このところ休日の午後には自宅で録画した映画を観ることが多いです。ということで、今日は雨も降っていたし、外出もせずに、以前NHKのBS放送で放映されていた「嫌われ松子の一生」という映画を観て過ごしました。

さて、物語は、亡くなった松子の遺骨を抱えた松子の弟である男性が、自分の息子を訪ねてくることから始まり、その息子に叔母にあたる松子のアパートを整理するように依頼します。
それから、その甥っ子が叔母である松子の人生を確認していくという展開になります。
ちなみに嫌われ松子というくらいですから、どんなふうに嫌われていたのかと思っていましたが、実はそうではありませんでした。
松子は、子供のころから父親が難病の妹ばかりを可愛がるので、なんとか父親の気を引こうと面白い顔をして父親を笑わせます。
そういうところは、いじらしさを感じます。長じて、学校に先生になった松子ですが、自分の担当クラスの生徒がお金を盗んだという疑いをかけられ、それがもとで失職してしまいます。
失職して、家出をした松子は、売れない作家と同棲しますが、その作家は電車に飛び込んで自殺してしまいます。
そして、自殺した作家のライバル作家と愛人関係になり、幸せになれるかと思ったのですが、それもつかの間、愛人の作家の自宅を訪ねたことから、別れることとなってしまいます。
その後、松子は、ソープ嬢(映画は昭和40年代とのことで、劇中ではトルコ嬢と言っています)へと落ちていきます。
さらにソープ嬢として自分の稼いだお金をヒモになった男性に使い込まれたことが発覚して、この男性を殺害し、刑務所へと送り込まれることになります。
と、まぁ、こんな感じで人生を転落していくことになるのですが、それを甥っ子の目から通して振り返っていくような展開になっています。
結末は映画をご覧になってからということにしますが、松子という女性は、自分なりに精一杯に生きたのだと思います。
ただ、それが悪いほうに歯車が回った結果、悲しいことが多くなってしまったように思います。
主人公の松子には、中谷美紀が扮しています。その甥っ子には瑛太が、瑛太の父親で松子の弟には香川照之、病弱の妹には市川実日子が扮しています。
また、松子を巡る男たちとして、谷原章介、宮藤官九郎、劇団ひとり、武田真治、伊勢谷勇介といったイケメンたちのほか、荒川良々が演じています。
そのほかに、カンニング竹山、角野卓造、木野花、あき竹城、ゴリ、マギー、キムラ緑子、渡辺哲・・・などの多彩な役者が出演していて、それなりに面白かったです。
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