野鳥は繁殖の季節らしい。
カラスが柿の木に止まって、おもむろにヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、と向きをかえながら移動し始めたた。そして、細い枯れ枝をへし折って咥えた。けっこう長い枝で、持て余し気味になんとかバランスを取って、飛んだ。
しかし、すぐに電線に止まって、何度も咥え直している。ちょっと重すぎたのか、長すぎてどうしたものかと迷っているのか。ややあって、意を決したのか、そのまま咥えて飛んで行った。
烏も繁殖の季節で、巣造りが始まったらしい。近くに適当な営巣場所を見つけたのだろう。木のてっぺんか電柱の上か。
先日、空き部屋になっているアパートのガス排気装置の上に、鳩が巣造りしているのを見かけた。人が行き来する目の前の、それも手の届きそうなところに造っている。きっと世間知らずの若い新婚の鳩なのだろう。
ツバメも既に子育てを始めていて、駅の構内のあちこちには糞を受ける段ボール箱が幾つも置いてある。高架のホームから下の駅構内へ向かって、階段を眼にもとまらぬ速さで飛び抜けていく。
トキも抱卵を始めたというニュースは、無精卵だったらしく二個とも巣の外へ捨ててしまったという悲しい報道となった。その後、他の番いも抱卵しているのが分かって、人工ふ化のトキの初めての二世誕生を心待ちにしているところ。
新しい命の誕生は、動物も植物も吾々と同じ生命体とし様々な感動を与えてくれる。
感動と言えば、リスが死んだ仲間を烏から必死で守る姿がユーチューブで流れ、話題になっている。
「Amazing Squirrel Fights off Crows - Protects Dead Friend's Body」
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