タレントの猫ひろし氏は、ロンドンオリンピックでのマラソンのカンボジア代表として内定していましたが、国際陸連(IAAF)が出場資格を認めず、カンボジア陸連に通達したとのことです。抵触したのは、国籍取得の時期と理由でした。
すなわち、国籍変更後1年未満の選手は1年間続けて新しい国籍の国に居住するか、IAAFの理事会が特例として承認することが必要ということですが、猫ひろし氏の場合、国籍取得が昨年の10月であったため、オリンピックが行われる8月には2カ月届かず、また特例として、カンボジアでビジネスを行っていたということを申請したそうですが、それも却下されたそうです。

かねがね、この問題については各方面で賛否両論があり、本当に猫氏がカンボジア代表になっても良いものかどうか、難しいところであると思います。
つまり、カンボジアにマラソンランナーが一人もいなくて、他の競争相手がいないのであれば、猫氏が代表になっても良いでしょうが、カンボジアにもマラソンをする人がいて、その人の記録が猫氏とそん色ないものであるとのことであれば、国籍変更者でなく、もともとのカンボジア人が出場したほうが良いと思います。
また、カンボジア政府からのたっての希望で猫氏がカンボジア国籍を取得したというのであれば、猫氏が代表になっても良いでしょうが、どうもそうでもないらしいということです。
であれば、猫氏が単にオリンピックに出たいという自己満足のためにカンボジア人になったというのであれば、僕は出場しなくても良いのではないかと思います。
なお、猫氏はロンドンには出場できませんが、次のリオデジャネイロのオリンピックを目指すそうですから、このままカンボジア人としての人生を送るわけですね。
であれば、カンボジアと日本との懸け橋となって、経済や文化面での交流を積極的に推進して、両国の関係を深める役割をしてほしいと思います。そういう役割を地道に務めていれば、次回のリオのオリンピックの出場には、賛成する人が増えることでしょう・・・
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