♪ 十五年を無事に動きし冷蔵庫この冬の日に役目を解きぬ
車でも電気製品でもそれは同じだ。
今まで使っていた冷蔵庫が15年目を迎えた。何の異常もなくここまで使って来れたのはいいものに当たった証拠でもある。
しかし、まだ動くとはいえこの年数からみればいつ御臨終になるかは分からない。この前に使っていたものは確か10年そこそこで真夏の暑い日に突然ストップした。
これには参った。真夏は冷蔵庫なしでは何ともならない。大慌てで量販店に買いに行った。冷凍物を隣家の冷蔵庫に入れさせてもらい、他のものは保冷の為にスチロールの箱に入れて急場を凌いだ。
冷蔵庫が届いても庫内が冷えるまでにかなりの時間が必要だ。スチロールの箱になんかそうは長いこと入れてはおけない。ダメになったものもあっただろうと思う。
とにかくアタフタした事だけが記憶に鮮明に残っている。
教訓。冷蔵庫は故障してから買うのは間違いである。故障が夏に起これば悲惨な事になると知るべし。買うのなら冬がベストである。
ということで、そろそろ今夏あたりに故障するような気がしていたので、まだ使えるが思い切って買い換えることに。
容量は今までのと同じくらいで、シンプルなもの。新型が出たばかりの型落ちで安くなったもの。値引きの機会を狙う。
徹底的に店員に説明を聞く。その為には空いているウィークデイに行く必要がある。
これらをすべて満たして買ったのが、TOSHIBAの427L 5ドア ツイン冷却、野菜室が真ん中にあるタイプ。
冷蔵・冷凍それぞれに適した2つの冷却器で庫内に冷気を送ることで、野菜室の湿度約95%の理想的な庫内環境を実現。冷蔵庫内と同じように冷却すると乾燥してしまうので、それを改善した形式となっているため野菜のみずみずしさを保てる。
このツイン冷却というのは現在、東芝だけの機能。以前は各メーカーがトリプル冷却とかも作っていたが3つの庫内の温度コントロールが難しくコストも高く故障の原因にもなるので、今ではどこも足を引いてしまったのだという。
東芝はその先駆者でもあり実績が諸処の問題を解決し、自信を持って取り入れている機能だという。2Lペットボトルが2本入る。
冷気は下へ流れるので、真下に野菜室があっては冷えすぎの原因にもなる。それに冷凍物を取り出す頻度と野菜を取り出す頻度を比べても、野菜の方多い分腰をかがめて一番下から取り出すのは不合理ということから真ん中に持って来た。
これは、大正解だと思う。大容量で野菜を立てて収納(これは重要なこと)できるので、鮮度も長持ちする。
独立アイスルームは、使いやすい貯水専用ルームとし、水へのニオイ移りを防ぎ、かってに氷(約130個) が出来る自動製氷機能。冷気を強力に送り込むことで、約1時間で1回分の氷ができてしまう。
給水経路(給水タンク・ホース・ポンプ)は取り外せて(密閉式になっているものが多い)丸洗いでいきるので安心だ。
下段の冷凍室は88L入るので詰め込みすぎになるという事が無く、背の点でも冷蔵庫への負担が少ない。
冷蔵庫は、大容量のモノの方が電気の消費量が少ない。ゆったり冷やし温度変化が少なくて済む。食品を詰めすぎると冷えにくくなるのは、冷蔵庫は冷気の対流により食品を冷やすので、冷気が流れやすいようにすき間を開け、小分けにして貯蔵する必要があるためだ。
「コジマ」に下見のつもりで行って、初めてという全商品10%オフのセールをやっていたのに偶然出会う。こちらの意向を伝えるとお誂え向きの商品があり、在庫があと5台あるという。
最初の出し値が12万ちょっとで、7万7千ほどの値札になっている。10%オフで7万円ちょっと。リサイクル料4,600円を入れてもお買い得だ。
後でネットで調べてみると最安値が73,000円台で、それよりも安かったので大満足の買い物のとなった。
実際、使ってみるとやっぱり使いやすい。当然省エネになって電気代も違ってくるだろう。
「おまけ」
「アマゾン」は送料無料を謳っているが、価格に上乗せしてあるため決して安いとは言えない。この冷蔵庫の今の値段が79,800円、楽天が76,440円で送料別だ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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