歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2008.09.26
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テーマ: 短歌(1722)
カテゴリ: 短歌





ある駅のガード下にある売店のオーナーはすこぶる愛想が悪い。
多くの客が利用する駅ですが、その売店を利用する人はあまり多くはありません。店主は店の奥にじっと座って、黙って往来を見詰めています。

何か買い物をしてもほとんど無口で、その店主の声を聞いたことがありません。
黙って客を待つその姿はまるで蜘蛛のようです。網を張っていつ掛かるか分からない獲物を何日もじっと待っている孤独な蜘蛛。

近くに公営のスポーツ施設があるので、休日になると競技に参加する中高生がたくさんやってきます。施設へ行く前にこの売店で飲食の品を買うため、経営は成り立っているようです。
地の利というやつですね。周りの店は何軒もつぶれて空き店舗もあるぐらいですが、この店はずっと頑張っています。ほかの場所でしたらとうに姿は消えているに違いないのに。

運のいい蜘蛛だ。こんな無愛想でも商売がやってられるんだから・・・・。





★昔、家グモが天井から糸を垂らして降りてくると、来客がある知らせだと言って大事にしていました。そういう蜘蛛だから殺したりしないように、と注意されたりもしていました。
人家の周りにいる蜘蛛は、ハエ、ガ、ゴキブリなどの害虫を捕食するため、益虫とされているんですね。
また、水田では造網性のものや徘徊性のものなどが害虫駆除に大いに役立っているのだそうです。




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最終更新日  2008.09.26 20:38:54
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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