関西ひとりジョーズ紀行

関西ひとりジョーズ紀行

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

kimama

kimama

コメント新着

ひとり旅@ Re:本場の茶会に飛び込み参加@京都・大徳寺(05/28) 古い記事にコメントしてごめんなさいね。 …
ぎっ太@ Re:正倉院展をスムーズに見るには...@奈良国立博物館(10/29) 観覧の日割りの仕方、すごく参考になりま…
eggplapla@ さすが! 中村親方のお言葉は身にしみます。 多謝…
kaorita@ 楽しみです はじめまして! 私も明日こちらの卯庵に…
kimama @ Re:プリセツカヤのアヴェ・マリア(03/30) あの姿を見ると、 舞台に出るに至る努力…

フリーページ

2006年10月28日
XML
カテゴリ: 伝統文化
大徳寺の利休忌茶会、週末と重なるのは今年2度目です。前回は何もわからずに行ってしまったのですが、今回は少し勝手が分かるということで、お昼過ぎにゆったりと行きました。

・聚光院
まず向かったのは、聚光院。重要文化財の茶室もありますし、ここでお茶をいただくというのは、何よりの体験になると思うからです。まず驚いたのは、熨斗袋に1,000円を入れてくるお客さんが多かったこと。これがルールだったとは、初耳でした(自分が無知なだけですが... )。緊急避難的な措置として、お懐紙に筆で「御供」と記し、その下に名前を書けばよい、とのことでした。

ほどなくして、末席に入ることができました。重要文化財の茶室「閑隠席」です。本来の広さは、○○○ですが、客間とつなげてなんとか24人入りました。お茶を点てる場所の天井が、客間に比べて一段と低くなっています。

印象に残った茶道具は、烏帽子の形をした備前焼の水差し。黒ずんだ焦げ茶がうっすらと暗い茶室にぴったりでした。掛け軸も、江戸時代に描かれたとは思えない、ポップでモダンな秋の風情たっぷりの絵でした。題材はとんぼとススキ。

待ち合いに方丈の東側が使われていましたが、待っている間に狩野松栄・永徳父子の襖絵(国宝)が見られるのは、なんとも贅沢です。ピカピカに磨き上げられた床も美しいです。

・玉林院
ここの亭主はなんと95歳のおじいさん。カクシャクとしていらっしゃいました。例によって、正客の座を巡って譲り合いが始まると、自分の方を向いて「あなた、男性なんだから、どうですか?」(こういうのは逆差別ちゃうか?と思うが)と水を向けられました。「いやいや、まだまだ未熟ですし、失礼になりますので」と一度お断りしたものの、「全部こちらから説明いたしますので、ぜひ」と退路を断たれてしまいました。こうして自分の正客デビューが思わぬ形で実現しました。

内心、いい経験になるとは思いましたが、やはり大変でした。タイミングを見計らって、あいさつをして、しつらいや道具について質問して、お菓子とお茶をいただいて、立派な茶道具は真っ先にしかも手短に拝見して...目が回る忙しさでした。これを堂々とできるのは大変な知識と余裕が必要なことがわかりました。



今回は茶室を回る時間が必ずしも充分ではなかったため、合計3カ所の席しか回れませんでした。特に、普段は拝観謝絶になっている三玄院に入れなかったのが残念でした。

お茶会に出ると、掛け軸・茶碗・花器・茶杓などなど、骨董的に価値のある道具とそのコーディネートを生で見学できます。それに加えて、周りを見回しながら、茶席でのマナーも少しずつ身につくようになります。スポーツ選手が、練習だけでなく試合に出続けたほうが結果が出やすいように、お茶会に出ることは非常に良い実践の勉強になるものだと痛感しました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月05日 10時21分29秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: