ヘル★ニャーバイオリン日記

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2005/02/15
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カテゴリ: バイオリン地獄
第二章をはじめるにあたって、僕はこの駄文を読んでいる皆様方に

それはどんなことかというと、
・・・非常にいいにくいことなんですが、その・・・僕は楽譜が読めないのです!!

あはは~。言っちゃった。
いや~読めないんだな。これが。
真中の線が「シ」であることは知ってるよ。一般教養としてね。
「シ」の上が「ド」であり、下が「ラ」であることも、
大人の教養としてマスターしているつもりだ。


アルファベットを識別できることと、
英語ができることはまったく別であるのと同じだ。
それくらいの教養はある。でも楽譜は読めない。

そんな人がバイオリン?当然持つ疑問でしょう。
僕もだって疑問を持つと思う。
なぜ、そんな人間がバイオリンをはじめたかというと、
ぜひ、ここまでのバックナンバーを見ていただきたい。


さて、そんな33歳、ヒゲ、音楽的文盲が,
22歳の音大生にバイオリンを教えてもらうことになった。
だが、教えてもらえるのは、延々と続くボウイング(バイオリンの棒の方の動かし方ね)。
くる日も来る日もボウイングだ。

バイオリンを構えても、ブーと鳴らすだけ。
「ド」とか「レ」とか「ミ」とかはない。

習い始めて1ヶ月。僕は恐る恐るたずねてみた。
「ドレミみたいな感じのものをやってみたいんだけど・・」

センセーは僕の質問に答えず、「じゃあドレミファ・・・を口で言ってみて」と。

必要以上に大きな声で「ドレミファソラシド」を唄い上げる。
いくら楽譜が読めなくても、それくらいはできる。
要求を受けてもいないのに「ドシラソファミレド」も唄う。
胸はやや張り気味、なぜか手は後ろで組む。ネコは逃げる。

センセー「はいよくできました。それでは、「ソ」から歌ってみてください。」
僕   「ソラシドレミファ~~~」

最後は高くなりすぎて、「ファ」はヒロヒロヒ~って感じなってしまう。

センセー「じゃあ次は「ラ」から逆に歌ってみてください」
僕   「ラ・・ソ・・」

できない!まさか33歳にもなってこんなことができんとは!

センセーの目が、なんだか勝ち誇ったように「ニヤリ」としているような気がする。
大人の教養として、こういう科目はなかったのだ~。
と、僕は言い訳にもならないような言い訳を考えているうちに、
センセーが解説を加えてくれた。

僕の耳は、ドレミを判別できないらしい。センセーが言うんだから多分そうなんだろう。
だから、まずは開放弦の音をしっかり覚えて、その音が正しく調弦された音であることを
耳に焼き付けておくことが必要だそうだ。
その結果ないしは成果がどんなものなのかは、僕にはまだ良く分からないんだけど、
まあ、パブロフの犬みたいになれということか。

そんなわけで、僕のバイオリンはまだ「ブー」と鳴るパブロフの鈴のようなもので、
まだ、「楽器」になっていないのだった。
楽器になるまでには、まだまだ退屈な反復練習と、忍耐が必要なようだ。

当然、「楽譜を読む」などという高等技術はずいぶん先に見える夢の世界ような感じだ。


つづく





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最終更新日  2005/02/16 03:36:37 AM
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