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株式投資と呼吸は似てるなと。息を吸い続ける(株を買い続ける)ことは出来ないし、息を吐き続ける(株を売り続ける)こともできない。 息を吸う(株を買う)ためには、まず息を吐く(株を売る)必要があり、息を吐く(株を売る)ためには、まず息を吸う(株を買う)必要がある。 で、今月は、終わってみれば、株価指数上昇の月。私は、なんとか、息を少し吐く(株を売る)ことが出来て、レバレッジも少し低下の1.3倍強と安全領域まであと一息。 それでは、平成26年5月30日時点で、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。2137 Hヴェラス2138 クルーズ2181 テンプホールディングス2292 S FOODS2593-5 伊藤園-優先株2654 アスモ2695 くら2700 木徳神糧2751 テンポスバスターズ2753 あみやき2786 サッポロDgS2796 ファーマライズHD2874 ヨコレイ2876 JCコムサ2914 JT2915 ケンコーマヨ2925 ピックルス2926 篠崎屋3076 あいホールディングス3097 物語コーポ3125 新内外綿3250 ADワークス3276 日本管理3290 SIAリート 3318 メガネスーパー3376 オンリー3385 薬王堂3654 ヒトコム3853 インフォテリア4298 プロトコーポ4653 ダイオーズ4997 日本農薬5161 西川ゴム5355 日本坩堝5406 神戸鋼5411 JFE5448 東京鋼鐵5856 東理HD5903 SHINPO 5965 フジマック6059 ウチヤマHD6060 こころネット6076 アメイズ6488 ヨシタケ6704 岩崎通信機6747 KIホールディングス6897 ツインバード6961 エンプラス7212 エフテック7215 ファルテック7230 日信工業7249 尾張精機7254 ユニバンス7264 ムロコーポレーション7315 IJTT7399 ナンシン7404 昭和飛行機工業7509 アイエーG7593 VTホールディングス7605 フジコーポ7646 PLANT 7855 カーディナル8020 兼松8260 井筒屋8411 みずほ8558 東和銀8563 大東銀8931 和田興産8975 いちご不動産投資法人9028 ゼロ9035 第一交通産業9077 名鉄運輸9201 JAL9202 ANAホールディングス9386 日本コンセプト9502 中部電力9503 関西電力9505 北陸電力9616 共立メンテナンス9679 ホウライ9830 トラスコ中山リストから外れたもの3157 ジューテック 株価が下がり、0.5%を切ったため。3753 フライトHD 株価が上昇した局面で少し売却したため。7614 オーエムツーネットワーク 株価が上昇してきたので、半分売却した。7779 CYBERDYNE 夢だけで買うのは私の体質に合わない事が改めて分かった。低位株なら半値になっても平気なのに、CYBERDYNEみたいなのは少しでも下がると心配で仕方が無い。なので、心の安定のため売却した。ちなみに、元々買うきっかけだった、某アクティブファンドもポジションをかなり縮小してきた。7847 グラファイトD 株価が上昇した局面で少し売却したため。8107 キムラタン 株価が下がり、0.5%を切ったため。8876 リロ・ホールディング 株価が上昇してきたので、売却した。また、クラブオフへの入会という優待も魅力に感じていたのだけど、クラブオフの権利は他で確保できることが分かった。8963 インヴィンシブル 昨年12月に引き続き、2度目のリファイナンスに成功。分配金増額の見通しとなり、価格が上昇。ようやくPBR1倍程度と普通の水準となったため、大半を売却した。インヴィンシブルさん、2度のリファイナンスありがとう。9956 バロー 株価が上昇してきたので、大半売却した。リストに加わったもの2181 テンプホールディングス 株価が上がり、0.5%を回復したため。5161 西川ゴム 決算が好調なのに売られたため、少し買い増ししてみた。減益予想ながら予想PER6倍台は安いのでは。昨年度も減益予想から始まって、結果は3割増益だったし。9028 ゼロ 買付量に上限があるタイプのTOB実施中なので、買ってみた。 5月は、雰囲気悪く始まったけど、結果的には上昇。上昇の果実をいただくためには、タイミングを測るより、常に株を持ち続けて、いつ上昇しても良いようにしておくことが重要と再認識。
May 31, 2014
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小僧寿しのライツ・オファリングについて、途中段階の4月20日にも、小僧寿し他ライツ・オファリング銘柄の話題 と題して1度取り上げたが、 結果を整理したので、メモ書き程度にて。1.小僧寿しのライツ・オファリング 4期連続の営業段階からの赤字、その間売上げも減少を続け、いよいよ追い込まれた感のある小僧寿しが、ライツオファリングの実施を3月13日に発表。 ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)に関するお知らせ 同Q&A 小僧寿しの新株予約権は、1個につき125円の払い込みで1株取得できる権利。 なお、例によって、夢のような中期経営計画も同時に公表。下のような、言うだけならタダだから的、ステキな内容。 そして、同社の株価を下支えしている株主優待の継続もしっかりPR。 株主優待制度の継続に関するお知らせ 小僧寿しのライツ・オファリングに関する主なスケジュールは以下のとおり。 3月13日:ライツ・オファリングの実施を公表 3月19日:新株予約権割当の権利最終日 3月20日:新株予約権割当の権利落ち日 3月26日:新株予約権上場 4月28日~5月23日:新株予約権の権利行使期間(証券会社によって取次ぎ期間は異なる) 5月2日:新株売却可能日(〇ドットコム証券で最短の場合) 5月16日:新株予約権上場最終日2.株と新株予約権の値動き 新株予約権上場中の、株と新株予約権の値動きは以下のとおり。 注:(3)の欄は、その時の価格で新株予約権を入手し権利行使価格(125円)を払い込んで新株を入手するとしたときの新株入手の総費用。 (4)の欄は、その時の株価と、(3)で計算した新株入手の費用の比較で、新株予約権のディスカウント状況を計算したもの。 5月2日を新株売却可能日としたのは、もっとも早い○ドットコム利用の場合。 この間、4月25日には、「創業50周年記念株主優待実施に関するお知らせ」を公表。 最終的な権利行使率は、67.6%と、比較的低調ながら、今年ライツ・オファリングを実施した企業の中ではまずますの成績。 ちなみに、代表取締役社長の大西好祐氏は、資金調達が出来なかったことを理由に、割り当てられた新株予約権(9.1%)を失権させる とのこと。 インフォテリアの平野洋一郎社長が、失権させたほうが希薄化が防げて株主にとって得だろう、なんて屁理屈を言って権利行使しなかったのと比較すると誠実だが、あまり芳しいことではないように思う。要するに、会社の中期経営計画に説得力が無いことのあらわれ。 また、少し期間を前後に拡大した株価の動きは以下のとおり。 なお、新株予約権割当の権利最終日の3月19日の終値が193円なので、権利落日の3月20日の基準価格は(193円+125円)/2 = 159円 上記のチャートでは、両日の間で、193円/159円=1.214倍の株式分割が行われた扱いとなっている。 3.感想など ・新株予約権を購入し、権利を行使、株を売却という単純な裁定取引的行為では儲からない状況。昨年とは様変わりの様相。 ・新株予約権の上場当初と、上場廃止後しばらくたってからに勝機あり。銘柄の持つ力を個別に検討することが必要。 ・小僧寿しについては、株主優待制度が力を発揮した模様。優待パワー万歳!
May 30, 2014
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前回に引き続き、異次元緩和の行き着く先について、「花子とアン」の主人公ではないけれど、”想像の翼”を広げてみる。 ちなみに、前回の日記:異次元緩和による国家財政の立て直し で、どうせ、偏屈たぬきのことだから、株式投資が良いとでも言うのだろう、と思われるだろうが、そのとおり。もう、ポジショントークならぬポジション妄想炸裂なのである。 しかも、ただ株が上がるというだけではなく、”想像の翼”を広げまくったところ、株価水準が10倍ぐらいになるのではというところに行き着いたので、チラシの裏に書き散らしてみる。1.異次元緩和下の新秩序(前回のおさらい) ◎低金利 日銀が力ずくで金利を押さえ込む。日銀の押さえ込み一本勝ち。 ◎マイルドなインフレ デフレ前提の洗脳状態が徐々に解け、2%程度のインフレは達成できるのでは。 ◎実質マイナス金利 金利よりインフレ率が高いという、実質マイナス金利の世界。まさに異次元の金融緩和状況。 ◎名目成長率の確保 実質成長率もある程度見込める上に、インフレ率を加えた名目成長率はさらに高い水準。 〇円安傾向? インフレなのに低金利という通貨は、実需以外では持ち辛い感じがするのは私だけか?でも、為替ははっきりいってよく分からない。 ◎見かけ上の企業の利益が上がる インフレ下では、保有資産から見かけ上の利益が上がる。保有を続ければ含み益だが、売却時には利益にカウント。”デフレ下”との比較では、土地にも、在庫にも、設備にも、事業部門や子会社にも見かけ上の利益が出る可能性が高くなり、特別損失発生の可能性は低くなる。 〇見かけ上の個人の所得が増える インフレの影響で少なくとも名目上の所得が増える。気分的に嬉しい。 なお、◎:確実に起りそうなこと 〇:起りそうなこと (ともに私の独断と偏見に基づく)2.金融資産運用という観点からは じゃあ、上記の新秩序下では、金融資産運用という観点からは、どのような変化が生じるのか、 ◎元本保証重視の終焉 インフレでお金の実質的な価値が目減りしていくとうことが実感されるようになると、名目上(額面上)の元本保証は大して意味が無い、インフレに見合うぐらいはお金を増やさなければならない。というような感覚が常識となるのではないか。 ◎預貯金、債券の人気低下 預貯金や債券は、政策金利や国債利回りと、かなりな程度連動せざるをえない宿命。異次元緩和が続く限り、高い金利を提示するようなことも無く、人気は次第に低下していくのでは。 ◎株式、貯蓄性保険の復権 じゃあ、どこにお金が流れるか。少なくとも見かけ上は企業業績が好調になるとすれば、株価は横ばい以上では推移するのでは。とすると、配当だけでも預貯金、債券より優位。株式投資(投資信託含む)に日が当たるのでは。また、貯蓄性保険(養老保険とか学資保険とか)も預貯金よりは高い利回りを提示してきそうなので、復権か。 〇不動産 インフレ下ではインフレに連動する現物資産が強い。なので、不動産にもお金が流れ込んで来るような。 ようするに、80年代のバブル的な感覚の復活。3.株価はどこまで上がるか 企業業績や株式投資について、世間全体的には懐疑的に見るのが習慣となっている。 前述のような流れで株式の時代となったとき、この発想を逆転させ、楽観的に見るとどうなるか。 〇見かけの企業業績大幅向上 このインフレ期にさしかかる時期に、国際会計基準が導入されようとしている。”手品師”にとっては魔法の杖のような会計基準。従来特別利益で見てたような利益も営業段階から突っ込み、高値で買収した会社の”のれん”も償却不要。ストックオプションや成功報酬との相乗効果が発揮されれば、”手品師”がいろんな技を披露して、見かけの企業業績をガンガン上げてくれることだろう。 なので、1株利益の向上について、2~3倍を見込んでおく。 〇PERの上昇 今のところ、配当利回りと金利を比べるような感覚が一般的と思うけど、本来は益回り(PERの逆数)と金利を比べるのではないかと思う。1株利益のうち配当以外は内部留保される。1株資産が増えるので、PBRが一定(長期的にPBRが低下し続けるようなことはありえないのでは)なら内部留保の分だけ株価が上がるはず。なので、インカムゲイン、キャピタルゲインの双方を見据えると、預貯金・債券の利回りと比較されるべきは益回り(PERの逆数)。 で、預貯金・債券の利回りが1%以下という時代がこれからも続く中で、前述のように1株利益が年々拡大していくとすれば、益回りは1~2%(PERで50倍から100倍)で十分では。(株式にはリスクがあるというけど、リスクは上にも下にもあり、企業業績拡大・株価上昇トレンドが続く間はリスクに寛容になるのでは。) 現在のPERが日経平均で14倍なので、4~7倍を見込んでおく。 〇株価10倍 1株利益が2~3倍、PERが4~7倍で、掛け合わせると8~21倍。なので、丸めて株価10倍としておこう。 4.後押ししてくれそうなもの 〇異次元緩和はなかなか止められない バブル崩壊以降、本格的に金融を引き締めた経験が当局に無い。また、政策金利引き上げには、多額の国債残高も判断の重石になるだろう。ということで、異次元緩和はなかなか止められないのでは。また、”異次元緩和”が一応終わったとしても、金利は低水準で本格引き締めには程遠い状況が続くだろう。たとえ、バブル的な傾向が広がっても。 〇国際会計基準 80年代バブル期には、株価を正当化する理屈として、Qレシオなるものがあった。バブルの権化のように言われるけれども、保有株式や不動産を時価で評価してみる、というある意味まっとうなもの。 で、今度起るかもしれないバブルには、同じ機能を果たすものに、国際会計基準がある。なんでも時価評価。バブルな株価を大いに正当化してくれることだろう。 〇持たざるリスク 最後は、右にならえ的感覚。5.そして みんなが株しかありえない。株はいいね。と言ってる横で、こんなのバブルだと、どんどん持株を売っているような自分を思い浮かべ。。。 「花子とアン」では、主人公が”想像の翼”を広げ、例えば出版社の編集長で活躍している自分を妄想しているときに肩をたたかれ、正気に戻ると、何者にもなっていない女学生の自分に戻るのだけど。 私も、このあたりで、妄想から、目が覚めて、現実の軟調な地合の続く相場に戻るのでありました。
May 26, 2014
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NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の視聴率が好調らしい。 かくいう私も、「花子とアン」が結構気に入っていて、1週間分まとめて、さっき見たところ。 「花子とアン」では、主人公が時々、”想像の翼”を広げ、時空を超え想像をめぐらすのだが、 私も、それにならって、日銀の異次元緩和について、”想像の翼”を広げてみた。 すると、国の借金なんて大した事無い、国家財政立て直しは案外簡単というところに行き着いたので、チラシの裏に書いておく。1.案ずるより産むが易し 日銀の異次元緩和の前や、始まった頃には、「日銀が国債を大量に買うと、通貨の信頼が損なわれハイパーインフレになる」とか、「国債の暴落につながる」とか心配されていたものだ。 それが今では、日銀の買い圧力で、業者間での長期国債の取引が細り、日によっては取引が成立しないほどとなっている。そこまで、一手に日銀が国債を買っているにもかかわらず、ハイパーインフレが起こるどころか2%程度のマイルドなインフレですら達成できるかどうか分からない状況。 当然、国債の暴落など起る訳も無い(売り物があれば日銀が買うのだから当たり前)。2.異次元緩和下の新たな秩序 異次元緩和下の新たな秩序とは、どのようなものか。 ◎低金利 日銀が力ずくで金利を押さえ込んでいる。国債取引が涸れるほど日銀が買っても、通貨の信用に目だった副作用は無いのだから、日銀の押さえ込み一本勝ち。 ◎マイルドなインフレ ようやく、わずかながらの物価上昇が定着しつつある。デフレ前提の洗脳状態が徐々に解けてインフレ期待が浸透してくれば、2%程度のインフレは達成できるのでは。 ◎実質マイナス金利 金利よりインフレ率が高いという、実質マイナス金利の世界。デフレ下のゼロ金利が実質は結構な金利水準だったのと比較すると、まさに異次元の金融緩和状況。 ということで、借りたもの勝ちの世界。景気もガンガン良くなる方向に作用。 ◎名目成長率の確保 ということで、実質成長率もある程度見込める上に、インフレ率を加えた名目成長率はさらに高い水準。 〇円安傾向? インフレなのに低金利という通貨は、実需以外では持ち辛い感じがするのは私だけか?円高になるような気があまりしないけど、為替ははっきりいってよく分からない。 ◎見かけ上の企業の利益が上がる インフレ下では、保有資産から見かけ上の利益が上がる。例えば、企業が土地を保有しているとすれば、実質的な時価に変動が無くても、名目上の時価は上昇する。保有を続ければ含み益だが、売却時には利益(通常は特別利益)にカウント。デフレ下で特別損失が発生していたのと逆の現象。同じように、”デフレ下”との比較では、在庫にも、設備にも、事業部門や子会社にも見かけ上の利益が出る可能性が高くなり、特別損失発生の可能性は低くなる。 ということで、名目上の企業の利益が大きくなり、株主的にも嬉しいし、国の税収も増える。 〇見かけ上の個人の所得が増える インフレの影響で少なくとも名目上の所得が増える。気分的に嬉しいし、国の税収も増える。 なお、◎:確実に起りそうなこと 〇:起りそうなこと (ともに私の独断と偏見に基づく)3.国家財政を立て直しは案外簡単 異次元緩和で、インフレと低金利が両立していれば、国家財政を立て直しは案外簡単と思う。 低金利、しかも実質マイナス金利なので、積み上がった国債残高800兆円の実質的な重みはしだいに減少。 毎年の収支をプラスにできれば、ほぼ道筋が見える。インフレ下で見かけ上の企業や個人の所得が増えるので、税収は増える傾向。一方支出のほうは、デフレ下でも社会保障や年金を物価スライドで減少させるのが政治的に難しかったのと反対で、インフレ下で物価スライド分を値切ることは案外出来るのでは(生活保護を受けるのが個人にとっての最適解なんていう社会秩序とおさらば。)。 インフレ率が2%を超えてきても、実質マイナス金利を維持。景気が過熱してバブル的な状況が起っても我慢。というような蛮勇を奮えば、国家財政の立て直しは案外簡単。 てなことで、”想像の翼”をとめども無く広げ、チラシの裏に書き散らしている。 で、その場合、個人の投資行動としては何が得策なのか、というあたりに”想像の翼”を広げてみるのだけど、 何と次回に続く。
May 24, 2014
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いやはや、よく下がります。 特に、バクチの札系の低位株や、夢を買うようなグロース系はひどいのが多いのだけど、まあ、ともかく下落局面では持続、または自信のある銘柄があまりに下がれば買い増しの一手かなとやせ我慢の毎日。 ところで、はんぶんぼやきのような話なのだが、株はあまりに安いような、とてもお買い得なような気がしてしょうがない。 例えば、今、個人向け社債で、 名古屋鉄道株式会社(第49回無担保社債)というのが販売準備中で、期間3年、利率0.15~0.4%の仮条件。 一方、名古屋鉄道株式会社の株式のほうは、 株価341円、予想1株利益17.55円(益回り5.1%)、予想配当4.5円(配当利回り1.3%) で、さらに、鉄道乗車券やテーマパーク入場券などの優待が付いてくる。 いくら、株価は変動リスクがあるといえ、安定した鉄道会社。債券より株の方が断然お買い得なような気がして仕方が無い。 じゃあ、名古屋鉄道の株を私が持っているかというと、持っていない。 株式の世界を見渡せば、名古屋鉄道より、もっともっとお買い得に見える銘柄がゴロゴロしているので、名古屋鉄道まで手が回らない。 ようするに、株はお買い得だと思うのだけどなー。 預貯金や債券を買うより断然いいと思うのだけどなー。 まあ、きっとそのうち、全面的に見直されるに違いないと信じて、待っているしかないなー。全体の株価水準が数倍になっても驚かないなー。 とか、なんとか、下落局面にて自分を慰めているのでした。
May 22, 2014
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最近、株式取引で、いっこうに儲からない。 これは、市場が正しい(すなわち常に適正価格で収益機会が無い)のか、自分に力が無いのか。 まあ、何というか、今日は暇ネタ、どうでもいいようなチラシの裏の話。1.完全競争市場 経済学では、理論の単純化のために、「完全競争市場」という前提を置くことが一般的。 「完全競争市場」では、 ・均一の商品に対し、売り手も買い手も大勢いる。 ・全ての情報を全参加者が瞬時に正確に把握している。 ・全ての参加者は自分の利益(効用)を最大にするために常に合理的な行動を取る。 というような、実に美しい世界が想定されている。 まあ、あくまで理論の中の世界。現実にはありえない。 現実は、198円を安く感じたり、残りわずかと煽られたり、保険は愛だなどと情緒的に攻められたり、というようなことなのだけど、それはさておき、 で、大事なことは、 通常の経済学では、「完全競争市場」は理論展開のための前提であって、現実とは違うということを誰もが知っている。2.株式市場においては 株式市場については、完全競争市場と似たような概念として、「効率的市場仮説」というものがある。 「効率的市場仮説」については、バートン・マルキールの「ウォール街のランダム・ウォーカー」という名著があり、投資家の必読書なのだが、 「効率的市場仮説」とは、情報は全て株価に反映されているとの仮説。 「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、3つのタイプが挙げられていて、 もっとも強烈なのは、「ストロング型効率的市場仮説」で、インサイダー情報も含めて全て株価に織り込まれているので、何をどうやっても無駄、偶然以外で儲かる手段は無い。 というもの。さすがに、現実離れしていることは、誰の目にも明らか。 次のタイプが、「セミ・ストロング型効率的市場仮説」で、公開情報は全て株価に織り込まれているので、ファンダメンタルズ分析などで外から企業を研究しても無駄、偶然以外で儲かる手段は無い。 というもの。けっこう信奉者が多く、インデックスファンドなどによるパッシブ運用のバックボーンとなっている。 (ウィーク型というのもあるが、省略。) でも、現実の株価形成では、「セミ・ストロング型効率的市場仮説」など絶対にあてはまらない。3.「セミ・ストロング型効率的市場仮説」と現実の市場とは違う 「完全競争市場」の一類型なので、(一般の経済学では誰もが現実とは違うことを知っている)次の前提が成り立ってなければならない。 ・均一の商品に対し、売り手も買い手も大勢いる。 ・全ての情報を全参加者が瞬時に正確に把握している。 ・全ての参加者は自分の利益(効用)を最大にするために常に合理的な行動を取る。 1つ目の点、小型株、マイナー市場銘柄では、1日にほとんど出来高が無い、板も飛んでいるような銘柄がたくさんある。「均一の商品に対し、売り手も買い手も大勢いる」なんてのとは、かけ離れた世界。 2つ目の点、多数のアナリストがカバーしている主要銘柄はともかく(大勢でカバーしてても右へならえ的な場合も多いのだが、それはさておき)、「全ての情報を全参加者が瞬時に正確に把握している」なんてことは無い。四季報や開示情報はともかく、新製品の売れ行きや店の混み具合の変化など良く観察していてはじめて分かることなどは瞬時に正確に把握されてなどいない。 3つ目の点、ロスカットなど本来の市場メカニズムによる価格形成と逆行するような投資手法が多く採用されていることだけからも、合理的な行動が取られていないことは明らか。追証発生による投売りなど、価格形成的には不合理の極致。 じゃあ、なぜ、一般の経済学では理論展開のための架空の想定であると誰もが知っているのに、株式に関しては現実のものであると捉える人たちがいるのか。4.儲からない現実に対する正当化 ようするに、株式取引で儲からない(インデックスなどベンチマークを上回れない)ことを正当化するための理屈になっているのだと思う。 そりゃ、儲からないだろう。投資のプロでも儲からない、当たり前。将棋や囲碁のプロ全員の平均勝率が5割ちょうどなのと同じこと。 それを、「市場が効率的で収益機会が無い」ことに理由を見出していては、現実逃避。 「市場は効率的ではなく収益機会が有る」。だけど、平均的な力量では収益機会を活用できない。というのが現実であろう。5.プロより個人が有利 プロでさえ儲からないのなら、結局のところ、個人では無理じゃない? と思うかもしれない。 でも、プロ(機関投資家)より個人の方がずっと恵まれた投資環境にある。 ・プロは所属する組織の投資ルールに縛られるが、個人は自由。 ・プロには説明責任があるが、個人は自由。 ・プロは投資金額が大きいのでマイナー銘柄は扱いづらいが、個人は自由。 ・投資信託運用者は換金に備え流動性を重視せざるをえないが、個人は自由。 ・優待は個人の特権。 ・情報格差は昔より格段に縮小。 6.精進あるのみ 儲からないのは、市場が効率的なためではなく、自分に力が無いから。 まあ、プロには勝てるだろう、というのを心の支えに、 精進あるのみである。
May 17, 2014
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前回に引き続き、消費税引き上げの影響がどの程度なのか気になる、4月の月次について。(週末の所有銘柄、過去の所有銘柄チェック分から。) ちなみに、前回、 月次あれこれ(その1) 12.ワタミ 苦戦の続くワタミ。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比3.6%減。 苦戦しているように見えるが、昨年度から前年を大きく割り込むことが多く、4月は最近ではかなり良いほう。なので消費税引き上げの影響は無し。 ちなみに、4月から既存有料老人ホームの入居率を速報することにした模様。4月は84.3%と3月末(決算短信では84.9%)より低下している。 余談だけど、以前はワタミは美味しかったし安かったような(ともに過去形)。最近、どうしちゃったのだろう。 増収増益(出店多) → 増収減益(出店少) → 減収赤転(店舗減) という、小売の魔のサイクルに入ってきているような。13.フジ・コーポレーション 停滞期を脱し、最近また好調なフジ・コーポレーション。タイヤ業は駆け込み需要がありそうだが、 4月の月次速報では、 既存店舗売上高が対前年比16%減。3月が脅威の62%増だったので、さすがに減少している。 一方、通販・卸の本部売上高は、13%増と、3月の41%増の反動が見られず、サプライズ的。 フィデリティが9.24%まで買い進んだだけのことはある、なかなかの好調ぶり。14.吉野家ホールディングス 節約志向には強そうな牛丼業界。 吉野家の4月の月次速報では、 既存店売上高が前年比3.3%減。 3月が15.5%増だったので、まさかの消費税引き上げの影響かと思ったら、 実は、消費税とは関係なく、昨年4月に牛丼3社で値下げ競争を展開し売上げが大幅に伸びた反動らしい。 なので、牛丼3社とも4月の月次は前年割れとのこと。 (参考:日経記事)牛丼全3社が前年割れ 4月の既存店売上高 15.バロー 中部地域のスーパーマーケット、バロー。 4月の月次速報では、 単独ベースの既存店売上高が前年比3.0%減。 3月が8.9%増だったので、やや反動減があった模様。 ところで全く余談だが、私はバロー傘下で独自コンセプトで頑張っているタチヤが結構気に入っている。 出店時に設備に金を掛けない、チラシを作らない、生鮮物原則当日売り切りで倉庫が小さくて済む、品目ごとの担当者が仕入れ・陳列・値付け・販売を一手に、といった感じで、ともかく安い。優待券が使えないのが残念。 16.感想など 消費税引き上げの影響について売上高などを見てきたが、まあこんなもんだろうという会社や、思いのほか良いのではといった会社があったような。 ただ、節約志向になって、消費そのものを手控えるような動きは見られないように思う。せいぜい、購入の時期が若干、3月に前倒しになっている程度。 消費税引き上げをきっかけとする景気腰折れなんて可能性はあまり無いのでは、 ということで、私としては引き続き、株式に全力投入をするのでありました。 ※ 投資は、損しても得しても自己責任で!
May 11, 2014
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消費税引き上げの影響がどの程度なのか気になる、4月の月次について。(週末の所有銘柄、過去の所有銘柄チェック分から。) なお、5月2日の日記で、あみやき亭について、 5月3日の日記で、くらコーポ、トップカルチャーについて書いたので、今回はそれ以降の発表分について。1.ミサワホーム 消費税引き上げの影響を最も受ける業界の1つ。 4月の月次速報では、 受注状況の対前年比が22%減。 ただし、住宅建設の場合、昨年10月以降の注文(4月以降引渡し)は消費税8%が適用されるため、消費税駆け込み需要、その後の反動の影響は昨年度後半にすでに出ている。 昨年度の月次をみると、昨年10月以降はずっと受注状況の対前年比が20%前後の減少。 住宅は裾野が広いだけに、低迷が続くのは少し心配。 あるいは駆け込み需要の前年度と比較するから低迷しているように見えるだけで、一昨年度並みとの視点で見るべきなのか。でも、一昨年度はアベノミクス前だしなー。2.ヴィレッジヴァンガードコーポレーション 最近、業績が低迷しているヴィレッジヴァンガードコーポレーション。 4月の月次速報では、 既存店(直売店)の売上高が前年比6.6%減。 あいかわらずの低迷振り。 3月が少し良かった(といっても前年割れ)ので、プチ駆け込み需要とプチ反動があった模様。 本題から外れるが、この業績でこの値持ちの良さは驚異的。優待利回りが支えなのだろう。 転落していく会社の典型例のようにも見えるが、一方、既に評価は地に墜ちているので少しでも業績が上向く気配があれば意外感で株価上昇も てな感じで、なんとも興味深い銘柄である。3.篠崎屋 小売(仕入れ販売)なのに直売所とはこれ如何に、といった不思議な豆腐屋チェーン。プライベートブランドだから直売と言っても良いという理屈なのかな?? それはさておき、4月の月次速報では、 既存店の売上高が対前年比8.6%増。 3月の14.0%増と比べるとやや鈍化したものの、相変わらずの好調ぶり。 4.DCMホールディングス 駆け込み需要が見られたホームセンター業界。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比で10.3%減。 3月が駆け込み需要で、対前年比25.6%増だったので、このバランスをどう見るか。5月以降持ち直すようなら良いのだが。5.トレジャー・ファクトリー 一部駆け込み需要があると見られていたリサイクルショップ。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比で7.6%増。 3月の対前年比9.9%増ほどではないにしろ、昨年度来の好調をキープ。目だった反動減は無かった模様。6.チムニー 駆け込み需要の無さそうな居酒屋業界。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比2.3%増と、3ヶ月ぶりのプラス圏。 それにしても、株価上昇の理由が今ひとつ分からない。一部昇格のインパクト? うーん、売らなきゃよかった。けど、持ち続ける理由も無かったしなー。7.あさひ 若干駆け込み需要、反動がありそうな自転車業。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比13.5%増。 ここは、決算日が2月20日ということで、4月の売上げは3月21日~4月20日の期間のもの。 なので、駆け込み需要込みの数字の可能性あり。ということで番外編扱い。 ちなみに、新たな優待族フィデリティの保有銘柄につき、ウォッチリストに追加。8.薬王堂 駆け込み需要が見られたドラッグストア業界。 優待族の期待を裏切り、優待新設せぬまま株価の低迷続く薬王堂。 4月の月次速報では、 既存店売上高が対前年比9.1%減と、半年振りの前年割れ。 3月が駆け込み需要で、対前年比21.6%増だったのだけど、4月の落ち込み幅がやや大きいような気がしないでもない。 本題から逸れるが、株価的には、そろそろ優待新設か一部昇格でもしていただかないと、ってなところだけど。 株価なんて気にしないってな経営方針も、私としてはOK。塩漬け投資法で付き合う覚悟。9.ウチヤマホールディングス 業績に株価が一向に追いついていかないウチヤマホールディングス。 カラオケと飲食店について、月次情報を公表。4月の月次速報では、 カラオケ事業の既存店売上高が対前年比で0.3%減、飲食事業の既存店売上高が対前年比で3.1%減。 昨年度からの前年割れを脱却できずにいる。 ただし、消費税引き上げの影響は見られない。 余談だが、金曜日に公表された決算短信で、今期の業績予想は経常減益、最終減益。株価が業績に追い付かないうちに、業績の方が鈍化してくる可能性も。 10.アサンテ 駆け込み需要がありそうな感じもするシロアリ防除業界。 なんと東証一部に昇格し、業界の胡散臭さを払拭すれば大きな発展も、ってな感じの、アサンテの4月の月次速報。 売上高が対前年比4.2%減と、昨年6月以来のマイナス圏。 3月が対前年比16.8%増だったことと合わせると、駆け込み需要とその反動の模様。 ちなみに、金曜日に公表された決算短信、今期予想も順調に増収増益。胡散臭い(失礼!)業界ほど買いという、ピーターリンチ流法則実証か?11.コーナン商事 ホームセンター業界からもう1社、コーナン商事。 4月の月次速報では、 既存店の売上伸率が前年比8.8%減。 3月が25.5%増だったので、駆け込み需要、その反動で、まあ健闘したところか(昨年度、前年割れが続いていたことも考え合わせると)。 またまた余談だが、自主回収による74億円特損で、悪材料出尽くし感も。 字数制限のため、このあたりまでで、とりあえず。
May 10, 2014
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今回は、リロ・ホールディングが提供している、クラブオフの会員になるための色々な方法について。 クラブオフは、国内外の宿泊施設を割安な会員価格で利用でき、レジャー施設や映画・観劇・飲食店の割引など、日常生活でも楽しめる会員限定のお得なサービス。 ベネフィット・ワンが提供しているベネフィット・ステーションなどと類似のサービスなのだが、 リロ・ホールディングの方のクラブオフは、当初の福利厚生代行的なところから対象の幅をどんどん広げてきているようで、色々な手段で会員になれる。 1.リロ・ホールディングの株主優待 株主優待的にはもっともオーソドックス。 100株以上でリロ・ホールディング株主優待クラブオフのスタンダード会員、300株以上でVIP会員になれる。(3月権利) 株価は5000円台なので、ちょっと必要資金がかさむ。2.マクニカの株主優待 先日、新たな優待族であるフィデリティの保有銘柄をチェックしていて気づいたのだけど、 マクニカの株主優待でも、マクニカ優待クラブオフのスタンダード会員の権利が付与される。 100時株以上の株主が対象。(3月権利) なお、月に540円(税込み)を支払うことによりVIP会員にアップグレイドすることも可能(月単位での会員資格変更が可能なのでVIP会員のサービスを受けたいときだけアップグレイドするという方法も) 株価は3000円程度なので、必要資金は、リロより、やや少ない。3.アドバンスクリエイトの株主優待 さらに、調べていると、 アドバンスクリエイトの株主優待でも、保険市場クラブオフのスタンダード会員の権利が付与されることに気づいた。 100時株以上の株主が対象。(9月権利) VIP会員へのアップグレイドについては、マクニカと同様。 株価は1000円台なので、必要資金はさらに少なくてすむ。4.ベネッセカードの特典 さらに、さらに調べていると、 進研ゼミやこどもちゃれんじのベネッセと提携しているクレジットカードで入会金・年会費無料の「ベネッセカード」を作ると、特典としてベネッセクラブオフのスタンダード会員の権利が付与されることが分かった。 VIP会員へのアップグレイドについては、マクニカと同様。 こちらは、何と只。只より安いものは無い ということで、乞食根性全開で、早速申込みをしてみました。 それぞれのクラブオフ、別々の名前がついていて「クラブオフアライアンス」内の別組織ということのようだけど、サイトを見た感じではほぼ一緒のサービスの模様。保障はしませんが。
May 7, 2014
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昨日、一昨日とゴールデンウィーク特別企画と称して株式の外のことについて取り上げたのだけど、 ちなみに、第1弾:住宅ローンの大活用策 第2弾:保険の入りすぎは避ける 引き続き、本日も株以外の話題を。 といっても、かなり日頃の話題に近づいたあたりで、個人向け社債について。1.個人向け社債が人気とか 日経新聞の最近の記事によると、個人向け社債の発行が好調とのこと。 2013年度には新たに1兆以上が発行され、発行残高は約4兆6千億円と過去最高水準だそうだ。 日経新聞の記事では、人気の理由として、 投資家サイドからは、 ・元本を割るリスクは株式投資より小さい ・利回りが預金や国債に比べ高め 企業サイドからは、 ・機関投資家と異なり投資先を格付けで機械的に選別しない個人投資家に調達先を広げる狙いもある ということなんだそうだ。2.個人向け社債の条件(年数、利回り等) で、それだけ人気だという個人向け社債は、いったいどんな条件が個人投資家に提示されているのか気になるところ。《新発債券》 まずは、上記の記事のきっかけとなったと思われるのは、5月末発行予定のソフトバンクの社債。一気に3000億円発行とか。 ・ソフトバンク(第45回無担保社債) 期間:5年 利回り:1.15~1.75%(仮条件)《既発債券》 1銘柄だけではよく分からないということで、 既発の個人向け社債が証券会社で売られているので、3大証券会社の最新の条件を各社のwebで調べてみた。 (N証券) ・近鉄(第73回無担保社債) 残存期間:1年7ヶ月 利回り:0.23%(税引き後0.04%) ・全日空(第28回無担保社債)残存期間:1年10ヶ月 利回り:0.27%(税引き後0.07%) ・近鉄(第80回無担保社債) 残存期間:2年11ヶ月 利回り:0.41%(税引き後0.27%) ・ソニー(第29回無担保社債)残存期間:4年1ヶ月 利回り:0.62%(税引き後0.45%) (D証券) ・ソニー(第29回無担保社債)残存期間:約4.1年 利回り:0.546%(税引き後0.374%) ・ドコモ(第19回無担保社債)残存期間:約3.7年 利回り:0.191%(税引き後0.148%) (S証券) ・オリックス(第166回無担保社債)残存期間:3.57年 利回り:0.22%(税引き後0.07%)3.個人向け社債に期待する利回り 自分が買うことを想定すれば、個人向け社債には以下の利回りを期待したい。 期待する利回り = インフレ率 + 機会費用に見合う利率 + 企業リスクに応じた割増し インフレ率の見合い分としては、日銀が本腰を入れてインフレ誘導していることから、1%は欲しい。そこに満たなければ、額面上の金額は維持されたとしても、実質的な価値が目減りしてしまう可能性がある。実質マイナスリターン。 機会費用は、社債を購入しなかったとすれば、他で運用するなどして利益がでるであろう分を見込むもの。流動性の乏しい社債を購入すると、満期まで資金が拘束されることを考えると、期間にもよるが1%程度以上は最低でも欲しいかな。 発行企業の業績が悪化して、債券が満額償還されないリスクもある。企業業績・財務内容しだいだが、結構な割り増しが欲しい会社も含まれているような。。。 てなことを考え合わせると、最低でも2%の利回りがないと辛いかな。企業によってはさらに割り増しが欲しいかな。とか思うのだけど。4.ミドルリスク・マイナスリターン 条件を見るにつけ、特に既発債などは、インフレ率を考慮すれば実質的にミドルリスク・マイナスリターンの商品なのでは、と思えて仕方が無い。 いや、それで取引が成立しているとすれば、摩訶不思議な世界としか言いようがない。 名目上の元本を割るリスクばかりに目が行って、他のリスクは気にならないのかな。5.感想 昨日、一昨日とりあげた住宅ローンや保険についても同じなのだが、世の中全体がデフレを前提とした考え方に凝り固まっているのでは。 実際に、わずかでもインフレ側に振れたときにどうなるのか、頭をやわらかくシミュレーションしておくのが良いかも。
May 6, 2014
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ゴールデンウィーク、しかも今日は子供の日ということで小ダヌキに付き合ってお出かけ。動物を見に行ったはずなのに、人混みで動物はなかなか見られず、ひたすら人を見ていたという。。。 なんて、ぼやいていると、 「人間も動物なんだよ。お父さんも動物だよ。」と生意気な小ダヌキ。 「いやいや、お前たちこそ、まさに動物そのものだから。」とかなんとか。 父親業は大忙し。 だけど、株式市場が開いていないので投資方面は全くヒマ。 ということで、ゴールデンウィーク特別企画第2弾として、本日も株式の外の話題を。 油断していると、自宅購入に匹敵するほどの投資になりかねないものに保険がある。テレビをつければ、家族の愛がなんとかとか、一生涯なんとかとか、入院1日目からなんとかとか、繰り返し聞かされるし、 小ダヌキが生まれたら生まれたで、どこで聞きつけたのか保険の外交員がやってきたり、あげくは身内からも親として学資保険は入るべきでしょ とか。 でも、冷静に考えると、保険は期待値的には損するように出来ていて、保険でカバーすべき範囲って実に限られていると思う。今回はそのあたりのことを。1.保険の期待値はマイナス これは当たり前、言わずもがな。慈善事業じゃないんだから。 (加入者が払う保険料の合計)=(加入者が受け取る保険支払額の合計)+(運営経費)+(利益) 毎日飽きるほど流れるテレビコマーシャルも、精力的な外交員も、運営経費から。 で、自分の身に不幸が降りかかると得をし、そうでないと損をするクジを毎日引いているのと同じで、期待値としてはマイナス。大きく掛けるほど、期待値のマイナスは大きくなる。2.保険でカバーすべき不幸とは 期待値がマイナスなのに何で保険に入る必要があるかというと、カタストロフィー(取り返しのつかない破滅)を避けるため。 起こる確率は小さいけれども、万一起こってしまえば取り返しがつかないような不幸のリスクに関し、金銭面の備えをすることが保険の大きな役割。相互扶助の精神。 私が考えるには、この種の保険でカバーすべき不幸のリスクは限られている。 ・養わなければならない家族がいて、自分が死んだら生活が成り立たないだろうというリスク。(若いときには大きな金額が必要。家族の年齢が上がるにつれ、また自分の貯蓄が増えるにつれ、次第に必要額は低減。) → 掛け捨ての生命保険でカバーするのが効率的 ・自動車を運転する場合、交通事故の加害者となるリスク。 → 対人無制限の自動車保険でカバー(カタストロフィーにならないリスクに備えるオプションは不要) ・場合によって、自宅が火災や地震に合うリスクや、学校や地域の行事で加害者になるリスクなど。 → 火災保険やレク保険などでカバー(あくまでカタストロフィーになる場合のみ) 以上、起こる可能性は小さいけど、起こればカタストロフィー(取り返しのつかない破滅)となるリスクこそ保険の出番。起こる可能性が小さいので、いざというときの保険支払額と比較して保険料は少額で済むのが特徴。 あくまで、期待値としてはマイナスなので、カタストロフィー回避のための最小限の保険に入るのが良い。3.保険でカバーするべきでない不幸とは 上記の逆で、起こってもカタストロフィーでない不幸や、起こる可能性が高い不幸は保険でカバーすべきではないと思う。 カタストロフィーでない不幸は、保険でカバーしなくても問題ないし、 起こる可能性の高い不幸は、保険支払額と比較して保険料が比較的大きいので意味が無い。 例えば、 ・学資保険、養老保険など貯蓄性の保険。以前は高い利回りが確保されていた時代もあったが、今ではかえって目減りしかねないぐらいの水準。 ・入院に備える保険。入院で必要な費用は限られており、保険でカバーする必要は無い。入院1日目からの保障なんてもっての他。 ・年齢が上がってからの生命保険。みんないずれは死ぬのだから、保険で備えるのはナンセンス。 上記の保険に入るぐらいなら、そのお金を自分で貯蓄・運用する方がはるかに良い。お金はあらゆる不幸のリスクへの備えになるし、不幸が起こらなければ他の目的に使うことも出来る万能なもの。 こうしたリスクに保険で備えようとすると、生涯で期待値として何百万円も損をすることになりかねない。要注意。4.留意点など 税制との兼ね合いで得する場合は利用する手も。 生命保険とか年金保険の支払による所得控除とか、若干の相続税対策になる生命保険とか。 テレビコマーシャルとか、外交員の勧誘とか、結構情緒に訴えてくるのだけど、冷静に計算してみると必要ない、または意味のないものが大半だと思う。愛とか人情とかではなく、金勘定を。 コマーシャル風に言えば、 「入る保険を限定する冷静な金勘定こそが家族への愛!」 てなことで、本日も、場外戦でした。
May 5, 2014
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ゴールデンウィーク特別企画として、株式の外の話題を。 このブログは「投資日記」と称しているけれども、日頃は株式の運用をどうしようとか、そういう金融資産の投資にまつわることを話題にしている。 けれども、その外側に目を向けると、人生の中でのもっと大きな投資の選択として、家をどうするかというテーマにぶつかる。 で、まずは賃貸か持家かの選択。 持家だと人生の選択肢が縛られる、賃貸だと自分のものになるわけでもないのに家賃がもったいない。など悩むわけで、一長一短あるのだけど本日は深入りしない。 途中省略して、住宅購入額の半分以上の資金がたまり、残りの資金も数年でなんとかなりそうなので、持家を買おうとなったとしよう。 ここで、住宅ローンのお世話になることになるのだが、常識的に語られていることが実は間違っているのではないかと思うので、今回はそのあたりのことを。1.できるだけ大きな額をできるだけ長期で借りる だいたいの指南書や世間的なアドバイスとしては、「頭金を大きくして借り入れ期間は短めが良い」というようなことなのだけど、「借金=悪」または「借金=リスク」との考えに毒されすぎていると思う。 住宅購入額の半分以上の資金がたまり、残りの資金も数年でなんとかなりそう というような身の丈にあった物件を見つけたとして、 それを購入するのに住宅ローンを活用する場合は、 ズバリ、 ・できるだけ借入額を大きく ・期間はできるだけ長く元利金等払い ・変動金利(金利上昇の可能性が高いと思えばフラット35も選択肢) という組み合わせが最善なのでは、と思う。 なぜなら、世のあまたの借金の中で、住宅ローンほど好条件で借りられる借金はめったに無く、このチャンスをとことん活用しない手は無いと思うから。 理由を詳しく書くと、・できるだけ借入額を大きく 今借りると、変動金利で0.8%を切る水準、35年固定のフラット35でも2%を切る水準。 特に、住宅ローン控除の適用対象の場合、年末残高(4000万円まで)の1%の税額控除が受けられるので、0.8%の変動金利で借りれば、なんと逆に0.2%お金が増える計算。少なくとも4000万円までは借りれば借りるほど得。 また、株式投資で信用取引をする人であれば、いかに工夫しても年間2%程度のコストがかかるのだから、住宅ローンで現金を確保して現物取引を行うほうが得。 それから、もっとまじめに、リスク低減の観点からも、いつなんどき収入が減ったりお金が必要になったりするかもしれないのだから、手元の資金を厚めに確保するほうが安全。目一杯頭金に入れてしまったら、不測の事態に身動きとれなくリスクがある。 ということで、頭金を大きく出来る場合であってもお金は手元に置いて、きるだけ借入額を大きくするのが良いと思う。・期間はできるだけ長く元利金等払い これも、上記と同じ理由。 借入残高を大きく保ち、長期でメリットを享受するための手段。 ・変動金利(金利上昇の可能性が高いと思えばフラット35も選択肢) 住宅購入額の半分以上の資金がたまり、残りの資金も数年でなんとかなりそうという前提で、リスクをとことん小さくするなら変動金利。 低い金利の借金のメリットを享受しながら、(ここしばらくは、日銀の異次元緩和で低金利時代が続くはずなので、その後の展開で)万一金利上昇局面に入ったら、手元資金で一気に繰上げ返済。低金利時代が続けば、ずーっと低金利の恩恵を享受し続けることができるし、返済額が元本に多く回るのも心地良い。リスクはほぼ無い。 一方、長期的な金利上昇の可能性も見込みつつ期待値を最大限にするなら、フラット35。株式投資のリターンの期待値は固く見ても年平均2~3%はあるだろうし、インフレ局面ではさらにリターンが上昇するだろう。 そもそもインフレ率2%を日銀が掲げている時代に2%割れの借金。日銀の目標が実現すれば、借金が実質的に目減りしていく状況に。 ただし、手元に残した資金を2%以上で運用できなかった場合には、悪手となるリスクあり。2.繰上げ返済なんてもっての他 だいたいの指南書や世間的なアドバイスとしては、「お金ができたら、どんどん繰り上げ返済。繰り上げ返済が最良の資金運用。」ってことなんだけど、 いったい、いつの時代のどんな金利の話をしてるのだろう? 高い金利のローンであれば、繰上げ返済も立派な選択肢だと思うのだけど、今の住宅ローン金利水準であれば、 ・繰上げ返済は一切しない の一択ではと思う。そして手元に資金を置いて運用を。 ただし、変動金利で借りていて、金利上昇局面が来れば、その時は繰上げ返済も検討の価値あり。3.留意点 上記は、合理的な行動が取れる場合のこと。 宵越しの金は持たないといったタイプの方、ともかく投機に走ってしまうとといった方は、世間で言われているオーソドックスな方式である借金は極力少なく、できるだけ早く返す の方が賢明かも。 仕事の都合などで転居の可能性がある場合には、持家を賃貸に回すことになるので、賃貸に回したときの利回りも考慮しておいたほうが良い。そうなると、生理的に大丈夫であれば中古物件がお奨め。 てなことで、本日は、場外戦でした。
May 4, 2014
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昨日に引き続き、消費税引き上げの影響がどの程度なのか気になる、4月の月次(なお、所有銘柄しかチェックしてません)について。1.くらコーポ あみやき亭と同じく、どちらかというと低価格のチェーン店を展開するくらコーポ。 昨日、4月の月次速報を公表。 既存店売上高が前年同月比4.2%増と、あみやき亭同様に消費税増税分の3%を差し引いてもプラス圏。 これまでのペースを維持。2.トップカルチャー TSUTAYAを展開するトップカルチャー。 こちらも昨日、4月の月次速報を公表。 こちらは、何と、既存店売上高が前年同月比6.6%増と久方ぶりのプラス圏。 どうやら、値上げの効果が出た模様。3.感想 消費税おそるるに足らず?? まあ、駆け込み需要がおこりにくい業態ではあるけれども。来月分のスシを食っとこう、とか、来月分のビデオ見とこうとかって無さそうなので。 若干気になっていた、消費税が上がったから消費を我慢するなんてことはおこってないのかも。
May 3, 2014
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消費税引き上げの影響がどの程度なのか、気になっていたところ。 決算等の素早さで定評のある、あみやき亭が、4月の月次を早くも公表。 既存店売上高が前年同月比3.4%増と、消費税増税分の3%を差し引いてもプラス圏。 昨年度通期で、既存店売上高は前年比2.6%増だったので、4月以降もまずまずのペースを維持している模様。 あみやき亭は、焼肉中心の、どちらかというと低価格のチェーン店。 他社の月次もこれから公表が続くけど、とりあえず、こういう類の業態には消費税増税の影響はあまりでていないのでは、とちょっと安心材料を得た気分なのでした。
May 2, 2014
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