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2019.08.08
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カテゴリ: 邦画
1587 生贄のジレンマ〈下〉


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  金子修介
・原  作  土橋真二郎
     「生贄のジレンマ」(メディアワークス文庫)
・脚  本  小林弘利
・撮  影  釘宮慎治
・照  明  杉本周士
・録  音  高島良太
・美  術  高橋俊秋

・視覚効果  松本 肇
・企  画  山口敏功
・プロデューサー 柴田一成
       川端基夫
・共同プロデューサー 宇井浩司
       柳原祥広
・ラインプロデューサー 泉 知良
・主 題 歌  「ワイルドローズ」
            May’n(フライングドッグス)
・製  作  ジェネオン・ユニバーサル
                ・エンターテイメント


【キャスト】
・須賀健太
・竹富聖花
・木ノ本嶺浩
・山本ひかる
・菅野莉央

・清野菜名
・森田望智
・竹内 寿
・小野賢章


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-2719
・製作年度  2013年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル
                ・エンターテイメント
・販  売  ----
・販売協力  ----
・定  価  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替版制作 ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2013.08.02.
・収  録  本編103分
・サ イ ズ  16: 9 LB HDサイズ
・音  声  1.日本語 (2.0chステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:ジレンマゲーム、最終章――。
・ウラ面 :「これはクソゲー。バグばかり。」
        このゲームに
        攻略法はあるのか?

オモテ面は、〈上〉〈中〉と同じ画像、同じレイアウト。タイトルに付けられた縁取りの色が、今回はグリーンになっている。
ウラ面は、すべてが終わった後のカットですね。キャッチコピーの「これはクソゲー」という自嘲気味なのが笑える。と言うか、イタイタしいか。(笑)
3本いっぺんにリリースしたようだから、3本とも同じところが良くて、同じところが悪いジャケットだった。1ヶ月くらいインターバルをおいて、購入者やショップの評判を聞いてから、少し反省をしてから次をリリースするとか、少し知恵を働かせた方が良かったんじゃない?(苦笑)

【感  想】
「アンフェア3」

――《救済》イベントの罠で体育館に集まったクラスメイトが全員死亡する。残されたのは、十数名。ゲームは続いていたが、皆は無力感に苛まれていた。中には自ら生贄の穴に飛び込もうとするカップルもいた。
そんな時、ゲームを密かに動かす役=ジョーカーのユミが、すべてを語り始める。
……というお話し。

このユミが、ノゾミって女の子と恋人同士ってトコが、〈下〉の最大の見せ場だった。(笑) 金子修介監督が撮ったピンク映画『OL百合族19歳』を思い出してしまった。山本奈津子さんと小田かおるさんを観たさに映画館に行ったっけ。(笑)
そう言えば、この作品は、ちょっとピンク映画っぽいな。特に〈下〉は、そんな雰囲気だ。

何故なら、本作品では、須賀健太くんが演じる主人公のシノハラが全く役に立たないばかりか本筋に絡まないからだ。前述の真相が語られる場面にも、シノハラはいない。(笑)
うーん、須賀くんは、金子監督とモメたのかな? 織田裕二くんとトラブった前歴があるし、穴ばかり掘らされていたことから察すると、ほぼ間違いないように思われる。(単なる個人の感想ですので、念のため)
そんな風に主人公不在である本作品は、ユミとノゾミをはじめとして、リョウコと穴堀男くん(名前は覚えられなかった)、ゲーム中に部室でHをしていたカップルに見せ場が用意されており、恋愛感情をあからさまに見せる。それはもう、清々しい青春映画ではなく、擬似ピンク映画である。
おかげで、竹富聖花さんの出番も減ってしまった。(ちっ)

残念なのは、ゲームの攻略法を見つけ出したレイ(菅野莉央さん)が、喋れるようになった途端、ミステリアスなオーラが失われてしまったこと。ま、ほとんどノートPCのキーボードを叩いているだけだったから、最後くらいは台詞がないとカワイソウだよね。(苦笑)

さて、このゲーム、地球が崩壊の危機にあるため、生き残る人材を選別するゲームだったらしい。(おいおい、本気か?!)
本気でこれが理由だったことにビックリした。原作がどうであれ、脚本家はこんなの書いちゃいけない。
だったら、1年生と2年生はどうなったんだよ。ゲームをせずに虐殺か? だいたい、勝者はどうして屋上で目覚めたんだ?
誰かが穴の底から回収して屋上に運んだのか? それは誰だ?
そもそも、穴の底はどうなってるんだ? どうやったんだよ。
イミフー。

思えば、3部作すべてが、幼稚だった。
シノハラは意味のないことでドタドタ走り回るし、誰かが生贄の穴に飛び込むのを本気で止めようともしない。(止めたいなら力づくでも止めろよ)
投票で死んだ者も、体育館で死んだ者も、「ウッ!」とか言って倒れて死ぬだけ。演技がシロートすぎて白けてしまった。ちゃんと演技の勉強くらいさせなさいよ、プロデューサーさん!
レイは、〈上〉からずっとノートPCのキーボードを叩いているが、結局、最後まで何をしているのか不明。それに、どうして攻略法を見つけ出せたのかも理解できない。(何かプログラミングしているようだが……)

『リアル鬼ごっこ』もそうだったが、現実的な回答ではなく、知識や発想力、ロジカル・シンキングが著しく不足していることから、ファンタジーに逃げるしかなかったのだろう。(SF=サイエンス・フィクションと呼ぶには、あまりに幼い) つまりは不条理劇にすらなっていないってことだ。
物語上とはいえ、大勢殺してるんだからさ、脚本家さんは、もっと腰を入れて皆が納得する真相を捻り出して欲しかった。
これなら、アサイラムやシネテレが作るデタラメなデザスター映画の方が、まだリアリティがあるってもんだ。

とんだ駄作だったな。(溜息)

ここまで来て、こんなことを言うのは何だが、観ないで下さい!(苦笑)


『1585 生贄のジレンマ〈上〉』

『1586 生贄のジレンマ〈中〉』

『1399 リアル鬼ごっこ』

『1400 リアル鬼ごっこ2』

『1401 リアル鬼ごっこ3』

『1402 リアル鬼ごっこ4』

『1403 リアル鬼ごっこ5』





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Last updated  2019.08.08 05:30:06
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