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2006年10月29日
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カテゴリ: 旅
奈良国立博物館のとなり、興福寺では、正倉院展と時期をほぼ同じくして、年に一度の特別公開が行われます。今年は、北円堂・仮金堂・三重塔・国宝館をセットで(1300円)見ることができます。この日は、正倉院展→奈良国立博物館の常設展と、歴史的文物をシャワーのように見たあと、午後からさらに興福寺を見ることにしました。立派で迫力満点の仏像ばかりで、圧倒されまくりました。

1)三重塔
内側を見ることは非常にまれですが、今回は外側の廊下から中を覗き見ることができました。先日拝見した滋賀県の西明寺や、京都の浄瑠璃寺の三重塔と同じように、極彩色にいくつもの仏像が描かれていました。丁寧な描写、極彩色な色使い…こういう内装を見ていると、昔の仏教の位置づけの高さというか、昔の人たちの信仰の深さを感じます。

2)北円堂
ここの特徴は八角形の建物と、中に立つ立派な仏像たちです。中でも世親・無著菩薩立像は鎌倉時代の仏像の最高傑作と言われます。肩から背中にかけての丸まった感じの写実的な表現と、知的に引き締まった表情が本当に素晴らしい。今の日本人にこのような立派な顔立ちの人間はいるのだろうか、と考えてしまいます。四天王の体も端正に引き締まっています。この体にひかれる女性は多いのではないかと思います。女の子を連れてデートに来ると、しんどいかも。

3)仮金堂
ご本尊の釈迦如来像や、薬王菩薩・薬上菩薩といった、大柄の仏像を拝見することができました。鎌倉時代に造られたというのに、表面の金が未だにはがれ落ちず、できたての頃の金ぴかな姿を予想させるほど。この保存状態の良さはいったい何が原因なのだろうか。

4)国宝館
初めて行きましたが、あまりにも有名な仏像がこれでもかと出てきます。旧山田寺仏頭、美少年の阿修羅像などなど。いずれも歴史の教科書で見たものばかり。息をのむように緊張して拝見しました。今回はプラスαとして、板彫十二神将像がずらっと12体並んでいました。聞き慣れない名前ですが、いずれもインドから渡来した名前を当て字したような感じ。表情も多様で、豪快に「どうだ!」と言っているようなものばかりでなく、しょんぼりしたような顔のものもあったり。







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最終更新日  2006年11月05日 00時50分46秒
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