♪ 連作を時速十五首詠みあげぬ春の嵐が窓打つ前夜
♪ 他人からの批評がほしくなる異変老いて心が何かを求め
♪ 図書館に「さわらび」といふ歌会のあるこを知る鶯が啼く
♪ 電話口に声が若いとおだてらる顔を知らない女性歌人に
♪ 「かりん」とふ言葉が耳に入りきて馬場あき子まで繋がっていく
♪ 素人のてなぐさみです我流です雨を見ながら自己紹介する
♪ おちこちにピンクのテープ数多あり落ち着かぬまま左見右見(とみこうみ)して
♪ いつぞやに地質調査をせし辺り「道路が出来るん」爺さんが言う
♪ 「生きている内にはでけん」軽トラに向き直りつつ呟やいている
♪ 竹林をインターチェンジ貫いて旧街道から見上げる日が来る
♪ ガーガーと喧しいこの女形 構成者には有難い人
♪ ボツばかり紹介されて怒り出す歌集を成したプレバトの顔
♪ 良いように扱われしは本望かヒール役目に嬉々としてをり
♪ ハマコウが出てきたような品の無さ夏井講師は懐が深い
♪ 浜ちゃんは嫌いだったが慣れていくこの下町の玉三郎も
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