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Wednesday, March 30, 2022 曇り 南南西の風平均風速1.4 18.6℃ 13.5℃ 午前4時起床。 午前7時半出社、午後6時退社。 午前中は内部協議、お客様が見えたり、挨拶があったり。午後一、内部協議を済ませ、講演会を聴きに行きました。東京から和食大使・医学博士の服部幸應先生が来佐。話の食育・SDGS・オーガニック等に関することでした。多岐に亘りました。中でもオキシトシンというホルモンのことが出色でした。分娩時の子宮収縮や乳腺を刺激、母乳分泌を促すことをして、母子の強い絆に寄与するという内容でした。別に、ジェームス・ヘックマンという学者が主張する「人的資本の投資収益率」を紹介。これも興味深かったです。要約すると、幼児教育、子どもの幼い頃に充実させたら、将来、意欲・忍耐・協調性の分野に秀でるとのこと。高学歴高収入の可能性が高まる、というものです。就学し、中学、高校生になって学習塾に通い始めるよりも、費用が嵩張らず、教育投資としてはずっと効果が高い、効率がよい、との理論。頷ける内容でした。今の時代、人的資本の視点から投資収益率を考え、幼児教育の必要性を説くことはよしとしましょう。それはそれとして、話を聴きながら、先年来の流行り言葉「親ガチャ」を連想しました。複雑な気持ちです。人生のスタート時点でハンディのある子どもが多いのです。生まれて、土俵に乗ることのできない子どもたちのいることは・・・。 帰宅したら小鯵がありました。妻が買ってくれたのでした。 チャチャッ。やっつけました。 それを終え、散歩しました。既にカープの試合が始まっており、ラジコで聴きながら、でした。写真はRさん宅の庭に咲く花桃です。これ、1本の木に白とピンクが混じるのです。 生目山の裾に咲く山桜です。群生というと大げさですが、いい感じの散らばり具合です。ちなみに右の白い建物は木立小学校です。私の娘・息子は、建て替える前の古い校舎に通いました。私は、彼らの通った校舎の建築されるその前、ここにあった木造校舎に通いました。 生目山、桜の多いところを望遠にしてみました。曇天かつ夕方、遅い時刻だったので、栄えはしませんが、それでも春の空気感を感じます。 夜のお勤めは最前に捌いた鯵です。妻が葱を散らしてくれました。今日のは少し柔かったですが、脂の乗って美味しかったです。カープ戦を観戦しながらでした。虎に逆転勝ち。いいぞいいぞ。これで開幕5連勝。もう優勝したも同然です。 今日の一首 曇天に負けじと映える山桜明日の雨にも我慢が欲しい 今日のラン なし今日の酒 ハイボール2 芋焼酎お湯割り正味2合 今日の音楽 なし 今日の写真は木舞板を貼り終えたお堂です。雨を凌ぐことができるようになりました。
2022年03月30日
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Monday, August 31, 2020 午前2時起床。晴れ。 昨日、冒頭にツール・ド・フランスのことを書きました。此のレース、毎日放送があります。視聴にはJsportsの契約が必要です。私は生中継でなく、自分の都合を優先するオンデマンドを選択しています。サイクルレースのカテゴリーは、1月あたり税別3ラーです。ツール・ド・フランスは3週間に亘ります。1ヶ月分の契約で十分です。レースは1日に200km前後を走ります。番組は5~6時間に及ぶことも。ということで9月の下旬まで毎日テレビに齧りつき。読書と小説家の真似事は小休止です。ということで今日も未明からレース観戦。昼寝を挟んで終日でした。 戻ります。午前6時、夜の白んでサイクリングを1時間。昨日、親方からTELあり。取り付いた山が終わって駄賃の薪を用意できたとの連絡でした。よし、見に行ってみよう。片道13kmです。丁度いい朝練になります。写真はその樫です。軽トラを横付けできる場所です。有り難い。涼しくなったら積みに来よう。 次の写真は堅田川に架かる柏江橋です。江国寺の前辺りから下流に向かってパチリ。この辺りは河口から3kmほど上流です。潮の干満があり、時としてミズクラゲを認めます。辺りは風光明媚。佐伯のうんだ新文展無鑑査、菅一郎画伯のよく描いた風景です。 家に戻って朝シャワー。気持ちがよかったです。腹が減り、朝餉はご飯のお代わりをしました。引き続いてツール・ド・フランスを観戦。と、その時でした。母からTELあり。Mさんに魚を貰った、なんとかして欲しい旨でした。小羽鰯でした。大きめを選って頭を落としました。 三枚に下ろし、酢締めを作ることに。写真は打った塩を洗った後の図。この後、タッパーに並べ、酢を掛けました。 残りの半分は手開きに。これを塩水洗いにした後、水気を切って小麦粉を塗します。冷凍しておいて、後日、蒲焼きにする予定です。 妻が南瓜を割って欲しいというので、そうしました。これ、残飯や刈り草を土に返すところに生えた蔓から出来たものです。草間彌生の描くそれに似ています。 いい感じに熟れていました。但し、甘いか否かわかりません。スープにするようです。 夕刻、陽の落ちて野菜畑に施肥と水遣り。台風の近づいて、明日以降は雨模様です。が、今夜は今夜。残暑厳しいく、乾いています。放っておくわけにもいかず。 地下足袋を脱いでシャワー。今日は最初から冷酒にしました。岡山・真庭の辻商店謹製「9」を抜栓。ガツンとくる純米酒。濃厚。いい感じでした。暫く楽しむことが出来ます。当ては酢締めの小鰯。 空芯菜と焼き茄子がお勤めのお伴でした。 こちらはオクラと揚げ茄子。 チダイのアラでこさえた味噌汁。自慢話の再掲ですが、種から育てた葱が添えられ、格別です。今日の一句小羽鰯夏の終わりに群れており今日のランサイクリング25km今日の酒冷酒1合 黒糖焼酎ロック1今日の写真はサイクリングマップです。左は私のまちに設定した3コースの案内。右は愛媛と大分、両県合作の周遊サイクリング案内です。佐多岬半島を走って見たい。おまけはトラです。豊後水道に朝獲れ、鮮度抜群の小鰯刺身に満腹の図。こよなく氏に言われたこと、肝に銘じておけよな。
2020年08月31日
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Friday, March 6, 2020 午前4時起床。晴れ。最低気温が0℃まで下がりました。日中も12℃くらいまでしか上昇せず。一方、昨日の風は収まりました。 写真は朝ご飯のおかずです。釜揚げチリメンの卵とじ。妻が愛媛に引っ越した友人に貰って冷凍していたのでした。うん、これはいい。夜のお勤めにも使えるな。 明け方から昼まで書斎に雑用。昼は豚まんを蒸しました。午後は妻の言を入れ、玄関先の花壇に熊手を入れました。彼女は私のほぐした後を草取り。それを終え、生け垣の茶下に伸びたホトケノザを毟りました。結構な手間でした。 単純、黙々の作業にはラジオが味方。NHK第一の「武内陶子午後ラジ」を聴きました。「ご当地おもしろ鉄道大百科」という特集でした。全国各地の特徴ある鉄道と列車を紹介。冒頭に釧網本線の話が出ました。それをして来夏、北海道を3泊4日の周遊プラン、豪華観光列車商品ザ・ロイヤルエクスプレス(料金1,000ラーから)が発売されるとのこと。九州には七つ星がありますが、その上手を行くようなレベルです。これが釧路湿原を走る際は亮さん、写真撮影するのかな。ということで目の前、私の手は雑草を引いていきますが、頭の中は白昼夢。数年前、彼に案内された細岡展望台からの眺めが蘇りました。 余談です。この番組、以下のHPで向こう1週間、聴くことが出来ます。暇の方はどうぞ。 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=3854_05 地下足袋を脱いだのは午後5時前。着替えて走ろうか。書いた葉書数枚を持って近所のポストへ。其処でHさんに遇いました。70近い男性です。毎日朝晩2回、70~80分のウォークを欠かしません。折角ですから一緒することにしました。道中、世間話に花が咲きました。その中から彼の仕事のことを。夏場になると声が掛かり、国や県の管理する河川堤防の草刈りに従事するそうです。彼曰く「毎朝、午前6時前に家を出る。草を刈り始めるのは午前7時から。殆どの人は30分前に集合している。朝礼があり、15分前には草刈り機のエンジンを始動。昼食時とは別、午前と午後に中休みがある。終えるのは午後2時。小休止の折りは病気を抱えてはいるものの塩を舐める。皆は草刈り機を背負いっぱなしだけれど、自分は皆が使って刃こぼれしたものを手当てする、終日というわけではない。刃は日に40枚を研ぐこともある。ああ、仕事のある折りは今日のような散歩はしないな。家に帰るとバタンキューだよ」 彼はノンアルコール。その分、元気がよいのですが、70を前にして夏場の炎天下に草刈りは大変な仕事です。そうそう出来るものではありません。写真は一緒に歩いた林道からの何時もの眺め。杉山が益々赤くなってきました。花粉の飛散が佳境です。 70分歩きました。ランと勝手が違い、腰に疲労感。足の裏にも摺れ感がありました。「あなた、葱を引いてきて頂戴。料理に使いたいし、猪の骨も炊くのでしょう?」 そうしました。ボールの泥水でそれと判りませんが、そこそこの品です。秋に父と一緒、蒔いたものです。 始末を終えて汗を流しました。今夜のお勤めはこれが当てでした。先日、Uさんに貰ったカマスの天麩羅と、今朝の釜揚げチリメンと葱を混ぜたかき揚げです。椎茸も美味しかった。 こちらは里芋の煮っ転がし。食べても食べても減りません。 勤行の済んで、さてと、猪スープを作ろうか。昨日の骨を冷蔵庫から引っ張り出しました。写真にはありませんが、肋骨も沢山ありました。 大鍋に入れて取り敢えずのアク取り。 この後、半分を寸胴鍋に移し、鍋二つに葱とニンジン、それに鷹の爪を放り込みました。沸騰した後は弱火でグツグツ。 酔いが浅かったので映画を見ながら鍋番人。日付変更線を越えました。見たのは「ザ・シューター/極大射程 (字幕版)」元アメリカ海兵隊の狙撃手が主人公のドンパチ映画です。巨悪の企みに丸め込まれ、罠に落ちるストーリー。難儀を切り抜け、最後は復讐を遂げます。ランボーを6点とするならば10点満点中5点かな。 映画ついでにお知らせを一つ。今夜(3月7日土曜日)18:30から、BSテレ東が「釣りバカ日誌19」を放送します。大分県が舞台です。佐伯市のシーンも沢山あります。暇な方、よかったらご覧下さい。 余談です。前にも書きましたが、私、ロケの時、ロケ隊を支援するチームに関係していました。急仕立てのフィルムコミッションのような組織です。某ビルの1室を借り受けて、事務所を開きました。看板がないというので、私が檜板に鉋をかけ、筆も取りました。ロケ隊がまちを去るとき、宿泊のホテルでささやかなお別れパーティーがありました。そこにその看板を持参、西田敏行、三國連太郎、竹内力、常盤貴子の各氏にサインを貰いました。 裏側には監督の朝原雄三氏を始め、助監督、撮影、美術、照明、録音、制作主任、各氏のサインも。いい記念です。今日の一句骨を煮る夜の帳に霜の降り今日のランなし今日の酒冷酒1合 麦焼酎お湯割り3今日の写真は花桃(未確認)です。青空に強烈の赤も悪くありません。
2020年03月06日
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平成31年1月20日(日) 午前4時起床。終日曇り。 午前7時半、朝の弱い妻を起こし、朝食を食べずに家を出ました。おっと、そのまえに、です。今日は木立小学校の生徒が空き瓶回収の日です。忘れてはなりません。 米水津・間越(よのうづ・はざこ)向けになりました。峠を越えて浦代集落へ。海岸に突き当たって左折。海沿いを走って再びトンネル。鶴見半島を横断しました。今度は佐伯湾沿いの道を右折。半島の先端方向に向かいました。猿戸という漁村で再び半島を南側へ横断。ひょっとん峠を越えました。写真はそのピークから見た豊後水道から日向灘です。水平線はが心なしか丸みを帯びているように感じました。 今日の目的は間越の「こだんせ市」。月1回開催、定置網で採れた魚を格安販売の朝市です。活魚は素人競りにかけられます。おっ、泳いでいるぞ。 8時30分、セリが始まりました。この天然物、8kgの活魚、鰤です。槍の最高値は11ラーでした。 おっ、神経締めだ。鼻孔の少し上から針金を脊椎骨の中に挿入。神経を破壊します。死後硬直と解硬のスピードが遅くなります。 この技、覚えたいです。 鮮魚の販売は午前9時から。朝獲れ、鮮度抜群の魚が並んでいます。でも今日は荷が少なめ。目当てのものを買おうとお客は我先に。爪を研いだ善男善女がめいめい欲しいスチロールの箱を指さしました。相場はマサバの太ったのが4~5尾入って1,000円から1,500円。鰺は中が8尾で同価格並。メジナ(左下)は3尾が同左。アオリイカの大は3杯入って3,000円。カマスはありませんでした。雑魚は200円から500円。それが買い得です。 こちらは鰤。勿論天然物。3kgほどの大きさですが、全て1本2ラー(1,200円)。 私が買ったのはこれ。ゴマサバの大を4本。鮮度パンパン。これで締め鯖をこさえます。合計1,000円 目についたので、これもついでに。500円。 いい魚をゲットしました。しかし、本当の目的は別。妻が特別のプレゼントを受け取ることが出来るということになっていました。以下にその経緯を。 昨年10月、妻を伴ってここを訪ねました。その折り、一人の男性が彼女に声をかけてきました。曰く「あなたは私が死別した妻に似ている。余りに瓜二つなので、つい声をかけてしまいました。これを差し上げましょう。10のスタンプが一杯になっています。次回、これをこだんせ市に提示すれば、プレゼントがありますよ。いえ、私は市外からやってくる冷やかしの男です。魚を貰っても独り身の私です。持て余しますから。それではご機嫌よう。お元気で」 そのスタンプカードがこれです。妻の受け取ったそれはすでに関係者へ渡しました。こちらは私が今日受け取って1回目のスタンプを押して貰ったものです。書いてあるとおり、一杯になると粗品を貰えるのです。 ということで妻の受け取ったそれがこれ。何と4キロ物の天然鰤でした。 次の写真は帰りの道中です。米水津・小浦の峠道にポンカンの無人販売がありました。車を降りると、ナントと袋が1/3ラー。安い。3袋買いました。硬貨は右上の箱に投入。 添えてあった能書きです。帰宅して味見をしました。書いてあるとおりでした。 午前11時前にブランチ。朝市で購入、漁師の奥さん手作りの鰺寿司や鯖寿司を頬張りました。写真のないのが残念です。一息ついたところで魚に取り付きました。ゴマサバは三枚に下ろし手順通り。砂糖をまぶし冷蔵庫へ1時間、ついで砂糖を洗い塩を塗してさらに1時間。それを終えて塩を流し、酢に浸しました。写真は三枚に下ろすの図。どうですか、この透き通った身。 砂糖を洗い流しての図です。皮のこの色合い。痺れます。 パンに並べて酢を打ちました。砂糖・塩・酢。先に書いたよう、作業工程に1時間のインターバルがあります。その間に他の2尾を始末。イトヨリも三枚に下ろしました。ラップに巻いて冷蔵庫へ。明日以降、妻がムニエルにしてくれます。 さても、その色合いです。赤と黄色のコントラストがいい感じなんです。写真は顔です。アイシャドウも口紅もイエローです。 背びれもこの通り。 尾びれにいたってはリボンを引いている。この魚、標準和名はイトヨリダイです。 さてと、走るか。長靴をランシューズに履き替えました(魚の処理は勝手口の外にある流しを使います。足下に水がかかります。それを避けるために長靴なんです。ちなみに寿司屋の板さんも長靴の方が多い)。一っ走りの後はポチの散歩。途中にウ○コをします。その折り、赤いペニスを剥き出し。あられもない格好です。勿論写真はありません。いい汗をかきました。本を持って長風呂のあと、プシュッ。くわわゎぁ~、もちぇん。 今日のブログに使う写真を整理していたら、妻がこれを出してくれました。金平牛蒡。これ、いい感じです。できたては風味がよろしい。 おっ、鰤刺です。脂はそれほどでもありませんが鮮度抜群。父母や隣のおばちゃんに裾分をしました。 ちょっと締め鯖を味見してみようか。半身を引っ張り出してチャチャッ。酢を見せただけがいい感じでした。毎日半身を食べても1週間分あります。酒がすすみます。バタンキュー。今日の類語「瓜二つ」 似る、似通う、似寄り、類する、類似、近似、酷似、相似、生き写し、そっくり、見紛う、合わせ鏡 世の中には生き写しの人が3人はいるらしいです。nkucchanとジャン・レノがそうです(諄くてすみません)。今日の一句朝市に鯖を買いたる左党かな今日のラン8km今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー1缶 白波1合 のどごし生1缶今日の写真は拙宅庭の石蕗です。秋深しの黄色が年を越えたらこの態に。どうのこうのということではありませんが、季節の移り変わり、冬の終わりです。
2019年01月20日
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平成29年11月20日(月) 午前4時起床。未明の外気温は8℃でしたが寒かったです。曇のち晴れ。写真は朝ご飯です。デザートではありません。これとヨーグルトのみ。昼前に腹が減りますが、そこを我慢。このところ膨らんだ腹回りを元に戻そうという気の長い作戦です。途中で折れる予定です。 午前はデスクワーク。調べ物にインターネットが重宝。昼は毎度のサンドイッチと野菜ジュース。午後は新年度の予算ヒア。半分が終わりました。写真は午後5時を過ぎて出た勝手口からの空です。コントレールがいい感じでした。それにしても日の暮れるのがはやくなりました。 まっすぐ帰宅。着替えて歩きました。運動靴を履いた時、既に星が瞬き始めていました。西の空に鎌月が懸かっていました。飛行機の点滅が東に西に。ラジオで嘉風の負けを知りました。もう少しだったようです。惜しかったな。また黒星先行。関脇での勝ち越しは難儀です。戻って風呂へ。湯船につかり、NHKラジオの解説は元ロシア特派員を長年の人。ロシア文学と日本の関係を、サンクトペテルブルグで開催されたシンポで喋ったと話しました。いいな、露文。明治以降の日本文学に英米仏とは異なった特異の影響をもたらしています。私はあまり読んでいませんが、日本の作家が大いに影響を受けたことは言を俟ちません。但し、それは革命前夜までのものに限ります。ドストエフスキーは未読。トルストイツルとゲーネフは若い時分に齧りました。それとは別に、映画も多い。アンナ・カレーニナは異なる監督で3本を見ました。その中の一つ、ソフィー・マルソーが主演はとても美しかったな。ロシア文学、私の一押しはゴンチャロフのオブローモフです。手に取ってみませんか。 そんなことを思っていると「あなた、冷蔵庫の中を始末の計画を始めたの。今夜は猪よ。切ってちょうだい」冷凍の塊でした。 半解凍になったものをスライス。適当でした。 圧力鍋で煮るそうですが、それは明日の楽しみ。少しを塩胡椒で焼いてくれました。おっ、獣の味がしました。これは焼酎で流すに限ります。白霧をいってみました。 副菜はこれ。青みも大根も自家製。カボスとマヨネーズに黒胡椒が隠し味。偏ったバランスを整えるにナイスの逸品。酒やけの赤ら顔が治るといいな。今日の一句星空が冷気を降らせ虫眠る今日のランなし ウォーク4km今日の酒日本酒1合 焼酎5勺今日の写真は教科書から消える歴史用語です。どうなんですかね。豊富な語彙は思考を助けるといいます。歴史用語も然りだと思うんですが。
2017年11月20日
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平成29年11月9日(木) 午前4時半起床。晴れ時々曇り。 出勤の道中は霧の中でした。木立川の堤防を市道が走っています。そこが通勤の道です。 後ろを振り返りました。乳白色にイチゴハウスが沈んでいました。ぼんやりした風景です。車を停めました。ぼんやり、見入りました。朝からいきなりですが、物事も、人間の心の内も外も、本来、こういった境目のないものなのかもしれません。「思わず知らず」といいましょうか「理由(わけ)の判らないうち」、「知らず識らず」に諸事万端、決まりのつかないようでついていくのが人間の生なのかもしれません。 国道388号に出ました。此処まで来ると、行き交う車を見るようになります。空が青い。霧が晴れて今日の好天を約束の図。 午前中は判子押し。午後はミーティング。その後は関係法令の拾い読み。これは面白くない仕事です。もともと落ち着きのない杣夫です。興味のない活字追いはうわの空。 会社の引けてまっすぐ帰宅。いつものスーパーへは寄りませんでした。塩焼きを待っている魚がありました。今日はそれを当てに、という算段でした。「只今」というと「お帰りなさい」。その妻が居間に何枚も模造紙を拡げていました。コーラスに使う歌詞を認めていました。カメラを向けたら嫌がります。「私をブログのネタにしないで頂戴」。この小言、毎度です。 着替えました。今夜と明日朝に燃やす薪を居間へ運び込みました。ランに出発。星の瞬きがポツンポツン、見え始めました。次第に増えていきました。頭上の飛行機、点滅のランプに気付き、足を緩めました。佐伯の上空は航路になっています。北東向けは北側、南側に南西向け、のようです。昼は白い機体、夜も見上げて点滅を探します。旅情を感じるのです。 その夜道、聴いた音楽はニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲、亡き王女のためのパバーヌ、運命第1楽章、田園第1楽章。Amazonmusicのオムニバスでした。選曲は貴方任せ。星空の下、聴きながら考えました。私、来年60になります。あと10年経つと70です。20年経つと80です。その頃、まだ生きているかどうか、健康でいられるか否か。人生の黄昏をどう過ごすかな、ふと思い出しました。進むこの農道、33年前の夏にも妻とこの道を歩いたな。結婚が決まり、彼女が浴衣を着、木立の盆踊りを見にやってきて、自宅から公民館のグランドまでニ人夜道でした。若かったな。キミマロではありませんが「あれから30年」。白頭掻更短です。2人とも歳を取りました。しかし馬齢です。孔子の言うところを重ねること能わず。亡き王女を聴いて、1人しんみりでした。 閑話休題、青空文庫に吉川英治の新着がありました。「松のや露八」。今朝、やっつけたのを思い返しました。ストーリーはそれとして、江戸末期、お大尽が猪牙船遊びをするシーンがあります。積んだ酒が舌に合わず、剣菱のある船宿に寄せて甘露甘露を喜ぶ場面、掛け合いの妙が心地よく、池波とは違う吉川のペン。思わず膝を打ちたくなりました。ということで私もひっかけることに。 風呂を浴びて酒保を覗きました。残念。パック酒しかありません。まあいいや。里芋を当てにチビリが似合いの杣夫です。 おっ、尾頭付きがでてきました。2枚卸は骨を嫌う妻のため。 ガマカリの半身もついでに。この魚、カマガリともいいます。地方名です。標準和名はクログチ。その名のとおり口の中が黒いんです。写真は焼く前。 次いで竣工写真。 淡泊です。燗酒に合いました。 バタンキュー。今日の一句ぼんやりを眺めて彼此や秋の霧今日のラン2km 歩行 3km今日の酒日本酒3合 焼酎5勺今日の写真は夕食を終えて猶の妻、ピーマンとチリメンの炒め物をこさえていました。この色合い、いい感じです。
2017年11月09日
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平成29年8月28日(月) 午前5時起床。晴れ。蒸し暑い一日でした。 現実に引き戻されました。リーマン仕事を終日。昼休み、サンドイッチをほおばりながらヨーグルトを飲みました。おとといのこの時間は久留米の大砲ラーメンだったな。未練がましい気持ちが湧きました。亮さんは今頃長崎だな。どうしているかな。 仕事を終えてまっすぐ帰宅。「あなた、隣のおばちゃんに魚をいただいたわ。お願いね」 キチヌ(キビレ)です。よっしゃ、ということで出刃を持ちました。「ソテーにするわよ、わかって?」注文が多いです。そうしました。 一部は皮を剥ぎ、刺身に。 分け前を待つトラです。 彼にと妻が中骨の身を削ってやりました。向こうが透けて見えるようになりました。 はいどうぞ。美味そうだな。これに漬けタレをかけたら、いい肴になる。トラ、お前、贅沢だな。 着替えてラン。夕焼けが濃かったです。調子が出ないので、途中で止めにしました。シャワーを浴びました。今日は酒を抜こうと思いました。しかし、つい手が伸びてしまいました。写真は昨日、博多のやまやに求めた樽酒です。キンキンに冷やしてありました。甘露甘露。 おっ、ソテーがでてきました。妻がワインを出してくれました。夫婦二人と猫1匹、魚1枚で十分の夜でした。バタンキュー。今日の一句空の燃え貴男見てよと妻が言い今日のラン2km今日の酒樽酒1合 ワイン300ml 焼酎5勺今日の写真は梨です。頂き物です。熊本産。瑞々しい。ありがとうございました。 オマケです。上等の白身を食べて満足の図です。なんだか大きいナメクジのようです。
2017年08月28日
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平成29年7月19日(水) 午前4時起床。曇時々晴れ。日本列島の大部分が梅雨明けとのニュース。しかし、東北と九州北部はまだのようです。前にも書きましたが、大分・佐伯は宮崎との県境。梅雨が明けたような、空けていないような妙な一日でした。 リーマン仕事を終えて帰宅。「あなた、トン様(Kさん)にカマスを戴いたわよ。よろしくね」 走っている場合ではありません。下ごしらえは私の役目です。早速包丁を持ちました。禁玉さんはビール片手に焼き鳥を焼きますが、私は冷酒をコップに注いで魚をおろします。 揚げ物は妻の出番。ホゴ(カサゴのこと)は唐揚げに。 いい匂いですが、猫舌なので。 小カマスと幾匹か混じった小物のムツのは天麩羅に。 中カマスは酢で締めました。こちらは明日の当てにします。ヘッヘッヘ。うまそうでしょう。楽しみだな。 折角の油だからと茄子の素揚げ。 食卓にはこれもありました。魚がなかったら、これがメインになるところでした。 油物には、です。泡を抜栓。流しました。 忽ちいい気色。嘉風は後1番で勝ち越しだし、カープも大勝利。いうこと無しの夜でした。トン様、魚を有り難うございました。バタンキュー。今日の一句夏梭子魚一夜の明けて廻し締め今日のランなし今日の酒冷酒2合 ブリュット1/2瓶今日の写真はトラです。カマスの腹骨に満腹の図。幸せな奴です。
2017年07月19日
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平成29年1月5日(木) 午前4時起床。曇り。 未明に本を読んでいると、南の空からゴーッという音が聞こえてきます。拙宅は木造のあばら家です。外の音がよく入ってきます。その音はジェット機でした。何処から何処への便なのか、誰が乗っているのか、どんな人生を抱えているのか。いつものことですがあれこれを想像して想い遙かです。 そのことをして、フライトレーダーというサイトがあります。世界中、今現在、何処をどの航空会社の便が飛んでいるか、一目瞭然、確かめることができます。地図上を機影が刻々、動いていく様を目の当たりにできます。今朝、未明の音を確かめてみました。豊後水道を行くそれにカーソルを合わせました。ヒューストンから台北行きのエバー航空51便でした。フライトレーダーは航跡を辿ることもできます。そうしました。メキシコ湾に近いまちを発ってロッキー山脈を北上、バンクーバー付近で北太平洋に出てベーリング海へ、カムチャツカ半島沖を飛んでアリューシャン列島を跨ぎ、千島列島に沿って南下、亮さんの住むまち釧路の沖を南西に、後は東北地方を縦断、日本海側を列島沿いに南下して今大分・佐伯の空を飛んでいる。遥か遥かとばかり書きますが、うーん、遥かです。轟音がロマンチックな音に聞こえます。外に出て振り仰ぎました。その点滅が見えました。おいトラ、お前にも聞こえるだろう、テキサスの風音が。トラ「そげなもなー聞こえん」 閑話休題、今年は週の半ばが仕事始めでした。昨日は色々あったので、役員会は今日になりました。それが終わり終日デスクワーク。 昨日、今日と、部下たちは新年の挨拶回りに精を出しているようでした。といっても夜の話です。いくら飲んでも飲みたりない輩たちではあります(私も同じようなもんですが)。 私は真っ直ぐ帰宅。暗い中をラン6km。走り始めは寒かったですが、5分経って汗ばみました。年末年始の休暇中も毎日走りました。体調がよいです。汗を流した後は私も夜のお勤めです。暖簾でするか家出するかの違いだけです。今夜はこれにしました。佐伯飛翔。地酒です。ぶんご銘醸謹製。焼酎藏でしたが、数年前に日本酒も造り始めました。1年目は首を傾げざるをえませんでしたが、随分とよくなってきました。 当てにこれが出てきました。メジナのソテーでした。オリーブオイルの香り、ニンニクが効いていい感じでした。妻は赤を合わせたようでした。 おっ、カツレツだ。中身はソテーと同じ。これもいい感じでした。いつもながらの手料理、感謝感謝です。 料理が美味いので4合瓶は忽ちでした。焼酎に手を出し自爆。バタンキュー。今日の一句楪のあればよしやのカツレツか同僚が御用始めに微醺さす今日の写真は昨年、2016年の主な文学賞受賞作品一覧です。殆ど読んでいません。下世話な話ですが、ブックオフに100円で並び始めたら購入します。
2017年01月05日
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