♪ お上には逆らおうなど思わない老人たちの気良き一票 |
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国立長寿医療センターから「生活習慣に関するアンケート」なるものが届いた。 調査結果が送られてくるらしいが、自分の欠点と問題点は分かっているつもりでいる。結果の内容は調査の項目からして大体の見当はつく。“概ねいいですが、この部分とこの項目を改善することをお勧めします” とかなんとか。 介護認定を受けているとか介護予備群のデータが重要なのだろう。そして、そこに至るまでの生活習慣がどう関連しているかを調べる。2029年までの10年間の医療レセプト、介護保険情報を加えて総合的な指標の材料にする、らしい。 こんな設問には答えようがない。季節によっても変わるし、状況によっても変わる。家から一歩も出ず毎日まったく同じことを繰り返している高齢者なら別だが。 適当に丸を付けるしかない。1年の平均値という事になるのだろうが、献立と食事日記でもつけてなければ単なる印象でしかないものになる。当然、直近の印象が反映されるだろうから、正確なデータなど取れるはずもない。 このコロナ禍の最中で、本来の目的に合った調査など出来ないだろうに、何故このタイミングでやるのか。甚だ疑問だ。設問の内容からして問題・疑問が多い。もうすでに分かりきっていることばかりで、いつもの「やってる風」を装って、いい加減な研究発表のアリバイ作りをしているとしか思えない。 以前、コグニサイズとかいうのがあって数年にわたって認知症予防の運動をしてその結果を調べるというものがあった。“毎週決まった時間に決まったことを、数年間繰り返す” なんて無理。参加を見送ったことがある。 健康寿命を延ばすことを名目に、厚生労働省が主導しているのだろう。 医師会・製薬会社・医療機器団体などと結託して、金儲けのできる方向へうまく誘導する研究も同時に進行させているのだろう・・・か。 なんだかんだ言いながら結局、設問にすべて回答して封筒に入れてある。野次馬根性のある私は、3~4か月後に送られてくるという調査結果が一体どういうものなのかを確認したい。それだけの理由で、切手不要の郵便をポストへ。 朝の雨に濡れた窓下の花。上から見ると立体感がないので、ちっとも面白くない。紫宝花もキバナコスモスも次々に花を咲かせている。 最近は、夜のいずれかの時間に必ずと言っていいほど雨が降る。生育にはそれが最高の状態なのだろう。カンカン照りの期間も短期間だった。来年も同じようになるとはとても思えない。 今のところ台風はいい具合に日本を避けて通過していったが、まだまだ予断を許さない。二百十日(9月1日)も過ぎて、ここからが本格的な台風シーズンなのだから・・・。 |
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