♪ 公園を見下ろして座す如来像しあわせ村に老いら集へる
80坪の土地の南側にごく小さな水路があり、そこを跨いで新たなアプローチを作る必要があるようだ。この分だと、まだまだ家を建てるまでには時間が掛かりそうだった。
往きはカミさんに乗せてもらい、片道10キロほどある復路を歩いて帰る算段だ。スタートすぐの所に「しあわせ村」という健康施設を備えた公園がある。一度も行ったことが無いので、どんなところか寄り道してみる。
そこには大きな大仏が建っていて、昔、通学・通勤の電車から良く眺めたものだ。
この大仏は、「天皇陛下(昭和天皇)御成婚記念事業」として1923年(大正12年)着工し、1927年(昭和2年)5月21日に開眼供養された。
信仰としての建立ではなく、観光的な目的が強かった。当初は白毫にサーチライトが仕込まれ伊勢湾を照らしていたらしい。また、体内を見学することもできたという。1938年には競売に出されて所有者が変わり、1983年(昭和58年)に曹洞宗大仏寺の所有となっている。
大仏は阿弥陀如来で、像高18.79mの鉄筋コンクリート製。1985年(昭和60年)に銅色に塗装し直されているので、見た目は銅製の大仏の様に見える。
鎌倉の大仏よりも大きいのだが、人気のほどは雲泥の差だ。やはり、信仰の対象ではなかったという出自が影響しているのだろう。
しばらくの間、訪れる人もなく寂れていたが、1997年(平成9年)に聚楽園公園周辺が「しあわせ村」として整備され、大仏も公園に組み込まれることとなり、健康志向と相俟って多くの市民が訪れる様になった。
穏やかな暖かい日曜日とあって、周遊コースを多くの中高年が思い思いのペースで歩いていた。近くにある大池公園と比べるとかなり規模が小さいが、アップダウンの多いコースなのでそこそこ歩き甲斐があるのかも知れない。
北側の駐車場から入って、南側の道を大仏経由ですり抜けて来た。
家まで12,300歩ほど。ミトコンドリアの助けを借りるため、3分速歩とゆっくり歩きを数回織り交ぜて歩いてみた。その効果か、思ったほどの疲れも無く、インターバル速歩の効用を実感した2時間弱のウォーキングだった。
東海市の「しあわせ村」広報・案内
「健康の森ゾーンや、トレーニング室(110円)で汗を流したあとは、遊べる温水プールや14種類のお風呂がある温浴ゾーン(プール共通500円)でリフレッシュ。
レストランからの眺めは水と緑があふれ、おなかだけでなく心も満腹になることでしょう。
午後からは、水辺の生態園やハーブ園で自然を探究。予約していただければキャンプ場(無料)も利用できます (キャンプ場のお問い合わせは、公園管理事務所 TEL052-604-2034へ)。
お帰り前に、嚶鳴庵で和風庭園を眺めながら抹茶(300円)を一服。
しめて料金は、一日遊べて910円也。」
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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