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ゾンビの中心で、愛をさけぶ

※ジャケット(オモテ面)
【 スタッフ 】
監督・脚本・音楽・編集 アントニオ・トゥーブレン
製 作 アレクサンダー・ブロンステッド
製作総指揮 フレデリック・フィオレ/ティム・ベルダ・
アレクシス・ベリン/アントニオ・トゥーブ
レン
撮 影 アンナ・パタラキナ
V F X イアン・バック「ネオン・デーモン」
特殊メイク トーマス・フォールドバーグ「ニンフォマニ
アック
Vol.1
」
美 術 マリン・キールバーグ
【 キャスト 】
カレン………ゾーイ・タッパー「クレアモントホテル」
(石塚さより)
ジョン………エド・スペリーアス「エラゴン/遺志を継ぐ
者」(藤井啓輔)
エミリー……アントニア・キャンベル=ヒューズ「アル
バート氏の人生」(雅 絢恵)
レオ…………ヤン・ベイヴート「インビジブル/暗殺の
旋律を弾く女」(前田 雄)
※ジャケット(ウラ面)
【 仕 様 】
型 番
ATVD-18991
製作年度
2018
年
製作国等 デンマーク スウェーデン
原 題
ZOO
発売・販売 アット エンターテインメント株式会社
価 格
----
字幕翻訳
----
吹替翻訳
----
日本公開
2019
年全国劇場公開作品
リリース
----
収 録 本編
95
分
サイズ他
16: 9 LB
ビスタサイズ
音 声 1.英語
(5.1ch)
2.日本語
(2.0ch)
字 幕 1.日本語字幕
2.日本語吹替用字幕
そ の 他 片面1層、
COLOR
、
MPEG-2
、複製不能、
DOLBY AUDIO
、
2 NTSC
日本市場向、
R15+
、レンタル専用、
DVD
映像特典
----
※ディスク
【
ジャケット 】
オモテ面:
世界が大絶賛!
離婚寸前のふたりに突如訪れた
〈世界の終わり〉
生き残るためのたったひとつの武器は
〈LOVE〉
ウラ面 :
シッチェス・カタロニア国際映画祭で
一躍話題に
!!
さらに世界中のファンタ系映画祭を席巻
!!
ゾンビ
× 夫婦愛
=
一度観たらクセになる
!!
異色のサバイバル・
ラブロマンス!
バスタブに浸かる夫婦。両サイドの壁の向こうには、ゾンビが群れている。いいジャケットだ。
何よりも、個人的に、こんなバスタブが欲しい!
(
笑
)
【 感 想 】
「世界の中心で「離婚して」と叫ぶ」
面白い邦題だけど、どうかな。ハーラン・エリスの
1969
年のSF小説『世界の中心で愛を叫んだけもの』からTVアニメシリーズ『エヴァンゲリオン』のエピソード・タイトル「世界の中心でアイを叫んだけもの」に引用され、更には難病モノの恋愛小説に『世界の中心で、愛をさけぶ』が付けられ、やがて同名の映画が生まれて大ヒット。そして、ゾンビ禍の真っ只中にマンションの自宅に閉じ籠った冷えた夫婦の日常を描いた作品にインスパイアされた邦題が付けられる。主人公が置かれた状況や物語を象徴しているが、何となくひっかかる。本作品の原題は『ZOO』。個人的には、こちらの方がしっくりしていると感じている。
――郊外のマンション。その一室に住むジョンとカレンの夫婦は、子供を亡くして以来、ギクシャクしていた。冷え切った関係を清算しようとカレンが離婚を切り出そうとした朝、向かいの住宅棟に旅客機が衝突する。あまりの惨状に言葉を失なうジョン。しかし、本当の惨劇は、まだ始まってもいなかった。
地上では住民たちがゾンビに襲われ、喰い殺されていた。ニュースで報道されていたウイルス感染が原因らしい。外出せず、窓にバツ印をつけて待機するように繰り返し報道している。
二人は、この状況を乗り切るために、近所から必要な物資を調達し始める。救助は、いつ来るか分からない。食料や衣料、家電製品、武器になるもの。そして、要所要所にハンマーや銃をセッティングして、格闘技の訓練を始めた。
……というお話し。
夫のジョンは教師らしい。妻のカレンの方は、警察関係の仕事をしていたようだ。証拠保管庫の掃除をするついでに大麻や覚醒剤などのドラッグ、拳銃を持ち帰って来ている。このドラッグと拳銃が、全編を通して物語をふくらませている。普通の家庭にはないモノを持ち込むことで、異質な空間と展開を演出することに成功している。
ジョン役を演じたのは、エドワード・スペリーアス。『エラゴン/遺志を継ぐ者
(06)
』で主人公の少年エラゴンを演じた方。立派に大人になっていた。ちょっとサイモン・ベイカーに似ている。(イギリス人だし)
妻のカレン役を演じたのは、ゾーイ・タッパー。TVシリーズ『生存者たち』や『ライアー/交錯する証言』にレギュラ出演していた女優さん。
中盤に登場する助けを求めて来た夫婦のエミリー役を演じたのは、アントニア・キャンベル=ヒューズ。B級SFアクション映画『アンドロン
(15)
』に出演していた女優さん。
その夫、レオ役を演じたのは、ヤン・ベイヴート。見た目から父親かと思っていた。
(
笑
)
怪作『ボーグマン
(13)
』の主演俳優さんである。
ちなみに、本作品には、ほとんどゾンビが出て来ない。だからなのか、終末感が感じられなかった。ひとつの家だけで物語は展開するので、もう少し閉塞感を感じさせて欲しかったが、ザンネン。夫婦が互いの愛情を確認する経緯を描いているので、仕方ないところか。
ただ、ストーリー的にはゾンビ映画の定石を踏んでいる。安全なコミュニティが崩壊して行くところが、クライマックスである。本来なら、危機的な状況から辛くも脱して安全を確保、それも長くは続かず、些細なことで崩壊するからこそカタルシスを得られる。この緊張と緩和の振幅が大きいほど快感は大きくなる。でも本作品は、ゾンビ映画ではなく夫婦関係の再構築に重点を置いた映画なので、カタルシスを得られないばかりか、感動も薄い。ちょっと中途半端な印象を受けた。だいたいこの夫婦は、最初からコミュニケーションが成り立っているので、あまり「夫婦間の危機」が感じられない。普通の夫婦より会話が出来てるじゃん。
(
笑
)
アイデアはいいけど、脚本も演出も優等生すぎるかな。映画よりも一幕モノの舞台にした方が面白かったかも知れない。きっと舞台という閉鎖空間が、終末感を醸し出してくれそうな気がする。うん、そうだ、舞台の方が適しているような気がするなぁ。
(
苦笑
)
というわけで、ゾンビ映画が苦手な方にオススメ!(ゾンビ映画が大好きな方にはオススメ出来ません)
【 デンマーク映画 】
『0306 コン・ティキ』
『0329 テンプル騎士団/失われた聖櫃〈アーク〉』
『0579 テンプル騎士団/聖杯の伝説』
『1566 レジデント』
『1613 ウィッチ・アンド・ドラゴン/秘密の見える少女』
『1790 アンダー・ザ・ウォーター』
『2556 アニアーラ』
『2674 ヴァルハラ/神々の戦い』
『2734 グラウンド・デス』
【 スウェーデン映画 】
『0937 追撃車』
『0956 クリスマスのその夜に』
『1451 センソリア/死霊の館』
『1790 アンダー・ザ・ウォーター』
『2409 デッド・ドント・ダイ』
『2556 アニアーラ』
『2690 モンスター・エージェント/ネリーの奇妙な冒険』
『2691 アリエナ/禁断の女子高生』
『2692 ゴースト・キラーズ/血塗られた少女の謎』
2928 ハウス・オブ・ザ・デッド2 2025.11.30
2927 ハウス・オブ・ザ・デッド 2025.11.29
2924 ダーク・プロトコル 2025.11.26