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2020.06.19
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カテゴリ: 動物パニック映画
1903 ロスト・バケーション


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作総指揮 ジャウマ・コレット=セラ
・製作総指揮 ダグ・メリフィールド
・製  作  リン・ハリス

【キャスト】
・ナンシー………ブレイク・ライブリー(甲斐田裕子)
・カルロス………オスカル・ハエナダ(斉藤次郎)
・ナンシーの父…ブレット・カレン(仲野 裕)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  RDD-80931

・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE SHARROWS
・発  売  株式会社ソニー・ピクチャーズ
                 エンタテインメント
・販 売 元  ----
・協  力  ----
・価  格  12,000円+税
・字幕翻訳  稲田嵯裕里
・吹替翻訳  尾形由美
・吹替監修  ----
・監  修  ----

・リリース  ----
・収  録  約 86分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/
         オリジナル(英語)

         日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:岸はすぐそこ。しかし――
      たどり着くことはできない。
      生き延びられるか。
        楽しい休暇に
        なるはずだった…
・ウラ面 :『JAWS/ジョーズ』以来の
      “超A級”サメ映画!
        サメ VS.ブレイク・ライブリー。
        極限の緊張感で描く
        パニック・アクション!

まだサメに襲われる前のプレイク・ライブリーのバスト・ショットが、ジャケットのオモテ面を飾っている。蛍光オレンジ色の水着が鮮やかだ。タイトルの下には、小さな岩場に取り残されたB.ライブリーと。その岩場の周辺を泳ぐサメの背びれ、水が赤く染まっている。ワン・アイデアの作品なので、このレイアウトで、十分にストーリーが伝わって来る。なかなか良い出来映えのジャケットだと思う。
ウラ面も、まずまず。 5枚の本編画像が使われているが、写っているのは、B.ライブリーだけ。スターの映画だから仕方ないけど、大した徹底ぶりだ。(苦笑) でも、「ブレイク・ライブリー」を売り込キャッチコピーではないし、彼女を紹介するイントロダクションもない。この辺りのところは、片手落ちだと思う。(ちょっとネンザン)

【感  想】
「失なわれ休暇」

今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大から緊急事態宣言が発令され、外出自粛要請から春休みもGWもなくなってしまった感じだ。この分で行くと、いつも通りの夏休みを送ることはムリだろう。休暇ほど人生を豊かにしてくれるものはないのに、ザンネンだ。(溜息)

さて、本作品を観て最初に思ったことは、ブレイク・ライブリーが「オバサンになったなぁ」ということ。TVシリーズ『ゴシップ・ガール』に出演していた頃の若々しさが見られない。医学生というより、若い女性開業医って感じだった。(失礼!)

母親を亡くして医大を中退し、「失意と失望からノーメイクだった」という設定なのだろう。エンディングではバッチリ、メイクをきめていたしね。(笑)
それにしたところで、撮影時はアラサーだったワケだから、多少ムリはあったかな。(苦笑)

――生前、母親が話しをしていたビーチにやって来た医学生のナンシー。想像以上に美しい。サーフィンに適した波も立っている。先客も二人いる。既に沖合いで大きな波を待っている。この二人と知り合いになったナンシーは、一緒にサーフィンを楽しんだ。やがて、日が暮れて二人と別れた彼女は、最後の1本を決めようと、波を待つ。
けれど、一人になったナンシーは、静けさと不穏な空気に畏れおののく。近くにクジラの死骸が漂っている。脂が流れ、カモメが群がっている。然も、食われている。
突然、ナンシーは、激しい痛みとともに水中に引きずり込まれた。サメだ。何とか巨大な顎から逃れたナンシーは、クジラの背中に登るが、サメは辺りを周回して離れない。絶体絶命の危機だった。
……というお話し。

なかなか面白い作品だった。何よりも、映像が美しい。ハイスピード撮影された水中映像のダイナミックさ、空中から俯瞰したビーチや波の映像は1枚の絵画のようだ。それに、沖を目指して波を遣り過ごすB.ライブリーの肢体の優雅さ。まるで、体操競技の選手のようだ。

勿論、巨大なサメに襲われるスリリングでサスペンスフルなジャウマ・コレット=セラの演出も冴えている。どこから何が襲って来るのか分からない恐怖演出は、ちょっと独特で、見事だった。
その一方で、理路整然とした思考が、窮地を脱する武器になることを丹念な描写で見せる。それが、主人公が陥った状況が不可避であることを観客に伝えているし、クライマックスのアクションに説得力をもたらしている。ただ、「どうして、クジラに死骸に近付いて行ったのか」という一点を除いては……。「好奇心」という答えもあるが、私なら近づかない。海では不用意な好奇心は危険を招くからだ。

ただ、CGやVFXは興醒めだった。火をまとったサメの映像や最期のアクションは、イマイチ。昨今のトレンドは、よりリアルな描写とシュールリアリズムの絵画調に二極化しているような気がする。リアル系は、現実と見紛うばかり。自然災害や派手なカーアクションなんかがそうだな。怪獣やロボット等のモンスターが出て来る映画の多くは絵画調だ。キレイで見たことのない超現実的な映像は、魅力的だ。本作品は、後者。
でも、あまり相応しくなかったような気がする。リアル系のCGやVFXの方が良かったんじゃないか? クジラの脂が燃えるシーンは、エンターテイメントとはいえ、わざとらしくて白けてしまった。

それに、子供がウェラブルカメラをビーチで見つけるシーンの倒置は、不要だったんじゃないか? そんな気がする。

面白かったけど、作品全体の出来映えとしては、いま一歩と言った感想だった。でも、家の中で夏を満喫するには丁度いい作品かも知れない。オススメってことにしておきましょう!(笑)





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Last updated  2020.06.19 05:30:07
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