歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.04.24
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カテゴリ: 花・生物

♪ ばらの葉にあまたうごめくものたちの柔肌に触れ ぶちッと潰す







 三日ほど前、2日の間に枝に産卵中のがつぎつぎに見つかった。オレンジ色の腹を見せて下向きにくっ付いている。産卵管を突き刺しているので、捕まえるとお尻の部分が千切れて枝に残った。
 花の咲き始めは気になるが、それを過ぎるとついつい気が緩む。気が付けば物凄い数の幼虫が葉にたかっていて、無残な姿になっていてゾッとした記憶が蘇る。


 蜂という名が付いているわりには可愛いらしくて柔らかい体をしている。ひどい結果をもたらすようなヤツには見えない。薔薇に被害さえ与えなければそっとしておいてやりたいところだが、そうもいかない。

 発生する時期は4月~10月と長く、年に3回~4回の波状攻撃的に産卵をしに来る。午前中に産卵する傾向があるらしく、午前中に薬剤散布をして迎え撃つと成虫の飛来を防ぐことが出来るんだとか。
 ハバチはキラキラと光るものを嫌う性質があるので、メタルテープやアブラムシ用の反射板を設置しても予防できると、どこかに書いてあった。
 また、新芽付近の柔らかい枝に油性の黒マジックで2cmほどの線(産卵痕に似た線)を描いておくと、被害を防げるという(チュウレンバチは既に産卵痕がある所には産卵しない)。しかし、全部の新芽にそれをするのも手間だし、見栄えも悪くなりそうだ。

 またこんな情報もあった。ヤツは黄色を見るとそこに吸い寄せられてしまう習性があるとかで、黄色いバケツに水を張って置いておくと、そこに落ちて水死させられるとか。そのトラップは多少効果があるが、すべてをそれでやっつける事は無理らしい。



 それなら小さな水の入った容器をあちこちにぶら下げておけばいいかも、なんて思ったりするが、こんな黄色い目立つものをずっと置いておくのは見栄えが悪い。

 産卵された細長い縦の傷を、爪や先のとがった針や楊枝などで擦って潰すという手もあるようだ。
 セロテープで塞ぐという人もいる。
 よく経過を観察し、産卵痕がパカッと開いた時点でやっつける方法も紹介されている。枝を指で少し強めにグッと押すと、中で卵がプチプチ!っと潰れるという。いずれにせよ孵化する前の段階で壊滅させるわけだ。その後、傷口を木工用ボンドで塞いでおくのだとか。


こうなっている所は見たことがない。

 気付いた時にはすでに幼虫が出た後で、黒い筋が残っている。そして、葉っぱを見て驚くというのが関の山で、ものすごい数のゲリラが、寄ってたかって喰い荒らしている。
 そりゃあもう「やられたー!」と気付かなかった自分を叱責し、「コノヤロー!」と叫びながらブチブチッと潰してやる。あんまり多いと葉っぱごと千切って、慙愧の念もろとも足で踏んずけて無きものにしてやる。

 見た瞬間に心臓の毛がよだっているんじゃないかと思う。なるべく農薬は使いたくないので、見つけ次第駆除する。生きものには優しい私だが、見つけようものなら咄嗟に、もう条件反射的に素手のままで潰してしまう。
 赤い血でも出たらそんなことできないが、粘っこい体液で手が汚れるだけなので・・。






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最終更新日  2023.09.16 11:45:51
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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