『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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February 6, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
約束どおり、おとといの「カウンセリング実習」のふりかえりをば。


要は、頭が「マニュアル依存型」になってしまい、コチンコチンに固まってしまって、対話全体を通じて、そこから出られなくなってしまっていたのでありました。

それまで目を通しつづけてきたテキストであったり、レクチャーで教わったキーワード。
これらを、きちんと頭の引き出しに入れておいて、適宜アウトプットできるようならまだ救いがあったのだけれど、その「引き出し」の中がシッシャカメッチャカになっているのが現在の私の脳みその中身の状態。

要するに、「アドリブとか『遊び』ができない」ガチガチ状態。

※ 同じ学校の方以外の方のために補足しますと、「カウンセリング」で、相談を受けた場合の話を聞く「聞き方」、話題の展開、対応の方法などをレクチャーで教わって、それを「実際に各自受講生同士でやってみよう」という実習を現在やっているのです。

もともとアドリブは得意じゃないのに加え、さらに教わったノウハウを「記憶にインプットしきれてない」状態。
……ということを、逆に意識しすぎてしまったのですね。



というわけで、自分の「本番のプレッシャーへの弱さ」を露呈してしまった。

あまりこんなことばっかり書いてると「露悪癖」みたいなのでこれぐらいにしておきます。

ヘコみつつ、MSNのニュースを読んでいたら、中島らもが麻薬所持でタイホされてしまったとか。

で、今教わっている精神的な話に結びつけてみると、彼は「そううつ病」を病んでおり、アルコール依存症でもある。
ドラッグ関係に対しても、合法ドラッグなるものには肯定的な文章をしたためたり、暗に「マリファナだって大丈夫な国もある、タバコよりよほど害はない」といったことも書いていた。

こういう人が著名人になって人目につく存在になってくると、どうしてもストレスやプレッシャーが募って、こういうものに依存してしまいがちになるのだろうか。

太宰治の『人間失格』は、著者の自叙伝的小説だけれど、その本人を投影した「主人公」の大庭葉蔵もまた、晩年は過度のアルコール中毒と薬物中毒に冒された。

「自分はことしで27歳になります。白髪も増えて、人からは70過ぎのおじいさんのようにいわれます。」
といったような言葉で締めくくられているこの小説。
小此木啓吾著『甘えの構造』(だったかな)では、太宰のこの作品に対し「作中で自己を正当化している」といったことを論じていたなー。

今の学校に入ってから「師匠」に進められて読んでいる小此木氏の著書には、中毒ではないけれど、いろんな「困った人」が出てきて、「自分にあてはまる部分」も決して少なくない。


また、これに似たタイプの人がいても「コイツはあのタイプだ」などと、色眼鏡で見るのはやめようと思う。
これらの各種の「困ったタイプ」は、自分も含め、社会全体にごく自然に存在しうる人たちばかりだと思うからだ。

これから、今の失敗をバネに、ついに晴れてカウンセラーになったあかつきには、
「自分はこういう困ったところがありまして…」と相談されても、「ああ、私もそういうところはありますよ」と、口には出さなくとも、「大丈夫」と受け止められるようになりたい。
…のだけれど、今のところ、その域には到底達していないな(トホホ)。





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最終更新日  February 6, 2003 07:10:39 PM


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コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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