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うなぎのうた

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August 20, 2006

高校野球の決勝は、引き分け再試合になったらしいね。

というか、打撃戦ばかりの今年の大会でも最高の投手戦だったんじゃなかろうか。
まあ、後年語り継がれる試合といえるだろう。

早実は、今年の春の大会でも２回戦の対・関西戦で延長引き分け再試合を経験している。
再試合での最終回に奇跡の大逆転劇を演じたあと、甲子園では季節はずれの雪が舞った。
明日はその再来となるのだろうか。それともわずかに余力があると思われる駒大苫小牧が力ずくで３連覇（これまた奇跡だ）を達成してしまうのか。

試合の詳細はまだよく知らないのだが、バイト先の食堂でほんの少しだけ見た。
０－０のまま３回ウラあたり、早実が攻勢をかけて先制のチャンスを迎えたところで、先発投手・菊池が降板してエース・田中が出てきた。

早実の斎藤投手は、タイプこそ違うけど、演じるドラマ性とかメンタリティが「ドカベン」の里中投手に似ている。
なんとなく、たたでは転ばないというか、ピンチにも奇跡的な踏ん張りを見せたり、田中ほどの威圧感こそないものの、クールな美顔で打者を圧倒する不思議な迫力を感じさせる。

「宮本武蔵」に出てくる吉岡清十郎と弟の伝七郎の対決ともいえるかも。
ちなみに清十郎が斎藤で、伝七郎が田中。
ともあれ、明日の再試合はマジで楽しみだな（＾＾）。
駒大３連覇でいいや、と思ってたけど、この際どっちが勝ってもいいや。どっちも応援したいね。

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