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最近、デジカメを持ち歩くようになりました。なにか面白い被写体があれば・・・と考えていますが、一日中車を走らせていて目に入るのは海と田んぼばかり。田んぼといえば、時々水が湧き出ているのを見かけますが、こちらではヘンなものが湧き出しています・・・・。田んぼの真ん中にドラム缶があって、そこから家にビニールパイプが伸びています↓ 近くで撮ったものがこちらです。もっと近くで撮りたかったんだけどヘビが怖いのでココまで↓実はこのドラム缶、天然ガスの簡易セパレーターです。詳しい仕組みはわかりませんが、地中から湧き出ているガスを含んだ水をこの装置で気体と液体に分離しているようです。二ヶ月ぐらい前に、都内の温泉施設で悲しい事故があった時に話題になりましたが、関東平野の地下には天然ガスが埋蔵されています。 特に千葉県の南部は南関東ガス田があり埋蔵量も豊富だと言われています。 基本的にはガス会社が管理して一般家庭に供給していますが、あちこちに個人で作ったこのような装置があって各家庭で利用されています。さて、前置きが長くなりましたが、今月の書籍代です。10冊 3,999円 7月の大当たり 7月の当たり
2007.07.31
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期日前投票を済ませていたので、今日は朝からマッタリ 夕方は、ちょいと足を伸ばして遠くのブック○フに買出しに行ってきました 『金閣炎上』 水上勉 『蝶の舌』 マヌエル・リバス明日は月曜です・・一週間頑張りませう
2007.07.29
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引っ越しの朝、男に振られた。やってきた蒲田の街で名前を呼ばれた。EDの議員、鬱病のヤクザ、痴漢、いとこの居候―遠い点と点とが形づくる星座のような関係。ひと夏の出会いと別れを、キング・クリムゾンに乗せて「ムダ話さ」と歌いとばすデビュー作。高崎での乗馬仲間との再会を描く「第七障害」併録。 <感想> ★★★★☆本書の表題作は絲山秋子さんのデビュー作です。芥川賞受賞作の『沖で待つ』は、働く女性が主人公でした。私が今まで読んできた絲山作品もその類が多かったわけですが、表題作の主人公はかなりのぶっ飛びキャラです。 併録されている『第七障害』が無難な作品なのでそれと読み比べるとかなりトンガっています。 好き嫌いが分かれる作品ですが、独特の面白味があります。解説によれば、絲山作品は二つの系譜に別れるとのことなので、こちらの系統も読んでみようと思います。解説といえば、文庫版の解説を書いているのは作家でも評論家でもなく、一般の書店員さん。 絲山さんが依頼したようですが、こういう人たちが純文学系の作家を支えているんだなぁ~と思いました。
2007.07.29
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夏休みがはじまって、5日が過ぎようとしています。就学されている子供さんのいらっしゃるご家庭は、お忙しいこととお察しいたします。我が家も明日から長女が合宿です。 明日は5時に起きて学校まで送り届けたあと仕事に行きます。梅雨明けはまだですが、夏休みがはじまったせいで、私が仕事で担当している営業エリアもいつもと違う様相を呈してきました。普段の昼休みやちょっと時間が空いたときは、海岸でひとやすみしています。 長い海岸線には、車を乗り入れることもできる浜辺も多いので、休憩場所には事欠きませんが、すでに浜辺には海の家が建ち、平日でもサーファー達で海岸はいっぱいです。 まして、梅雨が明けたら海水浴客が殺到して、今まで海岸で休憩をしていた営業マン達はイッキに難民化するというわけです。 街中に日陰はないし、ファミレスに行く余裕もありません。山奥はケータイが圏外で、上司にあらぬ疑いをかけられてしまいます。というワケで今日は、いつもとちがうルートを走っていたら絶好の避難場所を発見しました。 灯台の近くにある駐車場です。山の上にあるので、今日は観光客をみかけませんでした。
2007.07.25
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「命の洗濯をしてこい。わかるな、修司」。所属する暴力団の権力抗争から幹部の恨みを買った坂口修司。バンコクへと身を潜めたが、待っていたのは謎の刺客だった。度重なる襲撃をかわし、逃げたベトナムでシクロ乗りの若者と出会う。はたして修司に安住の地などあるのか。手に汗握る迫真の国際サスペンス超大作。 <感想> ★★★★★真保裕一さんの作品は『ホワイト・アウト』がものすごくよかったので、時々読んでいますが、正直言ってそれを上回る作品にめぐり合えないまま10年以上がすぎました。 あくまで個人的な意見ですが、エンターテイメント作品としての条件は充分に備えているものの、読み終えてしばらくすると、その内容を忘れてしまう類の作品が多かったような気がします。さて、本書の冒頭は組織を追われたヤクザが、海外に出されて命を狙われるという設定です。 二段組600頁という長さと、新堂冬樹作品的な展開に暗雲が立ち込めましたが、主人公が逃れた先のベトナムでシクロ(乗り合い自転車)乗りの少年たちと出会うあたりから話はイッキに面白くなっていきます。 自らの命を賭してまでも黄金の国日本に行きたいと願う少年たちと、そんな日本から逃れてきた主人公。 ベトナム戦争も終わり、社会主義政権のもと経済成長が著しいとされているベトナムの光と影を見事に浮き彫りにしています。この本を読み終えた後、偶然にもベトナム関係の映像と文章を目にしましたが、作者の取材力の確かさを再認識しました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、後半の船のシーンの描写力には、度肝を抜かれました。 とにかく巧いです!!読んだ後も、心に残るエンターテイメントを読みたいとお思いの方にオススメします。
2007.07.25
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時間ができたら旅に出る。かばんひとつで、予定も決めずに。タイの長距離バスに乗り、ベトナムではコーヒー屋に通い、モロッコで道に迷い、アイルランドのパブでひとりビールを飲む。地図を読むのは苦手だけれども、旅するほどにその土地に恋していく。直木賞作家のフォト・エッセイ。 <感想> ★★★★☆本書は角田光代さんの旅にまつわるエッセイです。20代の頃、アジアを中心に一人旅をしていた角田さんは、筋金入りのバックパッカーです。 バックパッカーのエッセイと言えば、沢木耕太郎さんの『深夜特急』が筆頭にあげられますが、女性のバックパッカー自体が珍しいせいか、女性の書いた旅行記やエッセイの数は決して多くはありません。 それだけでも読む価値はありますが、独特の恋愛観なども語られているので角田ファンなら充分に楽しめると思います。ネパールで出会った日本人男性に「やらせてください・・」と頼まれたり、スリランカのナマグサ坊主に連れ込まれそうになったりしながらも旅を続ける角田さんは本当に意味で、恋するように旅をしているのかもしれません。
2007.07.25
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ネット注文したパソコンが来ました 購入したのは↓本体74,500円で、プリンターと送料込みで80,000円でした♪VISTAは、あんまり評判よくないから割り切って60,000円台のビジネスモデルXPにしようかと思いましたが、やっぱVISTAかなぁ~と思いつつ・・・・メモリが520Mなので、増設メモリ購入を覚悟してましたが、案外サクサク動いてくれます。 と言うものの、このパソのOSはVISTAのHome Basicという廉価版です。 XPとドコが違うのかといえば・・・(汗)きっと目に見えないところが進化しているに違いありません。そうそう!!本当に大切なものは目に見えないんですよぉ~(汗・汗)というワケでVISTAをご検討の方は、Home premium以上をおススメいたします・・
2007.07.23
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ついに先週、パソコンが天に召されました。ネットで激安パソをゲットしましたが、納品は来週半ばだそうです。来週の週末には復帰できると思うので、また遊んで下さいませ♪
2007.07.21
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昼間、車の中でラジオをつけたらバラード調の『FLY ME TO THE MOON』が流れてきました。 この歌声は・・・宇多田ひかるさんに違いない!と思いさっそくチェック・・『BeautifulWorld|Kiss&Cry』というタイトルのCDに入っていました。 発売日は8月29日とまだ先ですが、ダウンロード発売していたので、さっそくダウンロードしました♪ オリジナルの『FLY ME TO THE MOON』の発売は1956年。たくさんのアーティストにカヴァされています。最も有名なのはフランク・シナトラのカヴァ。最近まで、CMに使われていたのでご存知の方も多いと思います。ついでなので、代表的なカヴァを聴いてみました。リンク先で試聴できます。宇多田ヒカル『Fly Me To The Moon (In Other Words) -2007 MIX-』阿川泰子『FLY ME TO THE MOON』Frank Sinatra『Fly Me To The Moon』Don Shelden『Fly Me to the Moon』Nat King Cole『Fly Me To The Moon (In Other Words)』Smokey Robinson『タイムレス・ラヴ』
2007.07.10
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僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。<感想> ★★★★★本書は瀬尾まいこさんのデビュー作です。以前から読みたいと思っていましたが、ついに文庫化されたので速攻ゲットした次第です。 さて、本書のテーマは人と人との繋がりです。 表題作では親子。 「7’s blood」では姉弟。 たしかに一般的な定義を満たしているとは言えない家族関係ですが、その定義にどれほどの意味があるのか? そして家族(人)の繋がりについて考えさせられる作品です。 デビュー作というと「荒削りである」などという評論家の常套句がありますが、この作品を読む限り、瀬尾まいこという作家の目指している姿勢は確立しているように思います。 技巧に走ることなく、素朴で読者の心に沁みる小説。 瀬尾さんが描く家族には共通するキーワードが隠されていることに読者は気がついていると思いますが、その原点がこの作品集に込められています。 文庫化にあたり、解説をあさのあつこさんが書いていますが、この解説がピカイチです。 ハードカバーで読んだから・・・とおっしゃる方もこの解説を読むだけで420円(税込み)を出す価値はあります。 瀬尾ファンで未読の方がいらっしゃれば、今すぐ本屋さんに行くべきです!余談ですが、折り返しに著者近影が・・・・まい子先生の生徒になりたいものです♪
2007.07.09
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日本の社会に未来はあるのか? ニート、請負労働者、ホスト、バックパッカー……。〈自分探し〉の果て、下流社会を漂流し続ける若者たち。記憶を失くした青年は、ゼロからの〈自分探し〉=新しい〈自己創造〉の旅に出る。桐野夏生が新境地に挑んだ最新長編小説。<感想> ★★★★★本書は桐野夏生さんの最新刊。ハードカバー600頁、税込み2,100円に尻込みしていましたが、イッキ読みしちまいました。 記憶喪失の主人公ギンジが、沖縄で似た境遇の若者ジェイクと出会うところからはじまります。 主人公はナニモノなのか?という謎を含みながらロードムービー風に展開していく前半は、主人公のギンジとジェイクとの掛け合いを通じて、現代の若者の気質のようなものを炙り出しています。後半は、ギンジが沖縄にたどり着くまでが明らかにされていきます。小説として読むなら、前半に圧倒的な巧さを感じますが、現代の若者がおかれた現状や、少しづつ社会から疎外されて行く過程がテーマになっている後半も読み応えがあります。 団塊、しらけ、新人類、団塊Jr・・・「今の若い奴らは・・」という常套句があります。 新人類と呼ばれたバブル世代の私は、上の世代の人たちからそんなコトをよく言われたし、まったくその通りだったりするわけですが、ここ数年社会の入り口に立たされた世代にその言葉が当てはまるようには思いません。 若者の姿はその時々の社会を色濃く反映しているものです。 『グロテスク』がベストだと感じる私にとって桐野作品の魅力は、いつ爆発するかわからない毒を内に秘めたキャラクターと、それらを容赦なく描く潔さです。 それと比較すると若干の迫力不足は否めませんが、ある世代を根こそぎ破壊つくそうとする社会に対するアンチテーゼを強く感じました。 桐野ファンはもちろん「今の若い奴らは・・」などと感じているオトナの方に、読んでもらいたい一冊です。余談ですが、タイトルを見た奥さんがひとこと・・・やっぱ気にしてるんだぁ~だから・・メタボリックじゃないつーの!!
2007.07.08
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「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。<感想> ★★★★☆2003年の乱歩賞受賞作。設定が好みなので前から気になっていた一冊です。二十年前の誘拐事件と現在を交錯させながらストーリーが展開していきます。ミステリーで最も重要なのはプロット(筋立て)です。 どちらかというとキャラクターで読む傾向の強い私は「もっと人物丁寧に描けよ!」というミステリーが多いのも事実ですが、本書は20年前の事件を調査する大新聞の窓際記者、当時事件に携わった刑事、子供が誘拐された病院の院長など魅力的なキャラクターが数多く登場します。 半分ぐらい読むとおぼろげながら結末が見えてきますが、最期にきっちり辻褄合わせる運び方はミステリーとしては秀逸です。 ただ、必ずしも一連の輪の中で結末を出すという制約に拘る必要なないような気がしました。 別の言い方をすれば、そんな制約を無視しても充分楽しめるということです。キャラの立っているミステリーが読みたいなぁ~と思っている方にオススメです。
2007.07.08
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31歳の私に、10年後の私をこっそり教えてあげたい―。離婚して仕事もお金もなかった31歳から、直木賞受賞&再婚してしまった41歳まで。絶品の恋愛小説で読者の心を搖さぶり、出口の見つからない切なさを描いてきた著者も、日々様々な思いに搖れながら「微妙なお年頃」を過ごしてきた。激動の10年間を綴ったエッセイ集。 <感想> ★★★★☆角田光代さんと山本文緒さんは、本を開く女性読者に緊張感と覚悟を強いる作品が多いように思います。 本書はそんな山本文緒さんの31才から41才までの10年間に書かれたエッセイをまとめたものです。主に、女性誌に連載されていたものと文芸誌に書かれたものですが、後者は個性の強い作品を書く人っていったい・・・という好奇心を満たしてくれるし、村上春樹と吉本ばななが好きだったフツーのOLがいかにして直木賞作家になったか?という軌跡のようなものが描かれています。 女性誌に書かれたものは、山本文緒流の箴言を爆笑しながらもフムフムと納得してしまう自分がいました。ファンの方はもちろん、女性の方に強くオススメいたします♪
2007.07.07
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「山背」とは初夏の東北地方に吹く冷たい風のことをいう。その山背が渡る大地で様々な厳しい営みを続け、誇り高く生きる男たち。マタギ、漁師、川船乗り、潜水夫…。大自然と共生し、時に対峙しながら、愛する家族のために闘う彼らの肖像を鮮やかに描き、現代人が忘れかけた「生」の豊饒さと力強さを謳う九編の物語。作家の原点が凝縮された傑作短編集。<感想> ★★★☆☆『邂逅の森』で直木賞を授賞した熊谷達也さんの短編集。昭和20年代の東北地方を舞台にして、潜水夫、漁師、川船運搬など自然と共生しながら逞しく生きる人々を描いています。 私自身、昭和20年代を知らないし東北地方の出身でもありませんが、ここに描かれた物語を懐かしいと感じながら読み進めました。 時代によって人は変化して行きます。 恐らく終戦の直後の日本人と今の日本人ではモノの考え方の乖離は私が思う以上です。 しかし、それを懐かしいと感じるのは、そこに日本人の原点のようなものが描かれているからだと思います。 登場人物達が語る言葉も魅力的です。ただ、著者にとっては分岐点になった作品のようですが『邂逅の森』を読んだあとだと、迫力に欠けます。 まぁ~それだけ『邂逅の森』がヨカッタということですが・・・・。『邂逅の森』を読もうかなぁ~と思っている方は、まずこちらから読んでみてくださいませ。
2007.07.07
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男は長年忘れていた記憶を繰り返し夢で見ていた。それは五十数年前、終戦直後の朝鮮長屋で過ごした少年時代。殺害された友人が警察の裏庭で乱暴に解剖され内臓を引きずりだされた姿だった。次第に現実と夢の境界が曖昧になった男は、殺戮と快楽が同じと思い始めていく…。表題作ほか六篇、醒めない悪夢の果てにある暗黒世界を描く傑作短篇集。<感想> ★★★☆☆20年ほど前、在日コリアンの作家といえば李恢成さんぐらいでしたが、さまざまな職業を経た後、タクシードラーバーを経て作家になった梁石日(ヤン・ソギル)さんが、出版界に果たした役割は非常に大きいのではないかと思います。 さて、本書の前半は終戦直後の大阪が舞台です。人間が持っている醜い部分をストレートに描く梁石日さんですが、この作品でも容赦なく発揮しています。 すべての方にオススメというわけではありませんが、この筆力に圧倒されることは間違いないと思います。
2007.07.07
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公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。<感想> ★★★☆☆本書は、吉田修一さんが芥川賞を授賞した表題作と『flowers』という作品が収められた短編集です。芥川賞作品の表題作は日比谷公園を舞台にした都市小説です。 アーウィン・ショーの作品を彷彿とさせる感じですが、私の読解力が不足しているせいかイマイチ良さを見つけることができませんでした。 スター・バックスも5年前までは都会の象徴だったかもしれないけど・・・・『flowers』の方は、なかなかいいキレのある作品で、私が文春関係者なら迷わずこちらを推します。
2007.07.07
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第137回芥川賞、直木賞の候補作が発表になりました。芥川賞ノミネート作品円城 塔 「オブ・ザ・ベースボール」(文學界六月号)川上未映子 「わたくし率 イン 歯ー、または世界」(早稲田文学0)柴崎友香 「主題歌」(群像六月号)諏訪哲史 「アサッテの人」(群像六月号)前田司郎 「グレート生活アドベンチャー」(新潮五月号)松井雪子 「アウラ アウラ」(文學界三月号)芥川賞ノミネート作家の略歴直木賞ノミネート作品 北村 薫 「玻璃の天」(文藝春秋)桜庭一樹 「赤朽葉家の伝説」(東京創元社)畠中 恵 「まんまこと」(文藝春秋)万城目 学 「鹿男あをによし」(幻冬舎)松井今朝子 「吉原手引草」(幻冬舎)三田 完 「俳風三麗花」(文藝春秋)森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)直木賞ノミネート作家の略歴桜庭一樹さんが、ついに直木賞候補になりました。ここ数年、ジュニア(児童)文学出身の作家が授賞する傾向が強いように思いますが、ライトノベルからの道筋が出来たことになります。森見さん、万城目さん、畠中さんの三氏は、過去一年間最も脚光を浴びた作家だと思いますが、なんといっても前回に引き続いてのノミネートである北村薫さんです。まさかということはないと思いますが・・・・選考会は7月17日17時からです。
2007.07.05
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