歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2025.08.25
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カテゴリ: ウォーキング

♪ 七五調の調べに乗せて書く日記いつもと違う脳が喜ぶ



 中3日など直ぐに来るウォーキング。早朝に出そこないしの夕方の、図書館までを歩くべし。テレビ笑点、大喜利の開始を合図に家を出る。スマホに金輪取り付けて、ぶらぶら下げて歩き出す。

 雲フェチの習性なりて見上げたる、空にもくもく入道のいずこに雨を降らせるや。カンカン照りのわが地域、産めよ増やせよ雲の峰、ゲリラもゴリラも雷も招待状の用意あり。



 いつもの裏道坂の道、どこまで走って上れるか、爺の冷水よっこらと走るモードに切り替えぬ。ホイホイホイと駆けだすも、200歩過ぎておみ足は動かすことを放棄せり。少し歩いてなだめやり再びギヤを上げたるも、とつとつとつと元気なくスローテンポの乱れ足、駆け足などはどこへやら、徒歩(かち)徒歩(かち)山の亀さんが坂を上ってゆくごとし。

 ちょうど夕陽の落ちるころ、今日のひと日を照りつづけ、人を虐めて弄び、あまねく嫌われ憂しきもの。鈴鹿の山のその向こう、大き赤玉浮かばせて、二ッと嗤らっているような。



 いにしえの常滑街道経由して、一里足らずの山の道。キジバト2羽が電線に、今日の暑さを語るのか、はたまた愛を語るのか、仲良さそうな風景を見ながら坂を下りゆく。



 図書館に着きて真っ先、給水の場所へ勝手に足が向く。うんぐうんぐと冷水を、喉に流してクーラーの風に息つくその刹那、亀は兔となりにけり。

 借りるべき目的の本探すべく、書棚に行けば見つからず。近くの係に声をかけ、探してもらうこと数秒、あっという間に見つかりぬ。探し物下手棚に上げ、「さすがはプロ」とヨイショして自己憐憫を胡麻化せり。

 今日の仕事、為し終え明日の準備にと、身を隠したる日没の帰路は薄暗がりとなり。裏の坂道回避して表通りをぶらぶらと、無月の宵の中を行く。
 美濃川のみず満々と流れゆく。そうか今宵は新月の大潮満潮時刻なり。たっぷりの水眺めつつ、遠くハゼ釣りせし記憶、水面に浮かび流れゆく。

 家間近、喉がビールを欲しがりてファミマに足の向くことの、自然現象うべないて、あと3分で着くことの、すべてデジャブーなりしかな。
 往復およそ6キロの、その汗流しクーラーの効く部屋で飲む缶ビール。最高の、一番美味い飲み物と、この時ばかりは思うべし。








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最終更新日  2025.08.25 13:16:34
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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