尤も、この国で、ハウスメーカーと称されているのは、大半が住宅販売会社だろう。
近年急激に台頭しているパワービルダーというのも同じだ。
ホームビルダーという呼び方もあるが、少なからず似たような会社が多い。
そういう会社では、いわゆる営業が第一で、要は、住宅を造るのではなく、売ることに精力が注がれる。そして、大方の住まい手も、いつしか、住宅は買うものだと思い込む。結果、住まい手は消費者となった。日本の住宅だけが、世界の中で唯一、消費税の対象になっていることが、わが国の住宅業界の歪みを象徴的に表している。
自分と家族の生命を託すべき住まいを、売る、買う、という形で考えるのはやめてもらいたいものだ。
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