ヘンリーの国際関係学

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October 25, 2004
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以下は

The Independent, 18 Oct. 2004
“If this isn’t genocide, then what on earth is?”
Lord Alton

を僕なりに訳したものです(原文は こちら )。
誤訳もあるでしょうが、意図したものではありません。
また、残虐な描写も含まれていますので(特に女性の方は)ご注意下さい。

(この記事を読んでの、僕の感想は こちら


記事の写真は、家を焼かれ、唯一残った低い壁にもたれ泣き崩れる子供の写真でした。




Darfur(スーダン西部ダルフール地方)では、殺人、レイプ、放火、略奪(Looting)が続く。
この記事は(ブレア?)首相が行動を取るように熱烈な嘆願するものである。

部族の長(Tribal leader)が殺人、レイプ、放火、略奪のキャンペーンを行ない、今日までに70000人が殺され、140万人が強制移動(Displace)させられた。
3ヶ月前、国連はここの状況を「the world’s worst humanitarian crisis(世界最悪の人道危機)」と表現した。
先週2日間だけ、「私」(Lord記者のこと。以下も同様)はここに滞在したが、状況はその頃と何も変わっていなかった。

スーダン政府はJanjaweed(政府支持派のアラブ系民兵)の武装解除の約束を破ったのだ(renege)。

キャンペーンは黒人(Black Tribes)を根絶(eradicating)させ、そこにアラブ人を入植(installing)するという、たった一つの目的の為に行なわれた。
これがジェノサイド(民族抹殺)でなければ、いったいなんだと言うのだ?

「私」はブレア(首相)にFull Reportを送った。上院(House of Lord)でDarfurについて質問するつもりだ。


このレポートは、 人権団体Jubilee Campaign のWEB上にある。


私が直に聞いた(Firsthand Account)レイプ被害は10歳から80歳に及ぶ。
男は屈辱を受けて泣くか、殺されるかであった。

私は、木陰で座っていた17人の女性のグループに混じり、コーヒーを飲みながら話を聞いた。

調理用の薪と家畜用の草が必要なため、彼女たちは難民キャンプの外に出なくてはならない。
しかしその際、例外なく、彼女達はJanjaweedに襲撃され、レイプされている。

明らかに日常のリスクによってトラウマになるような話だが、
彼女たちは冷静かつ理性的に(philosophically)その体験について話す。

「If our men go out, they die. If we go out, we are raped. That’s the choice」
(男が外に出れば、殺される。私たちが外に出れば、レイプされる。それだけが選択肢なの)


アラブ人(Arabs)は剃刀と鋭いナイフを持っており、年老いた婦人をレイプする前に萎縮したVaginaを切って開ける。
Janjaweedが(暴行後に)去った後は、女性は村を捨てる(abandon)。
家畜を置いて、子供を連れて。

計測できない(Immeasurable)問題はレイプによる出産の衝撃(Impact)である。
そのことについて彼女たちは話したがらない。
血を薄めたいと願っている。


キャンプには心的外傷を受け、救いが無い(traumatized and helpless)ムードが、諦めと共にくすぶっている。
時にそれが爆発することもある。
家族を殺した男だと気付いた女性に見つかり、ある警官はリンチされた。


Britain(以下、イギリス)はDarfurで起こっているジェノサイドについて語らない。米国の指図(lead)に従っているようだ。
スーダン政府には圧力を与えないようにするつもりのようだ。

だが、イギリスは1949年Geneva Convention Against Genocide(ジェノサイド条約)に調印した135カ国(Signatories)のうちの1つだ。これは単なる感情的なもの(declamatory)ではない
阻止と保護をし(Prevent and Protect)、その後、起訴し(prosecute)、人道反する罪を犯したものを裁く(bring justice)のは調印国の義務である。


「私」はルワンダにも訪れた。
そこは100日間で800000人が死んだ国である。
「私」はDarfurに不安を感じる。
もう1つのルワンダに向かって、夢遊病状態で歩いているかのようで。

Darfurには国連軍がいない。
わずかなAU(アフリカ連合)の兵士だけが見張っているのみだ。

感動的なことに(Poignantly)、AUに最初に兵を送ったのはルワンダである。
この理由について、ルワンダ大統領は「私」に「自分たちのところで起こったものと似ているから、(派兵を)決めたのだ」と語った。


1000000人以上が政府の管理するキャンプに集められた。
キャンプをパトロールするOfficerの中には警官の服を着たJanjaweedが居る。


安全保障が最大の関心事であり、最も求められているものである。

ある首長はこう言った。
「我々は単純な(simple)人間だ。我々は自身の農場と家畜を知るだけ。それらが我々の求める全てだ。」

「スーダン政府はJanjaweedを創り、この状況を創った。
我々は国際社会(International Community)が仲裁に入ることを、絶望的な気持ちで願っているのだ」






以上。


なお、いくつかの点で
白戸圭一「記者の目:スーダン・ダルフール危機」『毎日新聞』 を参考にしました。


また、スーダンに関しては、 Jubilee Campaign の他、 スーダン・ダルフール危機情報Wiki などが参考になると思われます。





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Last updated  November 27, 2004 08:28:29 AM
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