フキハラ(不機嫌ハラスメント)タイプの毒親とは?

その中の一つのフキハラ(不機嫌ハラスメント)について書いていきたいと思います。
フキハラというと私は中学校の時の部活の顧問を思い出します。
当時30代前半だった男性教員なのですが、この先生はメチャクチャ自分の感情に左右される人でした。
不機嫌な時は練習中に怒鳴り散らして…
嫌な気分で練習をしていましたが、部活の時間が終われば解放されます。
しかし、そう簡単に解放されないのが毒親からのフキハラ。
私が相談を受けた方の話を例に説明していきたいと思います。
晩酌の時に子供に話し相手をさせるフキハラ親父
子供が自分の思うように動かないと不機嫌になって当たり散らす。
親の不機嫌は子供にとって不安になりますし、居場所がないような気持ちになります。
そんな子供はどこで安らげばいいのでしょうか?
子供が家で心の安定と居場所を求め親の望む通りの言葉を口にするようにしたり、親の望む行動を取るようになるのです。
他に行く場所なんてありませんし、子供って今いる環境で生きていくしかありませんからね。
私が以前勤めていた会社で知り合った女の子の話をしたいと思います。
その女の子は幼い頃から毎晩、父親の晩酌に付き合わされていたそうです。
父親が仕事から帰って来る時間が近づいてくるとドキドキして緊張してしまうと言っていました。
家に帰って来ると居間のいつもの場所に座り晩酌を始める父親。
そして、子供たちを自分の目の前に座らせる
しかも正座で…
お酒を飲み始めた父親は饒舌になり、娘たちに職場での愚痴を聞かせます。
1時間は序の口で長い時は10時過ぎまで及ぶとか。
長い時間正座をさせられ、父親の愚痴を聞く。
話の内容が分かる大人でもうんざりしてきます。
話の内容が理解できない子供には苦行ですよね?
そうなると居眠りをしてしまっても仕方ないと思うのです。
でも、眠そうな顔をすると不機嫌になり怒鳴ってきたとか。
怒鳴られるのが怖くて必死に眠気に堪え、父親の気に入るであろう返事をする。
それでも何回も居眠りをしてしまったことがあったそうです。
すると、父親はブチ切れて彼女を家の外にある物置小屋に連れて行き
「父親の話を聞かずに居眠りしたバツだ!」
と言って、彼女の首にロープを括り付け柱に繋ぎ放置したそうです。
父親が酔いつぶれて寝た頃に母親が迎えにいってたそうなのですが、それを聞いて私はメチャクチャ腹が立ちました。
この父親、教育的指導してやろうか‼ (--〆)
おそらく、この父親は外では自分の言いたいことも言えない性格だったのだと思います。
だから、自分の妻や子供という立場の弱い人間を従わせることで自分の自尊心を保っていたのでしょうね。
彼女は高校を卒業後、就職して家を出たそうなのですが、幼い頃から恐怖で支配されていた彼女の心の深い傷を癒すのに長い時間を要すると思います。
彼女とは残念なことに縁が切れてしまいましたが、現在相談を受けている人たちには
これからも寄り添い力になって行きたいと思ってします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次の記事は『悲劇のヒロインタイプの毒親』について話していきたいと思います。
草津温泉の源泉の温度はは95℃と非常に高いため、湯畑に流して温度を下げるようにしているそうです。
名物の湯もみも温度を下げるため行われていたとか。
小さい頃に家族で行ってると父親は言うのですが、幼すぎて私は覚えていません(^-^;
源泉は腰痛に良いと聞きますので、紅葉の季節に両親を連れて行ってこようと思います。
子供のことを常に否定する毒親 ~俺はサ… 2025.11.01
完璧主義の毒親 ~俺の言うとおりにし… 2025.10.29
悲劇のヒロインタイプの毒親 ~自分は可… 2025.10.29
PR