歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2010.05.20
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テーマ: 短歌(1722)
カテゴリ: 游歌

ミツバチの飛ばぬこのごろ燕 (つばくろ)
                  子は真っ当に育ちゆくべし



 今年もツバメが子育ての時期に入ったが、何時もの年より活気がない様な気がします。
 何時もならひっきりなしに餌を運ぶ姿を眼にする頃なのに、今年はそれがまだあまり見られない。



 どうやら営巣の時期が少し遅れ気味で、例年なら子育て真っ最中なのに、今年はまだ卵から孵化していないところが多い様子。


 世界的にミツバチが減少しているという事が話題になっていますが、ミツバチだけでなく他の昆虫も減っているのかも知れません。

 ミツバチに関してはこんな ニュース が入っています。
 インド南部のケララ(Kerala)州で行われた実験から、ミツバチの個体数が激減したのは、携帯電話会社が通信網を拡大しようと、同州全域に設置した基地局が原因であることが明らかになった。インドPTI通信

 スイスではミツバチの「群崩壊症候群」が起こって、ミツバチが女王蜂と幼虫を残したまま巣箱から大量失踪するという現象も。原因は不明だがダニが原因という説もあるとか。

 小さな昆虫類も減っているとなるとツバメの子育ても大変だ。

 農業形態や人々の生活スタイルの変化によって、里山や山村で人々の身近にくらしていた昆虫たちの生息環境にも変化が生じていることが顕著になってきている事は確か。今年の不順な天候による影響も大きいのではないだろうか。咲いた桜に雪がかぶるぐらいですから、昆虫類にとってはダメージが大きい事は確かでしょうね。

 昆虫の量とツバメの営巣の因果関係を調べているある報告では、昆虫の多い川の近くなどの方が時期が早いという観察結果があるようです。

 ツバメの飛来と営巣は、春の風物詩として無くてはならないものです。
 満々と水を張った早苗田の上を元気に飛び交う勇姿が、いつか見られなくなるなんて考えたくもありませんよね。

 雀の数も50年前に比べると10分の1にまで減少しているとか。建築様式の変化で営巣する場所が減っているのが大きな原因らしい。

「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選





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最終更新日  2020.01.21 17:34:52
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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