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私が数学で大好きなのは、自分好きなように、問題の座標を変えることができるからです。変えることが「できる」というよりも、変えなければポイントを見抜けないからです。たとえば、長方形がxY座標上に斜めにあったとします。これでいろんなことを考える場合、このままでする人はいませんよね。図形をx軸Y軸に合わせるように移動します。または、座標の方を動かします。天動説・地動説だって、座標変換です。相対性理論だってそうですね。また、数式を様々な視点で見るのも大好きです。新しい発見をすると、充実感がいっぱいになります。三角関数の足し算を、素直に合成問題と考え、その最大最小問題として解いていくか、図形問題として解いていくか、ベクトルの問題として解いていくか、式の形から有名不等式の利用に着目するかと、ざっといろんな視点の持ち方ができます。これは、人生の座標、人生の視点をいろいろ動かして観るという、習慣につながると思います。とは言うものの、「見方がかえられる」ような出来事というのは、本人は、結構大変な事態であることが普通です。ですから、この数学の能力は、人生を救う鍵となるものだと思います。
2018.01.28
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雪かきがたいへんです。思わず、融雪剤でも撒いて楽しようと思ってしまいますね。ところで、「融雪剤を混ぜて溶かした液体の温度は、氷よりも低い」って知ってました?これは、多くの人にとって、常識的に受け入れがたいようです。誰だって、「水の温度は氷の温度より高いに決まっている」という常識をもっているからです。だからこそ、こういう実験をしてみせると、「うそだい」「そんなこと信じられない」と驚いてくれます。熱現象というんは、温度計をもって小学校で教えらえます。しかし、熱ってそもそも、どういうことなのか? ってことを教えられた記憶はありますか?中高生でさえ、この融雪剤の秘密をうまく説明できません。一般には、これは、大学の理工学部の学生しか教えられないと思い込んでいる人が多いようです。実際これを説明するには、まず、分子運動論から入り、統計的数学を使わなくてはなりません。ですから、数式の固まりのような解説書になります。でも、でもですよ。熱いか冷たいかなんて、日常的な現象ですよね。こんなに身近でわかりやすい素材はないんじゃないでしょうか?統計的な意味をつかみさえすれば、目に見えない分子原子の動きを、まるでクラスの生徒の動きをみるように理解できるのではないでしょうか?今年は、この分子運動論を、感動的に体験してもらえるように、準備を始めています。ご期待ください。
2018.01.26
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ある起業家教育の専門家は、子どもは9歳から15歳の間に、「勝利の方程式」と呼ばれるものを確立すると話しています。勝利の方程式とは、一番うまく生き延び、勝利をものにするにはどうしたらよいか、ということについての子ども・または大人の考え方です。多くの子どもは、良い大学や専門学校に行くことが、勝利の方程式の一部だと考えています。でもある子は、9歳の時点で、すでに学校が自分の勝利の方程式に入っていないことを知っています。友達や両親のように、学問の分野で秀でるよりも、スポーツの花形選手になるほうが勝利の方程式に合っているように思います。学校でいい成績をとれない子どもは、別の方程式を探すのは自然なことです。大人自身の歴史を振り返ってみても、子どもの頃に勝利の方程式だと思っていたものが、自分にはあてはまらないことに気づいて苦労する人が大勢いるでしょう。その場合、多くの人は、仕事や職業を変えようとします。または、その方程式を捨てずに、何とか当てはめようとする人もいます。そういう人は、うまくいかないのが、勝利の方程式そのものだと気づかないで、悪いのは自分のせいだ、自分が人生に失敗したんだと思い込んでしまいます。とにかく一番の敵は「勝利の方程式」なのです。効果の無い方程式を捨てることです。
2018.01.24
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どうしても、「巨人の星」に影響されている私を覚えます。「努力」「根性」の賛美です。でも、これってマジメな生き方ではないと思います。だって、人間が生きているって、そもそも自分の力じゃないんだもの。感謝と喜びしかありません。
2018.01.23
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進路でいろんな人が悩んで迷っています。心配するっていうのは、ある意味、僕たちがスゴイ脳みそを持っているからです。人間がすることや引き起こすことは、いいことも悪いこともみんなひっくるめて最初に僕たちの脳みそが考えつくことからはじまります。人間が思いつくことからはじまり、それが形になってきています。ひざをすりむいた時でさえ、本当は、ひざは何にも感じてはいないのです。脳にメッセージが送られて、脳がそのメッセージを理解してはじめて、ひざが痛いと感じます。きれいな花を見ても、目は、本当は何も見てはいないのです。脳がメッセージの意味を理解してはじめて、目の前の花が、あるのが見えるのです。だから、脳は僕たちをよく騙します。マジックを見て、ありえないことが本当に起きたように思い込むのはもちろん、ホラー映画でも、怖いよね。本当に幽霊を見たと言う人もいます。合格可能性50パーセントというのは、当然、可能性でしかなく、それ自体で痛くもかゆくもありません。これでノイローゼになるなんで、冷静になれば、滑稽なことだと普通なら理解できるはずです。でも、そもそも冷静になれないから困っちゃっているんだよね。そんな時は、別のことに注意を向けるといい。何か夢中になれること、絵とか音楽とか、スポーツとか、そういうことを楽しんじゃう。もちろん、悩んでいることを誰かに話すのもいいね。
2018.01.22
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センター試験の自己採点をしているとことでしょう。試験の結果も大事ですが、それより、何倍も大切なのは、その結果を見て、何を考えるか、今、どんな言葉をつぶやくかです。それであなたの運命は、大きく変わります。
2018.01.15
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センター試験、終わったころだあ。ところで、どのような力をつけたいのか、をはっきり意識している人は少ないです。漠然と「合格したい」と祈っている人がほとんどです。しかし、本当にビジョンをもっている人なら、「どの分野のどんな問題をどのくらいのスピードで解けるようになる。」と祈っているはずです。何となく、大学に行きたい、と祈っているのでは、まるで、「外国に行きたい」と思っている人のようです。どこに行きたいのかを、はっきりさせましょう。そしてルートをクリアにしましょう。
2018.01.14
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