♪ いねる間に日の過ぎゆきてあれやこれやと忙し忙しの三月が来る
その帰路を、一週間の間が空いたウォーキングを兼て歩いて帰って来た。常滑線榎戸と矢田の中間地点から朝倉まで、およそ13キロ。
2月最後の日曜日。南行の車は結構混んでいた。春の陽気に浮かれた家族やカップルが海へのドライブか、或いはセントレア、昨秋オープンしたイオンモールへでも行くのだろう。
それが、午後3時ごろ堤防道路に出て見ると人っ子一人居ない。冬の海に用事がある人はさすがにいない様だ。
海岸沿いの風景は何も変わっておらず、歴史から置いてきぼりにされていく様で、生えている木も何だかうら寂しい。
西風が海岸の砂を道路に巻き上げるこのエリアには、防砂林代わりのネットが張り巡らされている。これはかなり効果がある様だ。幾重にも張ってあるネットを見ていたら、安部公房の「砂の女」を連想した。
砂の堆積している場所には、多肉植物の一種が繁茂してピンクの花を咲かせている。
苦にならないほどの南風が吹いていて暖かい一日。セントレアへ着陸する飛行機が次々と南へ向かって低空飛行していく。海苔の養殖いかだがあるのを見ると、まだ2月なのだという事に改めて気づく。
人が少ないのをいいことに、若いカップルが静かに二人だけの時を紡いでいたりする。
野鳥も、餌を漁っている姿が、なんだかのんびりしているように見える。雰囲気も気分も十分に春なのだ。明日はもう3月、2月は本当に速かった。一週間ぐらいしかなかった様な気がする。
あと数キロになって、真っ赤な夕陽が今日の一日を祝福するように西の空に。 So long.
19,500歩。大した距離でもないのに疲れた。午前中に階段150段を駆け上ったのが、ボディブローのように効いてきたらしい。ウォーキングの一週間の間が空いたのも大きい。要するにスタミナという貯金が無いという事だな。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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