明日の日曜日から大相撲の秋場所が始まります。大相撲は、年間6場所ありますが、1月の初場所、5月の夏場所、9月の秋場所が東京の国技館で行われ、3月の春場所は大阪で、7月の名古屋場所は、その名のとおり名古屋で、そして11月の九州場所は福岡で開催されます。
なお、9月に行われる秋場所ですが、季節的には「まだ夏・・」という感じで、いわば季節の変わり目にもあたることから、お相撲さんも体調管理には気をつけないといけないですね。
さて、今場所の見どころは、大関日馬富士が先場所に続いて連続優勝して、横綱になれるかどうかが、一番の話題のようですが、新大関争いも注目です。
僕が今場所注目している力士は関脇の「鶴竜(かくりゅう)」という力士です。先々場所は小結で12勝、先場所は関脇で10勝を挙げています。大関になるための目安というのがあって、直近3場所で33勝とされています。鶴竜の場合だと、すでに22勝を挙げているので、今場所11勝で昇格ということになりますね。

この鶴竜という力士ですが、基本的には四つ相撲なのですが、押しや突きにも威力があり、技の切れ味もなかなかのものを持っており、いかにも日本人好みの相撲を取ります。でも、この人、日本人ではなくてモンゴル人なんですよ。
そんなモンゴル人が、なぜ日本人的な相撲を取るのかというと、この鶴竜はモンゴル相撲の経験が無く、モンゴルではフツーの人だったらしいのです。ですから、日本に来て、一から相撲を学んだわけで、だから日本人と同じような相撲を身につけたんでしょうね。
モンゴル相撲という素地がなくて、這い上がってきたことに共感していますし、その相撲が師匠の元関脇の逆鉾(さかほこ)に良く似ていることも好きなところです。
さて、大関昇進の話ですが、鶴竜は先々場所は、関脇ではなく、小結だったので、単純に33勝で・・・ということにはならないかもしれません。しかもこの33勝はあくまでも「目安」とのことで、実際に33勝しても大関になれなかった人もいますし・・・
なぜ「目安」にしているのかというと、たとえば仮に今大関が5人もいたとしたら、これ以上大関を増やしても・・・ということがありますね。逆に大関が一人しかいないとしたら、32勝でも大関になってもらったほうが、相撲協会としては都合が良いわけです。
まぁ、いわば興行的なことを考えて、相撲協会が操作をする余地をのこしているといったところでしょうか?
ちなみにベテラン大関の魁皇が引退し、もしかして日馬富士が横綱に上がったら、大関は杷瑠都(ばると)と琴欧洲の二人だけになりますから、大関がもう一人くらいいても良いですよね。
鶴竜には、このチャンスをぜひモノにして欲しいのですが、これで鶴竜が大関になると横綱大関が全員外国人であるという現状が変わらないばかりが、ますます外国人ばかりになってしまうのが難点です。
ただ、大関候補にはもうひとり琴奨菊という力士がいて、こちらのほうは日本人です。日本人としては、琴奨菊にも頑張ってほしいですよね。
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