転不足からの伸び上がり
こうした問題が起きやすくなる印象があります。
実際に、フォロースルーで左足の親指に強く体重が乗り続けてしまい、
膝を痛めた方を見たこともあります。
これは個人的な見解になりますが、
再現性が高く、バランスよく振れているのであれば、
左足の親指が浮くのはまったく問題ない
と考えています。
普通にスイングできているなら、気にする必要はないと思います。
左足の親指側のつま先が軽く浮くのは、
綺麗なスイングの中で“自然に起こる”現象だと思います。
気にしてガチガチに固定しようとすると、
むしろスイング全体がぎこちなくなることもあるのではないでしょうか。
自然に浮く程度であれば、全く問題ない動きだと考えています。
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