♪ 綿実油オリーブオイルごま油使い分けする日本語や佳し
この「油」にしても、「ゆ」「オイル」「あぶら」と言い分けています。カタカナ語にはオイルと言うのが一般的なのでしょうが、サラダゆとかサラダあぶら、サラダオイルと言ったりもします。「灯油」「潤滑油」のように漢語の後は当然「ゆ」だと思いきや、「機械油(あぶら)」「食用油(あぶら)」と言ったりする。
こういう変なところがある日本語が私は好きです。語感を最も重視している様な気がします。虫の音を愛でたり、短詩形の文学(短歌・俳句・川柳)や謡曲や浄瑠璃、小唄や今様などの言葉の文化が発展したことと関係がありそうです。
韻をふむ、耳障りが良いというところに自然に流れていく言語感性。若者が短縮して言う言葉も、その語感を楽しんでいるように感じます。
政治家や経済学者がやたらと外国語をカタカナ語として文中に紛れ込ますのも、日本人の言葉に対する感性(油というよりオイルという語感に惹かれる)に訴えるためのテクニックでしょう。
ちゃんとした日本語が有るのに敢えて訳の分からない横文字を使うのは、私は大嫌いですが・・・。
♪ ヨーグルトにオリーブオイルいわし雲
サラダ油にはコーン油、紅花油、ひまわり油などが使われていて、これに含まれる「オメガ6脂肪酸」は必須脂肪酸のひとつで、過剰に摂ると 老化 や炎症を促進するそうです。
外食やコンビニの食事に使われている油はほとんどがこのオメガ6(リノール酸、 γ -リノレン酸、アラキドン酸)脂肪酸なので、既に日本人は摂り過ぎの傾向があるんだとか。
人間の身体に必要な脂肪酸は、オメガ3、オメガ6、オメガ9で、オメガ6は知らず知らずに取りすぎ状態。積極的に取り入れるべきは、オメガ3、オメガ9のオイルということらしい。
亜麻仁油、シソ油、エゴマ油、グリーンナッツオイルなどに多く含まれ、いわし・さばなど青魚に含まれる「DHA」や「EPA」もオメガ3の「 α ‐リノレン酸」なんだとか。
α‐リノレン酸の油は、炎症を防ぐ働きがあり、ホルモンを整えるのに役立ち、代謝アップでダイエット効果、ハリツヤをもたらす美肌効果、血液中の脂質濃度を下げる働き、生活習慣病予防の効果があるという。
以下のような効果があると 期待されて いる。
●悪玉コレステロールを下げる ●中性脂肪を下げる ●動脈硬化・心筋梗塞予防 ●高血圧予防 ●脂肪肝(肝臓の病気)予防 ●高脂血症予防 ●加齢黄斑変性予防 ●ダイエット ●メタボリックシンドローム予防 ●脳の活性化による記憶力のアップ ●花粉症・アトピーなどアレルギー症状の緩和 ●抗うつ作用・イライラを抑える
オリーブ油、キャノーラ油やアーモンド、アボカドには、オメガ9の「 オレイン酸 」が多く含まれている。悪玉コレステロールを減少させ、血液をサラサラにする効果や、便秘解消効果も。
特徴は加熱で酸化しにくいこと。オイルが酸化すると体に有害な過酸化脂質となり、酸化した油を多く摂取すると、悪玉コレステロールが増える原因にもなる。
一価不飽和脂肪酸の代表的な脂肪酸がオメガ9-オレイン酸で、不飽和脂肪酸の中ではもっとも融点が高く、酸化しにくいため、加熱料理に向いているんだとか。
世界各地29種類のオリーブオイル
これらを使って、貯蔵法や品質チェック法、産地、テイスティング技術から食材・料理に合ったオイルの提案・ボディケアなどを習得してオリーブオイル・ソムリエなるものを目指す 講座 があるんですね。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
■ いい天気だが・・・政治は・・ 2017.10.08
■ 安楽死という選択肢 2017.10.06
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