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「組曲『回廊』」が終わって早二日。次の日から9月のSUPER☆GiRLSの超絶歌劇団に向けての怒濤の執筆三昧だと言うのに、寂しさが消えない。ほんとに良い座組だったな。別れがたかった。武藤さん、顕史郎さんといったベテラン勢から、未成年の圭登くんまでキャリア的にも年齢的にも幅広いメンバーだったが、ほんとにもう、大好きな人達だった。自分でもちょっとひくくらい大好きだった。打ち上げの席で「わたしぃ、みなさんのことぉ、大好きなんですぅ」と鼻にかかった声で簡単に言ってのける役者が大の苦手なほさかなので、あんましこういうことは言わないのだが、まぁ、今回は言わせて欲しい。好きなものは好きだ。うにやサーモンやレーズンバターと同じように、誤摩化しがきかないほど好きなものは、もうどうしようもない。(海産物やお酒のつまみと並べて語る失礼はどうか見逃して頂きたい)個別役者紹介はまた次回にまわさせてもらうとして、今回はいくつか短篇の紹介と言うか解説をさせていただこうと思います。まずはメインの軸となる短篇「回廊」について。実はこの短篇は2年前の「組曲『空想』」時には原案となる戯曲が出来上がっていた。が、「組曲『空想』」のメイン短篇「静かな晩餐」と、時間軸を廻る物語という点で被っていたため、当時はお蔵入りになった作品だったのでした。(ちなみにその時のタイトルは「Sukoshi Fushigi」でした)それに大幅な加筆・修正を加えて出来上がったのが今回の「回廊」。稽古をはじめるまでは、男性陣だけでなく、女性陣の数人一役という演出案も考えていたのですが、読み合わせで武藤晃子さんに♯1~5まで全て読んで頂き、「いける」と確信を持つことができ、どの時代のミズキもお一人で演じてもらうことにいたしました。タイムリープものというのは、SFジャンルにおいて使い古された手であり、いくら発想を捻ろうと、それは新しい仕掛けをつくったに過ぎません。仕掛けは仕掛け。似たようなアイデアは世界中に、いや日本だけでも山のようにあることでしょう。演劇でやる以上、その仕掛けを使って何を表現するのか。一人の人間、一つの肉体でそれが見せられれば。それが今回の「回廊」での挑戦でした。「滅びの呪文」も考え方的にはそれに近いです。話の内容よりも、あの超絶長ゼリフをいかに成立させるか。稽古場では顕史郎さんと狩野さんと様々なアイデアを出し合い、あーでもねぇこーでもねぇと悩み抜いた作品でした。ちなみにラストの台詞などは、分かる人には分かったと思いますが「Au revoir A bient?t」の直訳です。話のパターン自体は手を変え品を変えて披露されてきた大昔からあるものなので、古典ミステリーというか、奇譚ではおなじみの様式美を盛り込みたかったのです。さて、そろそろ執筆に戻らねば。今日はこの辺で。昨日載せた集合写真とは、別パターンのものを一枚載せておきます。
2012.07.31

空想組曲vol.9「組曲『回廊』」無事に全てのステージが終了しました!ご観劇くださったお客様、本当に本当にありがとうございました! 変則短篇集の第二弾は、前回の「組曲『空想』」以上にバラエティ豊かに、しかし物語が主張しすぎないよう心がけた作品群となりました。何度も一緒にやってるけど新しい一面を見たかった役者さん、ずっとずっと出て欲しかった役者さん、一目惚れした役者さん、と、本当に希望通りの役者さんが揃ってくれた今回だったので「このオチすげぇ」より「この役者すげぇ」そう思ってもらいたい。そんな密かな企みがありました。 武藤さん以外に「回廊」のミヅキ役をやってもらおうとは思わなかったし、しょうこちゃんと圭登くんの魅力を伝えるために演出を二転三転させた「ロミジュリ・オーヴァードライブ」だったし、「1%ラブレター」は川田さん「暗闇に手を伸ばせ」は小玉さん「バーテンダー」は鶴町くんへの完全なるあて書き。狩野さんには「カミングスーン!」「ファミレス・リベンジ」「滅びの呪文」「回廊♯4」と短篇ごとに全然違う顔を見せてもらえるよう心がけたし、バランス感覚抜群の和知くんは一番女性陣と絡む役所についてもらいました(日替わり短篇も含むと5人とがっつり二人芝居!)。そして全ての短篇をまとめられる役柄を演じられるのは顕史郎さんしかいない。そう思っていました。一人欠けても作品はできあがらなかった。一緒にやれて本当に良かった。 そう思える素晴らしい座組でした。役者さん一人一人については、また折を見て細かく書いていければと思っています。 ところで、ラスト近くの台詞にある「SF=Sukoshi Fushigi」が誰の言葉なのか知らない方が多かったのですが、「ドラえもん」でおなじみ、藤子不二雄先生の有名な言葉です。「作家として、藤子先生の作品の影響を多大に受けている」そういう自覚は年々膨らんでいます。 いつか先生のように、大人から子供まで、全ての人に光と影を伝えられるようなそんな作品を書ければと思っています。今はただただ精進するのみ。少しだけ写真を紹介。日替わりゲストの堀越涼くんと共演者の民本しょうこちゃん。劇場で祝った顕史郎さんバースデイ。
2012.07.30
毎日たくさんのお客様にご覧頂いております「組曲『回廊』」も、気がつけば明日は千秋楽。いつもにくらべればロングランだし、終わることを考える寂しさも少しは薄れるかと思ったけど、そんなことない。いつも以上に寂しい。そんなわけで遅ればせながら、終演してしまった日替わり短篇をご紹介。堀越涼くんの「恋愛論、リョウの。」関戸さんに負けず劣らず長ゼリフなのですが、かなり堀越くん風にアレンジされてます(笑)台本購入してくださった方は分かると思いますが、ね。くだらない台詞を書くのが大好きなほさかですがさすがに「ペロリンチョ」なんて台詞は書けません。ゲストさんに渡せません。自らそれを言うのか堀越くん。自ら自分を追い詰めるのか堀越くん。と、生暖かい目で本番は観劇させてもらいました。清水那保ちゃんの「真夜中のゲーム」共演者は鶴町くん。シンプル(?)なサスペンス芝居の中で、那保ちゃんの可愛らしさとダークさが見せられれば、と書かせてもらった短篇。ラストで使われる凶器は、台本ではサイレンサー付きの銃になってますが、より那保ちゃんらしさが出ればいい、と金槌に変えさせていただきました。振り上げる姿がほんとうに美しかった。身内びいきでなく、あれは芸術的な振り上げだったと思います。葛木英嬢の「グレイス婦人の晩餐」関戸さんの「グレイス婦人の執事」の対となる作品。共演者は、実は中学生なんじゃないか、と専らの噂の櫻井圭登くん。もはやくされ縁といっても過言でない葛木嬢。最年少の少年相手に、際どいところまでいろいろと仕掛けていただきました。日替わり短篇も残す所あと一本。石黒圭一郎くんの「ブラザーズ・フェスタ」稽古場で口立てで作った、ほとんど台詞のない短篇。さてさてどんな感じでラストの回廊を染めてくれるのか。今から楽しみなのです。今回、日替わり短篇は、どれも比較的シンプルでオーソドックスな物語を用意しました。話のオチより、役者さんの色がしっかり出ればいい、そんな思いから。お客様の目にはどういう風に映ったのでしょうか。出てくれた役者さん達に興味を持って頂ければ幸いなのですが。「組曲『回廊』」もいよいよ明日まで。最後までぐるぐるしてまいります。
2012.07.28
本日は休演日。昨日ノ日替わり短篇は東京ネジの佐々木姉妹による「スイーツ・シスターズ」。実はこの作品元ネタがありまして、空想組曲vol.2「シャーベット・シェルター」の超凝縮版。短篇は言うなれば「物語の種」長篇に膨らませることだってできる。ならば、その逆も。という自分への証明のためにおかせていただいたおはなしでした。双子モノというのは演劇表現においては定番中の定番。「どっちが姉でどっちが妹?」というのもミステリーの定石。そんな手垢のついたネタではありますが、本物の双子がいるとこういう絵ができるのだなぁと再確認。相手役の和知くんは稽古で本当に混乱してましたね。何しろ声まで同じお二人ですから。本編はと言うと、ロングランということもあって日々少しずつ変化しております。櫻井圭登くんと民本しょうこちゃんの若手二人による「ロミジュリ・オーヴァードライブ」などは、こちらが目を見張るほどの集中を見せる時があります。まぁ、とはいえ、どんなに短くともロミオとジュリエットですから。愛を。もっと狂おしいほどの愛を。二人には最後の最後まで振り絞ってもらうつもり。「1%ラブレター」は川田希嬢炸裂。日に日に可愛らしさと痛々しさが増幅しているように思えます。殺陣師の梶武志さんや、齋藤陽介くん、佐藤滋さん、大塚秀記さんなど組曲出演者をはじめ、尊敬するファンタジー演劇の大先輩・西川浩幸さんなど信頼出来る方々からも「面白かった」と言って頂き、稽古での苦労も吹っ飛ぶ思いです。まだまだまだまだ。上がっていきますよ。最後の最後まで。毎日、今出来る最高のものを届けるつもりで。クレシェンドではなくフォルテで。いや、フォルティッシモで。いやいやフォルティシッシモで。
2012.07.25
「組曲『回廊』」、前半戦が終了いたしまして本日から折り返しです。たくさんのご来場、本当にありがとうございます。千秋楽以外はまだぎりぎりお席のご予約も承っておりますので、ご都合つく方は是非! 自信を持って見せられる作品なのです。土曜ゲストは有川マコトさん。日替わり短篇は「どひゃあ」顕史郎さん、武藤さん、川田さんというベテラン勢の悪ふざけ(?)短篇。居酒屋でグダグダ喋っているような固くならない空気を作っていただきました。有川さんは「バーテンダー」がお気に入りだったようで、終演後、鶴町くんに熱っぽく語っておられました。日曜ゲストはスタジオライフの関戸博一さんの「グレイス婦人の執事」怒濤の長台詞で、たった一人で舞台を埋めて頂きました。関戸さんの声は本当に綺麗。聞き取り辛いところが一つもなく、情報が心地良~く頭に入ってくる。立ち姿の色気も半端なく、頬にマヨネーズを塗るシーンではぞくぞくさせて頂きました。月曜はキリンバズウカの作演、登米裕一くんで「作家達の語らい」。川田さんとのがっつり二人芝居。川田さんに去年の本公演「ドロシーの帰還」で演じて頂いた北間るりこ役で出て頂き、劇作家登米くんとリレー形式で物語をつくっていくという内容。登米くんには結果的に関戸さん以上の長ゼリフを与えてしまったのですが、見事に演じきっていただきました。登米くんにしか出せない空気をつくってくれたと思います。普段はあまり表舞台には出ない彼ですが、役者としてもとてもとても信頼できる人です。先日千秋楽を迎えた「桜の森の満開の下」の演出の北澤さんや、箱庭円舞曲の古川さん、イノセントスフィアの西森さんはじめ、新感線の保坂エマさんに、キャラメル多田くん、花組芝居の二瓶くんに、虚構の劇団のあきちゃん、古川悦史さんに、西地修哉くん……過去に空想組曲出て頂いた方々もたくさん観に来てくれました。お陰さまで連日好評をいただいているようで、すごく嬉しい。演劇界の先輩方からの身に染みるアドバイスもいただき、まだまだ成長出来る舞台だと確信しております。あと、今回はリピーターのお客様が大変多いようで。確かに一度目とは全然違う見方になるはずなので、もしもお時間許されるならば「一度と言わず」という気持ちがございます。もちろん一度でも満足いただけるよう役者一同全力で臨んでおりますが。さて、本日もそろそろ開場時刻です。日替わり短篇は佐々木香与子嬢、富貴子嬢の双子姉妹を迎えての「スイーツ・シスターズ」先ほど場当たりをやって役者陣から拍手喝采を浴びました。なかなか観れないサスペンス(?)作品だと思います。一人でも多くのお客様に観て頂けますように。
2012.07.24
初日開けました!というか、二日目も開けてました!まったくもって怒濤の二日間!初日、二日目ともにあたたかいお客様の拍手を頂き、胸がいっぱいになりました。胸いっぱい、ってこういうことなんだなぁ。本当隙間がなくなったように思えるもんなぁ。初日の日替わり短篇、牛水里美嬢の「吸血木」はダークファンタジー感満載のかなり際どい内容。日替わりで終わらせるには勿体ないほどの完成度でした。二日目の藤尾姦太郎くんによる「LEVEL-9」はたたき台のような台本からほとんど口立てでカンタロウくんに作ってもらったというカオスな一本。力業もいいとこな内容なんだけど、カンタロウくんの緻密なプランと大胆な芝居の絶妙なバランス加減によって、素晴らしく面白い内容になってました。最初、本当にこんな台本やらせていいのかなぁ、と腰が引けてたのですが、出演者のみんなから意外と人気が高かったため、そのままお渡ししました。固定短篇の「ファミレス・リベンジ」「ファミレス・ジェノサイド」といい、冗談で書いたものと言うのはふた開けてみると想定外に面白くなったりする。そんなことを考えました。大事な人達にも観てもらえて、喜んでもらえて、個人的にも座組的にもおおいに盛り上がってきました。あとまだ十ステージ以上!あがっていきますよ!まだどの回も若干チケットございます!是非是非いらっしゃってくださいな!損はさせません。マジで。明日は有川マコトさんの短篇「どひゃあ」自信を持っておすすめできる、ベテランそろい踏みのコメディ短篇です。
2012.07.20
本日小屋入り!毎度毎度思うけど、もぅ、あっという間です。「組曲『回廊』」面白い作品に仕上がったと思ってます。二年前にやった「組曲『空想』」とは全くの別物となりました。当然です。同じものを作るのは空想組曲でやることじゃない。個人プロデュースユニットです。停滞するわけにはいかんのです。その時面白いと思うことを全力で。その時集まってくれたメンバーと全力で。「組曲『回廊』」は今回の出演者でなければ辿り着けなかった。そんな愛おしい作品です。中田顕史郎さんの超絶なる巧さと心の豊かさ。狩野和馬さんの怖いほどに研ぎ澄まされた集中力。和知龍範くんのそよ風のような爽やかさと豪雨のような熱意。鶴町憲くんの人の心に寄り添える軽やかさ。櫻井圭登くんの見ているこっちが恥ずかしくなるほどのまっすぐさ。武藤晃子さんの笑顔にならずにはいられない可愛らしさ。そして共演者、他者への惜しみない愛。川田希さんの儚さの中に凝縮された毒。小玉久仁子さんの国一つ滅ぼせそうな爆弾級エネルギー。民本しょうこちゃんの天真爛漫さと白い炎のような心臓。それら全てがこの一つの作品の中で見せられると思っています。どうか、劇場へいらっしゃってください。見て欲しいのです。大変にさしでがましい意見だとは思いますがご覧になっていただいた皆様に、僕が通し稽古を見て感じた、世界の豊かさを味わっていただきたいのです。
2012.07.17

『組曲「回廊」』絶賛稽古中。いやはや通しをやる時期になるともう、あれですね。あれもせな、これもせな、ですね。そうは言いつつ芝居は良い感じです。変則短篇集の名に恥じぬものになってきた感がございます。しかしながら短篇ごとの出来はまだまだ上げていけそう。狩野和馬×民本しょうこ「Coming soon!」小玉久仁子×和知龍範「暗闇に手をのばせ」など、ここへきてグッとしまってまいりました。平行して日替わり短篇稽古も稽古満載。葛木英×櫻井圭登のエロティック(?)短篇「グレイス婦人の晩餐」清水那保×鶴町憲のサスペンス短篇「真夜中のゲーム」有川マコト×武藤晃子×中田顕史郎×川田希のコメディ短篇「どひゃあ」は、みんなで見てみんなで笑わせていただきました。石黒圭一郎×櫻井圭登の短篇「ブラザーズ・フェスタ」などは台本が存在しません。彼用の短篇台本も用意してあったのですが、不意に「こういうの面白いんじゃない?」と思いつき、全て口立てでイメージのみを伝えて作ったと言うカオスな一本。どれもこれも一日しかやらないからこその全力。写真は怒濤の長ゼリフにぐったりの関戸博一さん。関戸さんの短篇は「グレイス婦人の執事」葛木嬢の短篇と対をなす内容になっています。一本見ただけでも面白さ請け合いだし、両方見比べて頂ければまた違った面白さが味わえると思います。ちなみに関戸さんの稽古初日には「台本が送られて来た時は、ほさかくん本当にサドだと思ったよ」と、お褒めの言葉を頂きました。
2012.07.13
本日は日替わり短篇出演者の堀越涼くん参戦。今日が稽古一回目にも関わらず、一日で終わらせるのが勿体ない出来でございました。アハハ、オホホ、と笑わせて頂き、哀愁まで漂うという、まさに堀越くんでしか成し得ない作品でございました。彼に出てもらう短篇のタイトルは『恋愛論、リョウの』ちなみに2年前、小玉久仁子さんに出て頂いた日替わり短篇のタイトルが『恋愛論、クニコの』。……似てます。…………似てますね。あの時は怒濤の一人語り短篇でした。ということは……? 劇場で是非お確かめを!今日はそれ以外にも『ファミレス・ジェノサイド』をはじめ、肉体の限界に挑んでもらう短篇稽古オンパレード。短篇集って軽く見られがちですが、クライマックスが短篇の数だけあるわけですからね。役者さんはそりゃあもー大変なわけですよ。けれど手抜きはいたしません。一切。「大変な思いもせずに作ったものが面白いわけない」そんな当たり前のようで古い考えのようでだけどやっぱり当たり前のことを疑いたくはないのです。
2012.07.06
連日稽古です。短篇の稽古って正直長篇より大変。一つの短篇の稽古が終わって次の稽古に行くときの切り替えがなかなか難しいのです。それが3本も4本もあって、日によっては日替わり短篇稽古もある。終わる頃には休憩とるのも忘れてぐったりな毎日です。今日の後半は鶴町くん×小玉さんの『バーテンダー』中田顕史郎さん×狩野和馬さんの『滅びの呪文』の同時進行。二つとも、共演者二人が休憩時間も惜しんで相談しまくり、稽古場空いたら合わせまくりで作って来た作品。そんな苦労が実を結び、ココに来て俄然完成度が高くなってきました。『バーテンダー』は今までにない鶴ちゃんと小玉さんが見せられそうな大人な短篇。この短篇の鶴ちゃんは本当に恰好良いし、小玉さんは本当に愛らしい。『滅びの呪文』はもう、マジで顕史郎さん死んじゃうんじゃないかってくらい大変。相手役の狩野さんも一瞬たりとも気が抜けないという、今回の短篇集の異色作となっています。いいね。いいね。まだまだまだまだ上げていけそう。いい感じに廻ってきてますよ。ぐるぐるぐるぐるぐる。
2012.07.05

牛水里美嬢出演の日替わり短篇『吸血木』の稽古二回目!動きも演出もあらかた決まり、何度か流してやってみました。二回目とは思えぬ、なかなかに良い出来です。あれもこれもしっかりやってくれる牛水嬢。前回の「深海のカンパネルラ」でも思ったのですが、牛水里美は本当にプロの女優なのだな、と。こちらの意図をきちんと汲み取り、全力でそれに取りくんでくれる。稽古をしていて心地良いのです。相手役の和知くんも鶴町くんも、レスポンスが早いので、みるみる形になっていく。今回もまたメンバーに恵まれております。その後、全員揃っての稽古をいくつか行い、短篇ごとの抜き稽古。そして夜は同じく日替わり出演者の佐々木香与子嬢がきてくれました。今日は妹さんの富貴子嬢は来られなかったので、小玉さんに代役をお願いし、日替わり短篇『スイーツ・シスターズ』の初稽古。双子の佐々木姉妹ならではの書き下ろし短篇。これ、ジャンルは何になるのかな。ラブストーリーのようなホラーのようなコメディのような。個人的にはダークファンタジーという言葉がしっくりくる気がしますが、それを言ったら大抵の作品はまとめられてしまうので。香与子嬢も普段は主宰劇団の「東京ネジ」で演出をしている方なので、少ない言葉ですぐに理解し、動いてくれます。というわけで僅か2時間弱であらかた形がつきました。富貴子嬢の参加が今から楽しみです。間違いなくおんもしろいことになります。だって今の時点でおんもしろいので。この短篇も相手役は和知くん。和知くんには日替わり短篇の中でもなかなかヘヴィーな内容のものを任せています。どんな相手でもきちんと受けてくれるという安心感がある彼なのです。写真は牛水里美嬢。前回公演「深海のカンパネルラ」出演時のモノです。
2012.07.04

日替わり短篇出演者の稽古がぞくぞくと始まりました。牛水里美嬢の『吸血木』一昨年にmielに書き下ろした短篇の再演になります。今回唯一の再演だけど僕自身で演出するのは初めて。牛水嬢の愛らしい部分、危うい部分が一番表現出来そうなのでこれを選ばせていただきました。「毒入り妖精」の名を汚さぬ出来にしたいと思っています。(僕が呼んでるだけなんですが)共演者は和知くんと鶴町くん。葛木英嬢の『グレイス夫人の晩餐』前回の「組曲『空想』」の時に出て頂いたコメディ短篇「Q&A」とはうって変わって、ちょっぴりエロティック(?)な背徳感満載の作品に出て頂きます。共演者は今回最年少の櫻井圭登くん。そして本日はキリンバズウカの主宰、登米裕一くんが来てくれました。僕と同じく、一人プロデュースユニットを構える作・演出家仲間です。役者ではあまり出演しない彼ですが、お誘いしたところ、面白がって出演を快諾してくれました。しかし、あてて書いてる内に筆がのってしまい、えらい量の台詞になってしまいました。「日替わりゲストの台詞量じゃない」と出演者の苦笑を買った一本です。しかし本日稽古に来た登米くんに「台詞多くてごめんね」と謝ると「作家からのラブレターだと思って大事に読むよ」とのこと。素敵やん。素敵やん、とよねん。ちなみに作品のタイトルは『作家達の語らい』異色ながらもお気に入りの一本です。共演者は川田希嬢。がっつりと絡んでいただきます。
2012.07.02
もう7月だって?やめろよ。知ってるだろう? 僕がつまらないジョークが嫌いだってことを、さ。…………7月。おいおい7月て! Julyて!早! 早! 早!じゅらいさん、いらっしゃるのが早過ぎます!もっとお時間つぶしていらっしゃって!そんなわけで、駆け抜けるように6月が終わり、おそらくは今年最も演劇業がたてこんでいるこの月になってしまいました。脚本提供の「天使のダイアリー」、「桜の森の満開の下」、そしてホームである空想組曲の「組曲『回廊』」三本連続!ッて言うかほとんど三本同時上演!そして8月から稽古が開始される作・演出舞台の脚本もね。締め切りがあるというね。うぃんやぁぁぁぁぁぁー!となること確実な超絶な月に突入でございます。頑張りますよ。精魂尽き果てるまで。まずは「回廊」の稽古です。メイン短篇がざっくり形になり、明日からはいよいよ日替わり短篇オンパレードな毎日がはじまるのです。よくよく考えたら日替わり短篇の数って、メイン短篇とほぼ同じ、いや、それ以上あるんだよね。うむうむ。ならばペースとしては間違っていない。間違っていないが、えらいっこっちゃには違いがないのです。メインも日替わりもこっからです。こっから。暑い夏になりそうだ。
2012.07.01
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