楽しみのかけら

楽しみのかけら

Jun 13, 2012
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娘の幼稚園生活が始まって数ヶ月。
少しずつ彼女と離れている時間が増えてきた。

ある日、ちょっとした用事で家に来てくれた母に、
「あの子がいないところに上がるのは、久しぶりだねえ。
さみしいでしょ?」
と言われた。
そうだね、と返事をしつつ、少しでも自分の自由になる時間ができて、
ホッとしている気持ちの方が大きい事に気がつく。
薄情?いえいえそんな・・・。

園まで送った後、母親から離れられず泣いてしまう子もいるのだから、
彼女の適応能力の高さゆえの安心感と言える。


でも・・・。
初めてお弁当を持たせた日、昼食をとろうとしたときのこと。
当然私は、自分の一人分だけを用意して、一人で食卓につく。
するとなんだか不意にさみしくて、つまらない気持ちがこみ上げてきた。


娘ときたら・・・、
食いしん坊で、いつももっと食べると言っては困らせるし、
好き嫌いは少ない方とはいえ、自分の好きなものばっかり先に食べちゃって、
私の分まで欲しいとごねるし。
とくにお昼は、食事の前からお腹空いたと大騒ぎするし、

ちっとも落ち着いて食べられなかった。

だけど、だけどさ。
ご飯おいしそうに食べて、一生懸命口に運ぶ顔、
毎日三食ずっと付き合ってきたからさ。
急になくなったらさみしくなっちゃったよ。


あらためて、娘の存在を思い知らされた瞬間だった。
でもそれが食事のタイミングだったなんて、あの子らしすぎるな。





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Last updated  Jun 14, 2012 12:27:01 AM
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