犬同士というのはあまり喧嘩をしないものなのか。
我が家の猫はオス同士あまり仲が良くなく、遥かに年上のギンちゃんが若猫のアンリに向かって威嚇するような行動を取る事がある。
瞬間的に襲うような威圧を与えて、若蔵をやり込めようとする。
そんな時、アンリは「止めて!やめて!」というように小さく斜めになって身をかがめている。
よほど相性が悪いのか、声をあげて威嚇し合っている事も有る。
あんなに子供の面倒見が良かったギンには考えられない行動で、オスとはこういうもんだ、と教えているかの様でもある。
だからといって普段は怯えているわけでもなく、ちょっと距離を置いて接触しないようにしている。
どうも家の中でもテリトリー争いがあるらしく、ギンには年長者としての威厳を誇示しようとするプライドがあるようだ。
アンリの方はというと、家の中でもマスキングをしている。
ギンとしては、この家との関わりには古い歴史があり馴染みの家なわけだ。
自分は長い間家に入れてもらえなかったのに、いつの間にかアンリという若猫が家の中で飼われている。
その事がどうにも気に入らない。何という理不尽なことかという不満がアンリに向かっているのだろう。
オスというのは、どうにも厄介な生きものだ。
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