肥満気味で普段はおっとりしているニューハーフの「ピピ」。鳥の姿を見ると眼の色が変わる。
家の中からわずかな音を聞きつけてそわそわし出し、外へ出してやるとその音の方向へすっ飛んでいく。そのままの勢いで木を駆け登る。そこでしばらく飛んでいった鳥が戻って来るのを待っている。
猫がいるところへ戻って来るはずもなく、しばらくすると諦めて下りてくる。幾許かのアドレナリンが出て気分は高揚しただろうこの僅かな時間は、彼にとってはこの上ない楽しいひと時だったことだろう。
♪ 山鳩の番のすがた見つけざますっ飛んで行く春の序の口
いくら肥満の飼い猫でも元は肉食獣のはしくれ。獲物を追いかける本能は、性として残っているとみえる。自分で餌を獲ることなど全くない生活の中で獲物を追いかけるのは、人間の遊びとしての「狩り」と同じなのかもしれない。
それにしても猫は本当に木登りが好きらしい。あの爪を持ってすれば何処だって登れそうだ。
それぞれの写真に好きな科白を入れて楽しんでみて下さい。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
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