イギリス初の女性首相で鉄の女とよばれたサッチャー氏が逝去されました。サッチャー氏は1979年から1990年まで首相を務めた宰相で、その実行力に優れていた人です。

サッチャー氏が首相に就任した当時のイギリスは「英国病」といわれる状態で、かつての産業革命を主導したような勢いは影を潜め、経済は沈滞していました。また、アルゼンチンとはフォークランド諸島をめぐり争ったこともありました。
サッチャー氏のイギリスは、ガス・電話・航空などの公営企業を民営化するなどの経済ビックバンなどを経て、その国力が蘇りました。ただ、製造業は衰退し、金融業が発展したという経緯をたどりました。
なお、金融業の発展に伴い、多くの失業者を生み出すことになり、貧富の差が進んでしまったという負の側面もあったようです。
さて、当時のイギリスの状況は、今の日本の状況と似ていなくもないと思います。日本の製造業は、韓国や台湾に凌駕されてしまい、急速にその影響力を失いつつあります。
また日本の少子高齢化や経済の停滞という状況というせいもあるのでしょうが、中国と韓国による我が国の領土への侵害も頻繁に生じています。
サッチャー氏はフォークランド諸島に関するアルゼンチンとの紛争では、間髪をいれず艦隊や爆撃機を派遣して、アルゼンチンを打ち破りました。中国や韓国の領土侵犯に対する日本の態度とは雲泥の差があると思います。
また、経済面に対しても、安倍首相のアベノミクスが今のところは功を奏した面があるようですが、当時のイギリスのように抜本的に経済構造を変換させるようなものではなく、今の日本の製造業に有利になるような政策を打ち出したような感じです。
日本の政治家には、サッチャー氏が活躍していた当時の中曽根康弘氏のような大物もいなくなったようですが、今の日本に求められている政治家とは、サッチャー氏のような人物なのかもしれません。
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和活喜さん