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2004年07月24日
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この第3作『アズカバンの囚人』は、以下の4つのポイントが気になった。

●その1
前2作以上に原作を端折って製作されている。

事前に原作を読んでいれば、まるでダイジェスト版を見せられているように感じるだろうし、原作を読んでいなければ、恐らくその展開の速さと場面の切り替わり、時間の推移の分かり難さに辟易することだろう。

●その2
いくら監督が変わったとはいえ、あまりのイメージの変化に驚いた。

確かにこの第3作目はダークな内容だけど、明るく楽しい部分もある。
例えば後にハリーがこっそりと出かけるホグズミートは、魔法学校の生徒たちが行くのを楽しみにしている魔法の町だが、その部分はまったく描かれていない。ただの冬の田舎町である。少なくとも、ダイアゴン横丁の方がよほど楽しそうだ。

●その3


リチャード・ハリス死去のため、代役として登場したマイケル・ガンボン。彼が演じるダンブルドア校長は、目が笑っていない。
ハリスの時には存在した温かい正のオーラがその瞳には感じられず、むしろ厳しい印象を持った。
『ちびまるこちゃん』のおじいちゃんの声が変わったときと同じ印象だった。…わかんねえか。

また、せっかく満を持して登場したゲイリー・オールドマンも、指名手配のポスターが最もインパクトがあり、実際の登場時、ハリーとの絡みではまったくと言って良いほど存在感を発揮しない。やはり彼にあの役は無理だったか…!

●その4
エンドロールが異常に長い。長すぎる。
その後何かあるのではないかと席を立たないでいたのだが、結局なんにもない。



という訳で、この第3作はCMで語られるような“最高傑作”では決してないと僕は思う。
というか、だいたい『ハリーポッター』の最高傑作は未だお目にかかっていない。
今後登場することを期待しよう。

しかしシリーズものって難しい。


昔は『インディ・ジョーンズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
最近だと『ロード・オブ・ザ・リング』くらいなんじゃないだろうか…。
その他はどれも、「1作目はいいけど3作目がさあ…」というようなものばかりである。

あ、『スターウォーズ』は旧三部作のみ該当するか。





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最終更新日  2004年07月26日 00時38分51秒
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