アメリカで日本のケーキを焼く

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2006年08月15日

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カテゴリ：ハワイ生活

嬉しさのあまり、自慢したい手作りケーキの写真から。

過去一度も自分でケーキを焼いたことのなかった私。
今まで手作りケーキは手間と時間がかかるものばかりだと
思い込んでいた。

海外に住んでいると日本のケーキが無性に
食べたくなる時がある。
先日お友達が持参してくれた日本のケーキの
味が忘れられず、

キッチンに飾っておくわけにはいかず、

在米十数年にて、
初のケーキ作り挑戦することにした。

作りたいのは甘さ控えめの日本の味。
アメリカのケーキはスポンジが油っぽいし
たまご味たっぷりの日本のスポンジケーキが食べたい。

最初に悩んだのは小麦粉。
日本のレシピに載っていた「薄力粉」は
日系のお店にいかないと買えない。
アメリカのお店の店頭で普通に売っている
小麦粉は中力粉。

たとえ日系のお店のない土地に引っ越しても
いつでも手軽に作れるよう、アメリカの粉で作ってみたかった。

ネットで調べてみると、「Cake flour」という
ケーキ専用の小麦粉があった。
早速それを探して買い求めた。

うまくいかないのか、最初の２回は膨らまずに失敗した。

３度目から自分なりに調整をして
日本で買ったケーキみたいにふっくらと
美味しいケーキが焼けるようになった。

大型ミキサーを使うと、実に手早く出てしまう。
失敗しても腹がたたないから嬉しい。

オーブンを余熱している間に下地準備が完了してしまう。（約７～１０分）
焼くのに２５分かかるから、ホイップクリームを泡立てても
ケーキの出来上がりまでアッという間だった。

迅速で完璧な泡立ちを約束してくれるミキサー。
値段を見ると日本では高価だけど、
アメリカではピンキリで私は一番安い１２０ドル以下のものを
amazon.comにて購入。私にはこれで十分だった。

アメリカのケーキ専用小麦粉と、
やっと日の目を浴びた私のミキサー。
cake2

それでは日本のレシピを元にアメリカ用に調整した
誰でも美味しく直ぐ出来る、スポンジのレシピ。

（材料）
たまご４つ（白身と黄身に分けておく。）
ケーキ用小麦粉（８０グラム）
砂糖（８０グラム）
塩、ひとつまみ。
溶かしたバター（２ＴＢＳＰ）

（作り方）
オーブンを３５５°Fにセットする。
白身と砂糖をミキサーに入れて泡立てる。
角が立ってきたら黄身をいれて更に泡立てる。
黄身を入れた後に泡立てが少ないと膨らまなかった。

細かい泡がたくさん立ってクリーム上になったら
塩とバターと粉（振るわなくてもＯＫ）を入れて、
ミキサー弱でさくっと泡を壊さないように混ぜる。

バターをたっぷり塗った型（浅め使用）にいれて
オーブンに２５分間入れて出来上がり。
きっちり２５分でだすべし。
↓これくらい浅め。私はノンスティックタイプを使用。