歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2016.02.06
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カテゴリ: 一日一首

♪ まだ百枚有ると聞かさるこの仕事光の春の飛び去りゆかむ







 面倒な加工の仕事がまだまだ残っている。そんなのに捉まっている内に、リニアモーターカーの様に音もなくサーと過ぎ去ってしまう気がする。


 二月は「光の春」と言うらしい。気象予報士の倉島敦氏が本の中で紹介していると、天声人語に載っていた。

【本文より引用】「二月の光は誰の目から見てももう確実に強まっており、風は冷たくても晴れた日にはキラキラと光る。厳寒のシベリアでも軒の氷柱から最初の水滴の一雫が輝きながら落ちる。
 ロシア語でいう「光の春」である。

 ヨーロッパでは二月十四日のバレンタインの日から小鳥が交尾を始めると言われてきた。日本でも二月にはスズメもウグイスもキジバトも声変わりして、異性を呼んだり縄張りを宣言する独特の囀(さえず)りを始める。
 ホルモン腺を刺激して小鳥たちに恋の季節の到来を知らせるのは、風の暖かさではなく光の強まりなのである。俳句歳時記の春の部には「鳥の妻恋」という季語が載っている。

 荒涼とした冬から兆(きざ)しはじめる「光の春」。光はいつも、気温にさきがけて次の季節の到来を告げる。



 春雷は、3月から 5月頃に発生する雷をいう。寒冷前線の通過時に発生する界雷で、春の到来を伝える雷ともいわれるが、今の時期にはまだ早い。
 昨日、宵の口に桜島が爆発的に噴火し、噴き上げる溶岩と黒煙の中に火山雷が見られた。


桜島噴火(2016・2・5 6時57分、鹿児島県垂水市牛根麓から)




 ♪  変わりやすき光の春の里山の華やぎかもす鳥の妻恋



 6日(土)から7日(日)は冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込み冷たい北風が吹くが、この寒さも一時的で来週後半には、急に春の暖かさになるらしい。


週間気温予測6日(土)~12日(金)-全国平均

 間もなく花粉症には要注意の季節に突入するが、それにしてもその変化の目まぐるしいこと。
 インフルエンザも流行しているし、光の春は気ぜわしい。




◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行

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最終更新日  2016.02.06 07:42:48
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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