いわゆるサラリーマンの専業主婦であった人が、夫の退職に伴い、新たに保険料を納付する必要が生じたにもかかわらず、保険料を納めていなかった問題で、過去2年間分だけを納入すれば、キチンと納めた人と同様に年金が支給されるとされた案が廃止になりました。
2年間だけ納めれば良い、とするのは、きちんと納めてきた人と比べるとあまりにも不公平であったので、この案が廃止されたことは、納得のいくところであります。
しかしながら、納めてこなかった人が悪意を持って、そうしてきたのかと言うと、そうでもなく「知らなかった・・・」という人が大半であると思われます。これは、社会保険庁が周知徹底しなかったことに原因があり、ひとえに納めなかった人たちだけに責任を負わせるのも酷だと思います。
なんらかの救済策があってしかるべきだと思いますが、そもそも保険料を納めなくても年金がもらえるという制度そのものに瑕疵があるのではないかと思います。

たしかに専業主婦は、収入がありませんから、夫の給料から天引きされるのは、悪いことではありません。悪いのは、その事実を専業主婦の方々がが認識されていないことです。
夫の給料から天引きされる部分のほかに、主婦自らがいくばくかの金額を自分の手で納付する義務を課しておけば、夫がサラリーマンを辞めても主婦の保険料の支払いは継続するわけですから「忘れる・・・」という事態は回避されます。
あえて言えば、日本の年金制度は、若者が老人の年金を負担するシステムですが、若者の人数のほうが減っている状況では、このシステムはいずれ破綻します。この際ですから、年金制度そのものを抜本的に改革することも考えてほしいと思います。
実現可能かどうかは分かりませんが、自分が納めた保険料を後日年金として受給するという受益者負担のようなシステムが良いのではないかと思いますが、どうでしょうか?
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