♪ パソコンに「いかり」と打てば錨の文字そう、いつまでも離れずにいる

怒りは、脳内の「大脳辺縁系」で生まれ、サルやイヌ、トカゲなどの下等動物にもある原始的な本能だとか。動物が生きていく上で無くてはならないものらしい。怒りが発生するとアドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌されて、ブドウ糖や酸素を全身に送ろうと脈拍を速くし、血流を増やして火事場の馬鹿力的能力を発揮する様になっている。
それを抑える働きをするのが「前頭葉」で、人間やサルのような高等動物はそれが発達しているらしい。怒りをコントロールするほか、「理性的な判断」や「理論的な思考」の役割を担っている。
人の脳内では動物の本能として備わっている 「怒り」が大脳辺縁系で生じ、それを「知性」や「理性」を司る前頭葉で「抑制」
するという仕組みになっているわけだ。
ところが、瞬間的に発生する怒りに対して、前頭葉が働くまでには少し時間がかかる。実験から、 怒りが生まれてから前頭葉が活発に働き始めるまで、「4~6秒」のタイムラグ
があるらしい。
怒りをコントロールするために 「カッとなったら6秒待ちましょう」
という。これにはそういう根拠があるわけだ。


怒りを抱えたままいる事からくる弊害を解消する、す究極のストレス解消法がある。金属バッドで室内のものを破壊しまくれるサービス 「Rage Room(レイジルーム)」
というのがカナダのトロントにあるらしい。 この「怒りの部屋」は、ワンルームマンションほどの広さで、最低19.99カナダドル(約1600円)払えば、この部屋に籠って45分間、好きなだけ金属バットやバールを振り回してモノを叩き壊すことが出来る。ため込んだ怒りを発散できるるわけだ。


他にも アルゼンチン
や イタリア
、 オーストラリア
などなど、怒りの部屋は世界中に広がっている様子。
しかし、専門家は「この行為は、実は人によっては怒りや攻撃性をより増加させてしまう場合があります。問題の解決にはならないのです」と警告しているとか。
破壊することでストレスを発散させるのはあまり勧められないと言うが、溜め込んで怨念となるぐらいなら発散してしまった方がいいに決まっている。

日本では、「破壊セラピー」としてDVの加害者に接する機会があって思いついき「怒りを人に向ける代わりにモノを壊して発散してはどうか」と考えて始めたのがきっかけで出来た 「八つ当たりどころ」
がある。2008年に東京都多摩市にオープンしていて、出張イベントをしていて人気だとか。
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