No Music,No Life

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Kickn

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2007.10.16
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穏和

ワシの名前はフォン、フォン マーガレットじゃ

会社の副社長をしておる、まぁ仕事は主に内容の厳しい仕事くらいかのぅ

一番でかかったのが、帝都になってから日本国との国境近くの町が日本軍に襲われることがあってのぅ、その日本軍の殲滅等じゃな。

当時の彼らは自衛隊しか無かったから銃器などしか持って居らんかった、まさに瞬殺じゃった

しかし、噂によると今の日本はそれなりに軍事力を強化していると聞く

まぁわしとしては仕事が楽しみになるから良いんじゃがのぅ・・・

ん?誰か来よるぞ

「ふあぁぁぁ、おはよう」



彼女の名前は遠坂 蘭、ライトのパートナーじゃな

「あれ、社長とかは?」

全く、寝てる時に襲われたらお終いだってのに・・・

「ライトとケンはどっか出掛けておる、団長も仲間を集めるとかで出かけておる。他は知らん」

するとムスッとした顔で

「なによ、私は社長の行き先が知りたかったのよ、他なんて興味ないわ」

ブチっ!!っとなるのを手を強く握りしめ抑えて抑えて・・・

「お前も唯でさえ太ってるのにこれ以上太ったら株式会社のお荷物じゃぞ?」

あっちもおでこにシワが寄ってきておる、むしろ血管じゃな

「はぁ?てかお前社長いない内に心筋梗塞になったってことで殺すよぉぉぉ?」

「はてはて、血圧が高いようじゃのう。それじゃ早死にするぞ?テレビでも見ながら低血圧薬でも飲んで居れ」



「ん~と、面白い番組は~?」

「THK(帝都放送協会)付けておくれ」

するとしぶしぶ付けてくれよった

≪THK≫

「え~、っと、これで47回目ですがもう一度放送します。



被害者は・・・長野第5番関所の帝都監視隊150名、全員死亡が確認されました。

防犯カメラの映像と第4、第6関所の目撃者の話によると日本国側から真っすぐ第五番関所へ突っ込んで行ったそうです、数は数十名でその内十数名が高さ5Mある門をジャンプで乗り越え本国内に入ってきたそうです。これがその映像です・・・

にわかにも信じがたい映像です、日本国にこういった組織が今迄に存在したでしょうか?

専門家の話を聞いてみたいと思います、どう・・・・ブツッ」

「・・・・・・・・これ見てどう思う?」

いきなり話を振ってきおった、専門家の話を聞きたかったのに切るしのう

「テレビを付けておくれ、専門家の話とやらを見たい」

「ふざけんなよ、聞いてんだよ」

「なら付けろぉ、舐めているのはお前じゃろうが、専門家なら少なからず軍関係者が話すはず、参考になるであろう!」

するとプンプンしながら付けてくれた

≪TFK≫
「・・・まぁ信じられないかもしれないですが、現状としては様子見です

念のために各関所には二人以上の特殊部隊を送りました

帝都が出来、我々特殊部隊が出来て、はじめての侵入です

日本国と何らかの関係が有るのかは分りませんが、今のところ交渉している最中です

変な形での日本への恨みを持つのはやめてください、混乱は混乱を呼びます

我々がすべてを解決します。」

「と、帝都特殊部隊隊長神崎 正宗さんより話を伺いました

ちなみにこれは一回目に私が聞いたものであり、使い回しです。

しかしもう少ししたら新しい情報が入りますので・・・

彼らが侵入する一部始終をご覧ください

国民の皆さんは今日は早めにご帰宅し、外を出歩かないようにお気をつけてください」

またチラッとこっち見てきた

「ねぇ、どう思う?」

「実はな、ついさっきなんじゃがライトから電話が来てのぅ、委員会以外の他の組織に襲われたと言っておった」

「無事だったの?」

「うむ、ケンの術でな」

「てかライト弱すぎ、あいつなんなの?」

・・・・・・火事場の力もちなんじゃが、今回は急すぎて力が出なかったらしい

「は、だめじゃんそれ、火事場もくそもないじゃん、死んじゃうじゃん」

御名答!

はぁ・・・とため息をつきつつも窓を開けおった、どっかに行ってしまえ

「はぁ?ちょっと、あんた今まで何してたわけ?」

ん?なんじゃぃ

「外よそと、いったい何がどうなってるわけ?にわかにも信じがたいんだけど!!!」

どれどれと外に目をやると・・・まぁそりゃ凄惨な光景が広がっておった・・・

やたらと黒い丸い物が落ちておる、頭じゃな

その近くには切り傷だらけの同体・・・

建物の一階の窓ガラスが割れるに割れておるし・・・

すごいのぅ・・・ひどいのぅ・・・

「ちょ、ちょ、ちょっとちょっと待てー!!!

なに他人事みたいに言ってんのよ、あの辺から・・うちの前の建物まで、上から下までしらみつぶしにグチャグチャじゃないっ!

どうなってるのよぉぉぉ・・・(涙」

「つまりはそういう事じゃよ」

へ?と言わんばかりに複雑な表情で上目遣いで見て来よる

「ドアを見てみぃ」

「へ?」

ぷっ、わしと考えてたことそのまま言った言ったww

「ぶち割られてる・・・?しかも外側から内側へ?」

そのとおり

「まさか、ここにも来たの?」

まさにのぉ

「いつ?」

お前が起きる・・・一時間くらい前からかのぅ

「何人やったの?起こしてくれればよかったのに」

さぁのう、お前を起こしたらわしのやり分が減るじゃろ?

「ちょっと、あんた一人占めしたわけ?」

結果的にのぅ

「ずるいじゃない、じゃぁ奴らは?」

向かいの建物を見てみろ

すると10mほど離れた建物をしみじみと見つめた

「あ、あれ?」

正に。

「相変わらずすごい力ね、頭をもって向かいの壁に叩き投げるなんて・・・頭だけ吹き飛んで首つりみたいじゃん」

フォッフォッフォッ

「・・・8人?」

いや、もう一人は下

「下?うわぁぁぁ、やだ気持ち悪い」

他より強かった、たぶん隊長クラスじゃろう、久しぶりに気合が入ったわい、入りすぎて力が入りすぎたんじゃろうて

地面にたたきつけられた衝撃でアスファルトが粉砕し、その中心に全景をとどめていない肉の塊と木っ端微塵に破れた黒い装束がちらばっていた

「いろんな意味でやばくない?ここ」

「大丈夫、わしみたいな年寄りがやれるわけないじゃろう?そしてお前みたいな若い女性がやるのも不可能。と思われるじゃろう?」

「なるほどね、まぁいいや、寝るわ」

「うむ、次何か来たら起しちゃるワイ」

「(・・・・・・相変わらず力だけは達者なのよね、あのジジイ)」

「なんか言ったか?」

「ううん、てか絶対起こせよ?ジジイ!!」

「わかったわかった」

「お休みぃ」

「お休み」





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Last updated  2007.10.16 21:48:33
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