『とんとこひ・セクスアリテ』

April 27, 2006
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  濱迄は宿の男の荷をかゝえ      野坡

   師走比丘尼の諷の寒さよ      孤屋





  はつ春や年は若狭の白比丘尼     前川






  すみたはら
  俳諧炭俵集  上巻

 浜の乗船場までは宿屋の若い衆が荷物を持って送ってくれる。

 勧進に応じる者もない師走の吹きさらしの中で 
うらぶれた比丘尼の唱える歌念仏が寒々と聞こえる
(歌念仏を唱えて勧進し熊野牛王を配って歩く歌比丘尼には
小唄で気を引き色を売る者も多かった)。



  續猿蓑
  巻之下
  春の部


 永遠にめぐり来ていつも新鮮なこの新春というもの。
年齢をいうならば若いことは若いのだが白比丘尼
(若狭の国の生まれで人魚の肉を食べて八百歳まで
長生した比丘尼は顔が白かったという)と同じく
八百歳とでも言っておこうか。


   参考「新日本古典文学大系」(岩波書店)







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Last updated  April 27, 2006 03:11:34 PM
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