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毎日稽古があっという間。一日三、四本やっても、メイン短篇だけで全部やるのに四日くらいかかりますからね。そこに日替わり短篇の稽古も入るわけですから、もう目まぐるしいくらい。さらには一回稽古をすると、他との兼ね合いで二日くらい間があいたりしますからね。みんな、隙間を縫って読み合わせしたり相談したりと僅かな時間も惜しんで稽古しております。お試しはしつつも、完成形に向けて普段より早めに多めに演出をつけております。先日「ファミレス・ジェノサイド」という短篇に殺陣がつき、役者さん達のやることと課題が一気に増えました。殺陣をつけてくれたのは梶武志さん。「遠ざかるネバーランド」からお世話になっている僕が最も信頼する殺陣師さん。作品のやりたいこと、見せたいことを本当に大事に考えながらも、いつも少しだけ高いハードルを用意してくれます。回廊稽古始まって以来の役者一同、汗だく。しかしまあ、こいつは面白くなりますぜ。間違いなく。写真は今回の女子最若手・民本しょうこちゃんと、男子最年少・櫻井圭登くん。組曲初参加。吸収力スポンジの二人。一人あたりカルピス40本分はあろうかという爽やかさ。この二人で組んでる短篇もありまして、かなり冒険的な内容になってます。冒険と言っても辿りつきますよ。雪山だろうが地底湖だろうが。
2012.06.28
稽古が始まって早一週間。日替わり以外の短篇をとりあえずざーっくりあたった感じ。全貌が少しずつ見えて来た感じ。廻りはじめてきましたよ。ぐるぐるぐる。「進み早くない?」と武藤さんに言われたけど、そんなこともないのです。これから怒濤のように日替わり短篇出演者の稽古があったり、形になってきたものの順番を決めて、実際に通して、他の順番も試そう、みたいになって、うまくつなげるためのムーブメントやら下手したら短篇一本がまるまる増えたりして、「うぃんやああああぁぁぁー!!」ってなるくらいやること山の如しなのです。なので、具体的な動きは極力決めないようにしつつも、いつもより早い段階で演出は叫んでおります。怒鳴ってるんじゃありません。テンション上がって声が大きくなっているのです。昨日はじめてあたった川田×和知短篇も他出演者にとても好評だったし、武藤×鶴町もたった数時間でえらい面白くなったりしてます。そして本日新たに書いた櫻井×民本×中田短篇は短いながらもなかなか良い出来になりました。とまあ、楽しくやらせていただいてますが、さっき台本のデータを見てびっくり。120ページとかになってる。僕のページ数換算は2時間で80ページ前後。と言うことは………3時間!? ひええ。と、冷や汗かいたところで、10本の日替わり短篇とお蔵入りが決定した無数の没短篇が含まれていることを思い出したのでした。それらをさっぴくと60ページくらい。ふうう。まあ、それにしたって多いのだけど。しかも、構成後に決まる大ラスの大ラスはまだ書いていない。つまりこんだけ書いてるのに完成してない。どういうこっちゃ。ちなみに上演時間は1時間45分を目指しております。まあ、短篇は長篇以上にカットが難しいのと、日替わり短篇の内容がバラバラ過ぎるからまだなんとも言えないのですが。(でも目指してはいます)さくっと観に来てくださいませー。
2012.06.24
稽古もがしがしと行っております。前回もそうだったんですが、短篇集の時は、配役を決めて台本を配りません。何度か読んでもらって、コレをやるならコレも。コッチをやるならソッチを。と言う風にバランスを考えながら決めていきます。現在九割といったところでしょうか。日替わり短篇出演者との組み合わせはまだ未定です。 「あたし、二本かぁ、楽勝ね」なんて思ってると日替わり短篇が三本くらい割り振られて、途端に大変になったりします。(実際大変になった方が前回いらっしゃいました) というわけで、先日あたりから配役の決まった短篇ごとに抜き稽古をはじめてます。 鶴町×小玉中田×狩野武藤×櫻井 狩野×民本 ……などなど。 ホラー・ラブストーリー・ファンタジー・コメディ……どれも質感が違うので、切り替えが大変。これを一つの芝居にまとめていく工程を考えると気が遠くなりそうですが、そこはまぁ楽しんでいこうかと。 最近の稽古ピックアップとしては武藤さんの愛らしさにグッときて、圭登くんのイノセントな芝居にキュンときて、狩野さんの集中力にウヌゥっとなった感じです。具体的なことを言いたくないときは擬音が一番! というわけで、ご予約はコチラから!ハラハラドキドキキュンキュンさせてグオォーッとしてフニュウ~っとさせますから。
2012.06.21

空想組曲始動!こないだ「深海のカンパネルラ」が終わったばっかな気もしますが、間隔開けずにやれることに喜びを感じる今日このごろ。一昨日顔合わせ&読み合わせしてきたのですが、いやはや良いキャストが揃いました。揃えました。褒めたくなった、自分を。読み合わせの時点で相当に笑わせていただきました。長篇はオモタメに偏りがちな空想組曲ですが、短篇集は好き放題書かせていただいてます。コメディたくさん。ホラー、サスペンス、ファンタジーなどなど。 もちろん変則短篇集と銘打ってる以上、ただ並べるだけではないのですが。そしてその構成が一番大変なのですが。 役者に不安はなし。こっからいかにその人達の魅力を輝かせられるかが勝負です。でも、面白いです。ほんと。どうぞ疑わずご予約くださいませ!こちらからチケット絶賛発売中!写真は左からほさか、櫻井圭登くん、小玉久仁子さん、民本しょうこちゃん。そして昨日は「桜の森の満開の下」の顔合わせでした。こちらは脚本を担当しております。主演の平野良くんはじめ、久々にご一緒の小林健一さん、澤田育子さんなど、キラキラした魅力溢れるキャストが揃っております。コチラも是非!
2012.06.16
さて、いよいよ「組曲『回廊』」の稽古開始まで秒読み段階。短篇の方はと言うと、まぁ、順調に増えております。「どぅおおりゃあ」みたいな勢いで突き進むものを書いた後には、「どよよょーん」とどこまでも暗いものを書いたりしてるので、特に気分転換は必要なく、書こうと思ったらいつまでも書いていられます。いわゆるライターズ・ハイ状態。本日仕上げた東京ネジの佐々木姉妹の日替わり短編は最初に考えていたコメディ作品から打って変わってサスペンス色が色濃く出たものになったし、花組芝居の堀越涼くんの作品、葛木英嬢の作品は完全に「どぅおおりゃあ」系。どれもこれも、読んでもらうのが今から楽しみです。どうもここ最近、依頼される内容もアクションファンタジーみたいなものから文学的なものまで、幅広くなってきてるので(なんでやねん、みたいな気もしますが)一度にたくさんの本を書くことが苦ではなくなってきました。しかし、幅広い依頼と言うのは、裏を返せば僕自身のカラーが定着していないとも言えるので、それが果たしてどこまで良いことなのかは分かりません。どんな内容の仕事にも「らしさ」がきちんと反映できていれば良いのですが。それと相反するように「その程度のキャリアで、カラーを打ち出す何て千年早い」と自分を戒める声も存在します。それしかできない、もしくはやっていないだけではないのか、と。だったら極端なくらいいろいろ挑戦していくくらいの方が良いかもしれない。そんなことをモヤモヤと考えている時期なのです。さて、もう一踏ん張りです。
2012.06.11

さてさて、日替わり短篇の出演日程です! 19日:牛水里美ちゃん!20日:藤尾姦太郎くん!21日:有川マコトさん!22日:関戸博一さん!23日:登米裕一くん!24日:佐々木香与子さん・富貴子さん!26日:堀越涼くん!27日:清水那保ちゃん!28日:葛木英嬢!29日:石黒圭一郎くん!この人達にあてて書く。現在、とっても楽しく苦しんでおります。 手の内をあかしてしまうと、現在書き上がっている短篇は16本。多くはありません。おそらく本編で行われる短篇は10~12本くらい。そして日替わり短篇を含めるとおよそ22本。だったらあと6本じゃん、と思われるでしょう。それが多いか少ないか、僕が書くにあたって大変かどうかはおいといて前回の「組曲『空想』」ではお蔵入りになった短篇が7本くらいあります。内容の良し悪しより、構成的に組み込めなかったもの、役者さんに合わなかったもの、など理由はいろいろ。変則短篇集をうたっている以上、面白いものをただ並べるわけにはいかないし、これだけの役者さんを集めている以上、他の人でもできてしまうものを持っていって「あて書きです」と言い張るわけには参りません。当然、できあがった曲を全部詰め込んで「こいつはBEST盤だぜ」なんて顔で上演するわけにはいかんのです。まず数ありき。思いついたらどんなにくだらないと思っても書く。そして厳選。駄目だと思ったらどんなにもったいないと思っても捨てる。もしくは寝かす。そうやって残ったものを役者さん、スタッフさんの力を借りて徹底的に高める。それが短篇集をやる時のスタンスだったりします。 というわけで、他の執筆のお仕事も一段落したことですし、これから稽古開始までは一日最低2本。できれば4本くらいのペースでがしがし書きます。ふぁいと!
2012.06.08
情報公開第三弾!なんて言いつつ、空想組曲の本公演です。7月19日から29日まで、2年ぶりに変則短篇集を上演します。場所は同じく2年ぶりの下北沢OFOFFシアター。普段の劇場に比べると随分小さいのだけれど、演劇作りにものすごく丁寧に取り組めるとてもとても大好きな劇場なのです。 タイトルは組曲『回廊』 前回の「組曲『空想』」同様、これでもかと言わんばかりの「種類と数」、そして豪華ゲストを招いてのその日限りしか見られない「日替わり短篇」は今回も健在。それを前回とはまた違った変則具合でお届けしたいと思っています。 ではではキャストの発表です。 既に10年近いお付き合いとなる頼れるベテラン! 武藤晃子さん!2年前の初出演時からこれで四回連続参加! 川田希さん!こちらもすっかり常連。劇団「ホチキス」の愛すべき爆弾女優! 小玉久仁子さん!たまたま観に行った舞台で「うぉい!」となって「どうか!」と声をかけさせていただきました。今回空想組曲初参加の美少女女優! 民本しょうこさん!がっつりやるのは実に4年ぶり。「イノセントスフィア」の看板俳優! 狩野和馬さん!今回で三回目。抜群の安定感と頭抜けたセンスの持ち主!鶴町憲くん!味も技術もあって且つなんだその恰好良さと言う、今回初参加の天は三物系イケメン俳優!和知龍範くん!こちらも今回初参加。愛くるしさにもほどがある美少年俳優! 櫻井圭登くん!そしてやっぱりこの人。もはや空想組曲のメンバーなんじゃないかと噂がとびかう常連中の常連。ベテラン中のベテラン! 中田顕史郎さん! 以上九名!! ふぅ。びっくりマークが多いな。 でもまだまだ続きます。日替わり短篇出演者を忘れてはいけません。「黒色綺譚カナリア派」の毒入り妖精! 牛水里美ちゃん!「犬と串」よりの使者、爆走する若さと感性! 藤尾姦太郎くん!小劇場から大劇場までどこでも無敵! 有川マコトさん!劇団「スタジオライフ」から参加の貴公子! 関戸博一さん!大好きな劇団「東京ネジ」から双子姉妹揃っての参加! 佐々木香与子さん・富貴子さん!男らしい男も女らしい女もこの人にかかれば。「花組芝居」より参加! 堀越涼くん!脚本提供? いえいえ今回は役者で参加です。「キリンバズウカ」の売れっ子作家! 登米裕一くん!演出参加? いえいえ今回も女優で参加です。売れっ子演出家にして脚本家! 葛木英嬢!「遠ざかるネバーランド」ではウエンディをやっていただきました。小さい身体に圧縮された高濃度エネルギー! 清水那保ちゃん!どこまでも信頼できる同年代の雄。劇団「ゲキバカ」より参加! 石黒圭一郎くん! ああ、もう名前書いてるだけでワクワクしてきた。日替わり短篇は完全なあて書き。ええ、ええ。この人達出てくれるなら、そりゃもう何本でも書きますよ。 間もなく誰が何日の出演かも発表しますので、チェックの方よろしくお願いいたします。
2012.06.03
情報公開第二弾!僕が脚本を書き、今年の3月に浜離宮朝日ホールで上演された冴木杏奈さん主演の音楽劇『天使のダイアリー』の再演が決定しました!7月の20日、21日の二日間、銀座博品館で行われます。その後、香川、愛知とまわる3都市公演。見逃された方は是非是非!杏奈さんの歌は耳ではなく心に響きます。しかしまぁ、7月はすごいな。『桜の森の満開の下』の初日が13日。空想組曲の短篇集『組曲「回廊」』が19日初日。そして『天使のダイアリー』が20日初日。初日、初日、初日。当然、千秋楽、千秋楽、千秋楽。全部観れるのだろうか。気がついたら僕なしで空想組曲の本番やってたりしないだろうか。天使のダイアリーは再演だし、特に加筆もないのだけど、他二本は現在絶賛執筆中。そして8月9月10月も、なにやらやらせていただくやもしれません。こちらも決まり次第ご報告いたします。どれもこれもどうぞよろしくお願いいたします。どれもこれも一切手は抜きませんので。
2012.06.01
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