井上陽水の歌は、ストレートに結論を言い切ってしまわないところに特徴があるように思う。抽象的な虚無を漂わせて・・・・。
それは村上春樹の小説にも言えることで、二人の描くものに共通するのはイマジネーションの重要性。
こちら側の「想像する」能力を試されていると言えなくもない。その能力次第で描かれる世界はいくらでも広がっていく。人によって頭に描く内容や想像する世界が違うところが作品の魅力にないる。多くのファンの心をとらえる由縁でしょうか。
後に余韻が残るのはそういう想像の余地があるからこそ。良い作品に共通することですね。
何度でも聴きたくなるし、読みたくもなる。その都度新しい発見があったりする。
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
コメント新着