この地球の、同じ時間を *百世のカフェ・ルーチェ*
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病児保育で有名なNPO法人フローレンスの駒崎さんがフェイスブックではだしのゲン問題で松江市に陳情書を出されたのを知って、私も送りました。こういう方法があるって、私も駒崎さんのFBを読むまで知りませんでした。方法があるなら、やらなくちゃ!もちろん個人名でもOK。まだの方は、こちらからダウンロードできますよ。松江市ホームページ : 請願・陳情 http://bit.ly/19sajRuあなたの力を、平和のために♪(^_^)/--------------------------------------------------------陳 情 書平成 25 年 8 月 22 日松江市議会議長 三島 良信 様 住 所 (団体名)一般社団法人 メンタルサポート・ジャパン (代表者)氏名 百世 安里 印 (連絡先 )件 名 「はだしのゲン」閉架措置の撤回のお願い1.要旨 「はだしのゲン」の平和教育としての必要性を訴え、閉架措置の解除、早急に通常開架を求めます。 2.陳情理由 【平和教育の必要性】 私は広島出身の被爆二世です。小学生のころから原爆と平和の教育を受けてきました。原爆を再現した映画も観ました。当時の広島平和記念資料館には、今よりももっとリアルな写真や遺品が置いてありました。黒コゲになった人、人間が熱で焼け消え影だけが残った石。それらには、はだしのゲンよりも、もっともっと残酷な描写がありました。 けれども、実際の戦争や原爆は、絵に描かれている何倍、いや何十倍も残酷ではありませんか。どれだけおぞましい地獄が繰り広げられたことでしょう。そういった現実からただ目隠しをして、何が得られるでしょうか? 逆に失うものの方が多いはずです。戦争が、原爆が、どれだけ悲惨で間違ったものかを、知る機会を失ってしまうのです。 戦時中、国は戦争を美化し、勇敢さが鼓舞されました。リアルさは極力排除されていました。そうして都合の悪い現実を隠して、たくさんの命を奪ったのです。 今回の閉架措置によって、子どもたちの知る権利が奪われてしまうこと、そして戦争がなぜ間違っているか、どれだけ悲惨なものであるかを知らない子どもたちが、松江市に育ってしまうということです。 未来の松江市を担う子どもたちが、戦争をどこかゲームのように感じる危機意識の低い大人に成長して、良いでしょうか。 私が幼いころは、まだまだたくさんの被爆者がいました。戦争や原爆について知る機会がありました。だからこそ、戦争は絶対にいけないという平和を誓えたのです。 いま、戦争を生き抜いた世代が減るとともに、次々とリアルさを感じさせる表現が削られています。 命より、平和より、大切なものが他にあるでしょうか。なにより大切な命と平和を知る権利を、子どもたちから奪わないでください。 以上の理由によって、私は松江市議会に対し、「はだしのゲン」の閉架措置の撤回、早期開架を陳情します。一般社団法人メンタルサポート・ジャパン代表 百世安里--------------------------------------------------------ちなみに、駒崎さんの陳情書はこちら。文例を参考にどうぞ。--------------------------------------------------------陳 情 書平成 25年 8月 18日松江市議会議長 三島 良信 様 件 名 「はだしのゲン」閉架措置の撤回のお願い 1.要旨 ・松江市教育委員が昨年12月に行った「はだしのゲン」閉架措置は民主的手続きを踏んでいないこと、また子どもの知る権利を阻害していることから、措置解除を求めます。 2.陳情理由 【不十分な民主的手続き】 本件は高知市在住の中島康治氏が平成24年8月に提出した陳情が発端となっています。その後教育民生委員会で審査後、同年11月26日の委員会において全会一致で不採択とすべきと決しました。同年12月5日に行われた松江市議会本会議において教育民生委員長は「小中学校の図書室に置いてあってもおかしい話ではない」と報告。同日、全会一致で陳情は不採択となっております。 一方、松江市教育委員会は改めて判断した結果、閉架措置を実施し、現在、市内小中学校に保有している「はだしのゲン」はすべて閉架措置をとられているところです。 このように松江市教育委員会は、市民の代表たる市議会において明確に陳情が不採択にされているにも関わらず、それを覆す決定を行っています。その場合、松江市教育委員会は、明確かつ強固な正当性を要し、その説明責任が議会には必要です。また異例の閉架措置を実施したことに対する説明責任と納得が、松江市民、特に子ども達と保護者達対して必要なのは言うまでもありません。 しかし松江市教育委員会は、明確な正当性を議会や市民にも充分に説明を行わないまま、市議会の決定を覆すような大きな意思決定を行っています。以上の点からもこの意思決定は議会の決定を無視し、また教育委員会の説明責任も果たされていない今回の閉架決定は、正当性が担保されていない、非常に問題のある決定だと考えます。【子どもの知る権利の侵害】 我が国の憲法21条1項において、国民の「知る権利」が保証されていると解釈されています。先の大戦において、どのようなことが行われたのか、自国民のみならず、他国民の被害や残虐行為も含め、全ての国民は知る権利を持ちます。ゆえに子ども達も、知る権利を持つのです。 更に、今回の措置は日本図書館協会が1954年に採択し、これまで謳い続けてきた「図書館の自由に関する宣言」にも背きます。以下、該当部分を引用します。2. すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障することは、すなわち知る自由を保障することである。図書館は、まさにこのことに責任を負う機関である。3. 図書館は、権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任にもとづき、図書館間の相互協力をふくむ図書館の総力をあげて、収集した資料と整備された施設を国民の利用に供するものである。4. わが国においては、図書館が国民の知る自由を保障するのではなく、国民に対する「思想善導」の機関として、国民の知る自由を妨げる役割さえ果たした歴史的事実があることを忘れてはならない。図書館は、この反省の上に、国民の知る自由を守り、ひろげていく責任を果たすことが必要である。(太字は筆者による) 今回の閉架措置は、日本国憲法によって保障された知る権利を侵害し、また図書館の自由に関する宣言をも踏みにじるものにあたると考えられます。 以上の理由によって、私は松江市議会に対し、「はだしのゲン」の閉架措置の撤回を陳情します。 認定NPO法人フローレンス 代表理事 内閣府子ども子育て会議 委員 駒崎弘樹 -------------------------------------------------------------------#はだしのゲン #原爆 #広島 #平和 #フローレンス #駒崎弘樹 #百世
2013/08/22