『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chang-wei

フォローする

フリーページ

うなぎのうた

< 新しい記事

新着記事一覧(全1042件)

過去の記事 >

August 10, 2006

昨日は朝から図書館へこもって勉強しようとしたが、どうも実が入らない。

本当は、このおっさんと同じ机に向かうのは避けていたのだが、なぜかおっさんが自分の確保した席の向かい側に座ったのだ。

この人のことはずっと前にも書いたが、一見インテリ風で机に原稿用紙を置いていたりするのだが、ときどきだみ声で周りの人にワケのわからない言葉（Ｓ学会の悪口など）を大声で吐いては脅すのである。
いや、本人は脅すつもりはないのかもしれないが、聞かされるこっちは面食らう。

おっさんのダミ声攻撃はしつこいし、司書さんは彼を注意しないし、結構この状況は辛い。
ほかにも似たような「困った人」が数名、この図書館の常連の中にいる。
まあ、気にせず相手にしなければ気にならないのかもしれないが、たまに彼らに出くわすと気になるものだ。

目を伏せてつとめておっさんの目を見ないようにしながら勉強を続けていたが、そのうちにどうしてもわからない箇所が出てきた。

新宿行きの埼京線は、珍しく余裕で座れるほどに空いていた。
オレの向かい側の母子づれの男の子が、いつまでもけたたましい声で笑っている。
そのうち、母親が笑ってる子どもの頬をビンタしたので、ようやく子どもは黙った。
「ほかの人たちに迷惑だろう！？」と母親は子どもを睨み、子どもは首をすくめた。
お母さん、エライぞ。

そのうち、アロハシャツにハーフパンツでサンダル履きの、もじゃもじゃ頭のワカゾーが乗り込んできて、オレの隣に座ると、やおら携帯電話（！）をかけはじめた。
「もしもしー、オレー、なんだよまだ寝てたのかよ。んー、マイナス１ってとこだな」
わけのわからない話をしている。吐く息が臭い。ラリってるのか。
一瞬首を締めてやりたくなったが、やめといた。

目当ての本を購入しての帰り道、乗り換え駅の近くにある大学芋屋さんが閉まっていて、貼紙が施されてあった。
「台風が来たので今日は臨時休業します」だって（ダーッハッハ）。

とはいえ、利益を追求するあまり深夜まで営業したり、盆正月返上で店を開いたりする最近の大手小売業界のカツカツの流れに棹さすような、個人営業ののんびりスタンスには共感できる。

てなわけで、勉強ははかどらなかったが、いろんな人たちを見られて昨日は楽しい１日だった（＾＾）。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう