関西ひとりジョーズ紀行

関西ひとりジョーズ紀行

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

kimama

kimama

コメント新着

ひとり旅@ Re:本場の茶会に飛び込み参加@京都・大徳寺(05/28) 古い記事にコメントしてごめんなさいね。 …
ぎっ太@ Re:正倉院展をスムーズに見るには...@奈良国立博物館(10/29) 観覧の日割りの仕方、すごく参考になりま…
eggplapla@ さすが! 中村親方のお言葉は身にしみます。 多謝…
kaorita@ 楽しみです はじめまして! 私も明日こちらの卯庵に…
kimama @ Re:プリセツカヤのアヴェ・マリア(03/30) あの姿を見ると、 舞台に出るに至る努力…

フリーページ

2007年11月04日
XML
カテゴリ: 伝統文化
3年後の2010年、奈良は平城京遷都1300年を迎えます。それに向けて、平城京の中央に位置した「平城宮」を復原させようというプロジェクトが進んでいます。その目玉が、平城宮の中心となる大極殿(だいごくでん)の復原です。11月2日からの3日間、その工事現場が特別公開されました。今回が通算6回目の特別公開です。完成してからでは近づけない部分を間近で見ることができる貴重な機会ということで、行ってみることにしました。

平城宮跡は(へいじょうきゅうせき)は、奈良に向かう近鉄電車の車窓から見られます。朱雀門だけが建っている状態で、周囲はがらーんと広大な空き地のようになっています。当時の平城宮の大きさがわかるというものです。ここに、こつ然と巨大な建築現場があるのです。

平城宮跡大極殿工事現場外観

実際に行くには、大和西大寺駅からバスで5分ほどでした。大極殿は東西約44m、南北約19.5m、高さ約27mにも及ぶ、巨大な木造建築です。東大寺大仏殿よりも小さいものの、竣工当時の715年の技術やマンパワーを考えると、壮大な建築物であることが想像できます。

中に入ると、まずはパネル展示で工事の概要説明がありました。発掘調査からわかったことや、法隆寺金堂や薬師寺東塔を参考にしながら、当時の構造や意匠を、できた当時(奈良時代)の姿に忠実に復原しようとしていることがわかります。その一方で、当時の技術だけでは耐震性に問題があるので、柱の下には免震装置が取りつけられていることが写真で紹介されていました。パネルの反対側には、足場に囲まれた大極殿の姿が。

平城宮跡大極殿1

つづいて、大極殿内部に入ります。まだ骨組みだけのスケルトン状態ですが、すでに当時のきらびやかな世界をほうふつさせる雰囲気がでています。格子型の天井の内側には、ひとつひとつに蓮の絵が描かれています。このあたりの華やかさは、平等院鳳凰堂の完成当時のCGと似ているように感じました。

平城宮跡大極殿2

平城宮跡大極殿3

2階に上がり、瓦が乗せられる前の屋根を拝見します。屋根には何本も鉛筆で線が引かれていて、これからどうやって瓦を並べ、垂木をとりつけるのかが指示されているように見えました。

平城宮跡大極殿4

さらに3階に上がると、すでに瓦ののった屋根を間近で見ることができました。瓦が実に見事に並んでいます。以前、テレビで宮大工のドキュメンタリーで、このような建築の美しさを決めるのは、屋根の曲がり具合だと、棟梁が語っていました。幾何学的にも美しいです。

平城宮跡大極殿5

屋根の下には、尾垂木木口金具が取り付けられていました。錺(かざり)金具がつくと、建物にぐっときらびやかさが増します。

平城宮跡大極殿6

大極殿を下りて、別のプレハブ会場では、奈良時代の技術をつかっての、瓦の制作や、木材のかんながけが実演されたり、奈良時代の様々なのこぎりや大工道具が展示されています。見学者が、軒丸瓦の型押し体験をするコーナーもありました。1000円で体験できて、しかも焼き上げた後で自宅まで送ってくれるということで、自分も喜んで挑戦しました。これが意外と難しくて、型押しの力が強すぎて、型に粘土が残ってしまう失敗を2度も犯してしまいました。裏面に名前と制作年月日を記入しました。12月末にできるということで、楽しみです。




平城宮跡大極殿の型押し瓦完成

*型押しして、焼いていた瓦が届きました! 12月10日ごろでした。直径およそ10cm、アイスホッケーのパックのようですが、なかなか上出来です!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年12月18日 00時39分57秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: