1957年に最初の人工衛星「スプートニク」を旧ソ連が打ち上げた。日本は1970年に米・仏に次いで4番目に「おおすみ」を送り出した。
それ以来、半世紀あまりの間に世界中で打ち上げられた人工衛星は6000個にもなるという。軍事衛星、科学衛星、通信・放送衛星、地球観測衛星、GPSに代表される測位衛星などなど。その半分が今、地球の周りを回っているそうです。
衛星の中でも特にGPS関連の人工衛星の開発を、EU・中国・アメリカ・ロシアがしのぎを削って競争している。アメリカの独走に対する強い危機感があり、独自の衛星を持つ必要性に迫られている。
これらの国の計画が順調に進めば2020年ごろには4極の体制が整い、それぞれの思いと狙いを込めた100個以上の測位衛星が地球の上空にひしめくことになるという。
アメリカ(GPS)6軌道・24機(現在30機)、EU(GALILEO)3軌道・30機、ロシア(GLONASS)3軌道・24機(現在19機)、中国(北斗)35機、という計画と現状。
中でも中国の意気込みがすごいらしい。
2000年以降4機の静止衛星が既にあり、昨年2機が追加されて試験運用が既に始まっているという。今年中には本格的な運用が始まり、2020年ごろまでに35機まで増やし、30機を運用するアメリカのGPSに匹敵するシステムを構築する計画だという。
今まで無料で開放してきているアメリカは、GPSを上回る性能を実現しない限り追い抜かれることはないと自信を持っているというが・・・・。
「脱アメリカ依存」をうたうEUも27の加盟国の足並みがやっと揃い、アメリカと協定を結びGPSとの間に互換性を持たせ、ロシアとも協力するしたたかな姿勢で臨んでいるという。
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
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